フン・フ・フ・フン

曇り時々雨。

今朝は台風のような風が吹いていた。気温は高めだったが、午後にかけて急激に気温が下がってきた。

畑のジューンベリーの花も満開。毎年必ず桜と入れ替わるように開花する。

ジューンベリー
花も綺麗だし、実も美味しいし、この後の葉の雰囲気も良い、果樹の優等生かな

毎年きっちりと実もつけてくれるが、ここ数年は野鳥と実を取りあっている感じだ。もちろんこちらには勝ち目はない・・・。実をつけ始めて2年ぐらいはまったく被害がなかったのに、鳥も学習するのだろうか。本当に不思議だ。

さて、仕事が一段落してから少しウクレレの練習。先日購入した楽譜からドビュッシーの「亜麻色の髪の乙女」を試してみる(似合わねーよって??ほっとけ!)。

亜麻色の髪の乙女

もとの曲は普段からよく聞いているし、そもそも知らない曲だと弾いても合っているかどうかさえわからないので、知っている曲というのはこの段階ではとても大事だ。

ヨロヨロ(という表現がぴったりだ)と一歩ずつ爪弾いていく。でも、先月のレッスンの「花は咲く」でかなりしごかれたせいか、そんなに難しく感じない。難しくないと思えることと、弾けるのとはまた別なのだが、それでもすぐに投げ出すような気にならないのは、上達の成果か?(なんてね)

ただ、出だしのGがなかなかおさえにくい。ま、そのうち慣れるだろう。

すっと押さえられたらいいのだが・・・

何度か練習しているとヨメさんが「それなんの曲かいね~、フン・フ・フ・フン」と鼻歌。おお、わかってくれたか!!と非常に嬉しくなる。こんな些細なことだが、少しうまくなった気がするので大事だなぁ。

ウクレレとパワーショベル

少し冬に戻ったような1日だった。朝、あまりに寒くて一度戻ってタイツを作業パンツの下に履き直したぐらいだ。

暖かさに体が慣れていたのか、それだけでは足りず、ホッカイロまで腰に貼る始末。年齢を感じる。

さて、昨日のブログ内で紹介したウクレレの楽譜、こちらを手に入れたので、断捨離ルールで二つ手放す本を探した。

これほど大判の本はあまり持っていないので、とりあえず、テーマが近いところで「ウクレレ・ヒット・コレクション」。

なぜか本棚を見たら同じものが2冊あったので1冊を手放す。出版は1995年。当時半年ほどウクレレに熱を上げた時に購入したものだろう。手当たり次第買っていたに違いない。ちなみにほとんど弾いた覚えがない。「使用感なし」である。

さらに、本棚でその隣になぜかあった「小型車両系建設機械」の教育テキスト。わかりやすく言えば、パワーショベルの教本である。ずいぶん前・20代かな・・・に岡山のコマツまで行って免許を取った時のテキストがまだ残っていたとは。「手放す」というよりは「処分する、捨てる」が正しいだろうが、まあよしとする。

ウクレレ・ヒット・コレクションは紹介曲がこんな感じ。

ウクレレ・ヒット・コレクション
曲も妙に年代を感じる

ウクレレ・ヒット・コレクション

例によって欲しい人がもしあればお伝えください。お譲りします。

使用感あり

午前中から曇っていたが、午後から気温が下がり、3時前ぐらいから雨が降り出した。本当に久しぶりの雨。夏ではないからそれほど気にはならなかったが、畑をしている方などにとっては待ち望んだ雨だったかもしれない。

今日も一日中店に張り付いて溜まりに溜まった諸々の雑務を片付ける。こういう日はやはり必要だ。定期的に作れればいいのだが。

仕事が一段落してから、少し前に手に入れたウクレレの楽譜本(というのかな?)を開く。

ウクレレ・ソロ・クラシック名曲選

2007年の出版。現在はもう絶盤のようで、Amazonでも中古がずいぶん高値で出品されている。初めて見たとき、7千円台で、とても手が出なかったが、たまたま先日見たときにちょっと手頃な値段になっていたのでつい手を出してしまった。それでも定価の3倍近かった。本日現在も一番安いもので5千円ほどだ。といっても40曲以上入っているし、その気になれば死ぬまでかかっても?弾き終わることはできないかもしれないと考えると決して高いとは言えない(と、自分で自分を納得させる)。

もちろん、安いぶんには理由があって「使用感あり」である。抱いて寝るわけではないし、枕にするわけでもないから別に構わないけど。

開きグセ

前の所有者さんはずいぶん練習したようだ。よく開いた形跡のあるページはベートーベンの「月光」、ショパンの「別れの曲」、「パッヘルベルのカノン」だったようだ。

特に「月光」のページはずいぶん手垢?が付いているし特に開きグセが強い。ずいぶん練習されたのだろう。実際にどれぐらい弾けるようになったのだろうか。まあ、いずれにしてもどの曲も僕はすぐに弾く気にはなれないと思う。きっと彼(彼女?)とは、曲の趣味は合わないだろう。

手垢
練習の跡??

それよりも、ここまで練習していた前の所有者がどうして手放すことになったのかのほうが気になってしまう・・・。

さて、手に入れたら安心してしまうのが僕の悪い癖。すぐに弾き始めればいいのに、まだ、「どれから弾こうかな・・・」とニヤニヤしてページを開いたり閉じたりしている。少なくとも弾かずに手放すことだけは避けたいものだ。前の所有者に負けないぐらいの使用感をつけれるかな?

チェーンリーディング-リヤカーマン アンデスを越える (日本経済新聞出版社)永瀬 忠志著

引き続き晴れ。昨日よりも空が青い。気温もかなり上がった感じだ。

今日は嫁サンが子供の入学式のため遠くへ出かけているので一日中店番。こんな時にこそデスクワークを・・・といろいろ気になることを片付けることができた。

さて、先日市立図書館へ行った時のこと。書庫の本をお願いしている間、カウンターの横にある郷土資料の棚をぶらぶらとみていた。

風土記だとか、歴史や神話、地理的な本の間に、「リヤカーマン・・・」というタイトルの、明らかに周囲とは違う雰囲気を醸しだしている本があったので手に取ってみた。

どうやら出雲出身の方の著書のようだ。アフリカの砂漠をリヤカーを引いて横断・縦断した方のようである。地元のご出身なのに失礼ながら存じ上げなかった。

リヤカーマン

それでも、この手の本は好きな方なので借りる本の一冊に加え、しばらくの間枕元で読む本となった。

読みやすく難しい話ではないので、寝る前に読むには最適で、数日で読了してしまった。それにしても重たいリヤカーを引いて歩いて、海抜ゼロメートルから、4500メートルまで登るというのは驚きだ。昨日の僕など、450メートルから700メートルほど登っただけなのに、ヘロヘロになってしまった・・・。

いつかアフリカ編も読んでみたい。

それにしても表紙のイラストと、著者近影、各ページの小さなイラストの顔、文章の中の写真の顔がいずれも全然違って同一人物とはなかなか思えなかった。