春分の日と薪の山

春分の日の今日、冬のような冷たい雨が降り続いた

これではとてもお墓まいりなど出かける気分にはなりにくいだろう。先日とりあえずお花を供えに行っておいてよかった。

さて、春分の日と聞くと、やはりこれから本格的な春、初夏、夏に向かって動いているという気持ちが強くなってくる。

そんな時期なのに、心にずっしりとのし掛かってきているのが、薪の山だ。

今年の冬、幸いにもビニールハウスのすぐ上で伐採された木を譲っててもらえることになり、大喜びした。

とりあえずは使えそうな太さのものを現地で玉切りし、子供やスタッフを動員して運んだり、少しづつ薪割りをしたりしていたが、今日現在これほどまだ残っている。

薪の山
これと同量ぐらいはすでに割って積み終わったのだが・・・

春になるとこの場所に車を入れることも多いので、少なくともそれまでには場所を空けたいのだ。

さて、そんなタイミングで昨日、庭師のM氏から木を伐採したので薪としていらないかという申し出をいただいた。普段なら大喜びで受けるところだ。しかしこの状態ではちと不可能に近く、泣く泣くお断りすることに。

薪割り自体は嫌いではないが(どちらかといえば大好きかも!)、あまり気温が上がってくると嫌だし。天気が良くて時間が空く日が早くやってきてほしい。

お彼岸のジムノペディ

お彼岸だというのに寒い1日。朝から冷たい雨と風で、冬に逆戻りしたかのような日だった。

さて忙しい1日の仕事が終わって、少し時間と気持ちに余裕があるときはウクレレの練習時間となる。

今日は9月の終わり頃から始めているエリック・サティのジムノペディ。ゆっくりしたテンポの美しい曲だ。

ジムノペディ楽譜

CDなどで聞いているときはもちろん、自分で弾いていても気持ちが穏やかになってくる。昔から好きで聴いていたのだが、まさか自分で弾くようになろうとは思いもしなかった。いまのところ、弾きたくて有料で楽譜をダウンロードした唯一の曲だったりする。

ダウンロードもとはこちら

同人音楽の森

このサイト、様々な楽譜をダウンロードできるが、演奏する楽器で検索することもできる。ちなみにウクレレだと1000曲以上あるようだ。ついつい見ていると時間が経つので危険である。

さて、肝心のジムノペディ。まだまだ、つまったり、間違えるところが多くてとても最後までは引き通せないのだが、いつかは持ち曲にしたいと思っている。

いまのところでは、飽きて投げ出す感じはなさそうだ。あと1年ぐらい練習すればずいぶん違ってくるのだろうか。

大根おろし器

さすがに「物欲ナシ男性が「これは買って良かった…」と納得した買い物」とまでいわれると気になるものだ。

大根おろしは好きだが、家に二つある大根おろし器はいずれも使っていてあまり楽しくない。ひとつは陶器製でずっしりとしているが、刃(ギザギザ)の部分も陶器なので大根おろしとしての性能はイマイチ。たくさんおろそうとすると思いも寄らないほど時間がかかってうんざりする。先日の、「豚バラカリカリ大根おろしかけ丼」を作る時も大変だった。

もう一つはよくある安物のプラスチックの薄いもの。ちょっとだけおろすには良いかもしれないが、大量に作る気にはとてもとても。

もちろん、一番活躍するサンマの時期にも大根おろしが気楽に作れないのは残念だし、普段の料理でもなにか大根をおろす作業がネックになっていた。

大根おろし器
キャッチフレーズに嘘偽りなし!

そこでこんな記事を見ると、動かされても仕方がないのではないだろうか。

ということであまり迷わず購入。

「貝印」といえば刃物、という印象である。ところがプラスチック製。確かにかつては「おろし金」というぐらいで、金属製だったから当時から作っていたのだろうか。

さて、実際の使用感は「素晴らしい」の一言。隅々まで行き届いた設計といい、文句のつけようがない。

大根おろし器

試しにリンゴをすってみたのだが、あっという間に一個のリンゴがすりりんごに変わってしまった。

中央が微妙に盛り上がっているのとおそらく刃の角度などにもよるのだろう、こんなにスムーズに摩り下ろせていいものだろうか・・・という具合だ。

きっとものすごく設計、試作、検証を繰り返したのだろう。製作された方に拍手を送りたい。

大根おろし器
目立たないがこの滑り止めが良い働きをする

なんか、この大根おろしを使いたいがために、この秋は大根をたくさん育てたい気にもなってきた。そう思わせるほどのこの大根おろし器。恐るべしである。

後回しの庭仕事

ピーマンの種子

昨年出来なかったので、今年こそは畑を再開するつもりだ。

今日も(昨日のうちから)、畑作業に取り掛かるつもりだったが、仕事が優先なので、畑の方はつい後回し、後回しになってしまう。

さて、そろそろ・・・と思っていると急遽他の仕事が入ってきたりする。

結局今日は畑を耕して畝を幾つか立てることしかできなかった。

まあ、畝を立ててすぐに種子をまくよりは少し落ち着かせた方が良いだろう、明日は1日雨だということだし、雨に当てたあとで種子を蒔けば良い。

でも、きっと今日種子まきまでできていたら「ちょうど明日雨が降って水をやる必要がなかった」とか都合のいいことを書いているに違いない。

心のなかでは1日もはやく蒔きたかったのだ。

そうそう、先週、手持ちがなくて蒔けなかったピーマンの種子はまくことができた。

ピーマンの種子

ピーマンができたら、酢豚にリベンジだ。200円の種子でいったい幾つのピーマンができるだろうか。今日は20粒ほど蒔いたが、種子はまだまだたくさん残っている。5年ぐらいは使えそうだ。

いつかは、種子まできちんと収穫して蒔くようにしたい。毎年丁寧に畑作りができるようになったら在来種にもチャレンジしてみたいと思っているのだが、毎年したりしなかったりでは普通の市販の種子で十分・・・となってしまうのがちょっと悲しい。

先週蒔いたサラダ菜とかはぼちぼち発芽し始めていた。次の作業の予定を立てねば・・・。