タイへ電話をかける

サルトリイバラの実

曇り時々雨

いよいよ冬らしい寒さがやってきた感じ。

銀葉菩提樹
なぜか片側から落葉

圃場の銀葉菩提樹、夏の日照りで一旦落ちた葉が秋にまた新芽を延ばし、数は少ないものの新しい葉をつけていた。それが今日、北側半分が落葉し始めた。とはいえ、普段の秋の落葉のように、葉が汚く茶色になって落ちるのではなく、明るい黄色になって落ちていく。このようなことは初めてだ。

午前中は肥料作りなど。早めに一段落して一度事務所に戻る。

早い昼食を済ましてNPOこだまへ向かう。月の半ばに依頼されていたデータベースの調整。どのデータベースか、話を聞いたときにうろ覚えだったので、担当のYさんに連絡をする。すぐに電話が繋がって問い合わせも完了したが、あとでこだまの方に聞いたら、Yさんは今休暇でタイにいらっしゃるとのこと。わるいことをした。知っていれば電話などしなかったのに。

しかも、幸か不幸か、携帯電話でなく今日にかぎってFacebookのメッセンジャーで電話をかけていた。携帯なら繋がっていなかったかもしれないし。繋がっても通話料はどうなっていただろうか?

それにしてもタイにいる人と全然問題なく会話ができるこの時代。言われたから分かったものの、てっきり100メートルほど離れた別棟の建物にいらっしゃっているとばかり思って話をしていた。Yさんも普段通りの受け答えだったのでなおさらそう感じたのだろう。

データベースの調整は10分ほどで終わり、出雲の嫁サンの実家の山へ向かう。途中、この間からずいぶんこった方をほぐしに温泉へ。短時間だったが体が温まった。平日の午後早い時間にしてはかなり人が多かった。もうお正月休みなのだろうか。

山では薪を切り出す準備をしたり、頼まれていたウラジロ(このあたりでは「もろもき」という)を収穫したり。もちろんお正月の飾り用だ。

もろもき
ウラジロ(もろもき)

前回この山に来て、猪の被害に驚いた。そのときは気がつかなかったが、猪が掘り返した後に、妙な塊根がみつかった。猪は山芋を探して土を掘り返すが、そのとき出てきたものだろう。山芋は食べてしまうが、これは残しているし、山芋ならこんなにゴツゴツしていない。

サルトリイバラ
サルトリイバラの根。しつこそうだ。猪も食べないのか。

とりあえず持って帰って義父に尋ねると一目見てカタラ(サルトリイバラ)の根だという。そんなこと良く知っているなとびっくりしたが、聞いてみたら、かつて山を開墾しているときによく出てきたという。なるほど。

サルトリイバラの実
そのサルトリイバラの実は雰囲気が良い。

日がくれるすこし前に山から降りる。空からはあられが落ち始めた。

買い物をして帰宅。嫁サンは旧友とミニ同窓会。子供は熱を出して寝ているのだが。ミネストローネを作ってやる。インフルエンザでないか心配する。

たまにはカモになっても

ティッシュ

曇り時々雨。天気予報では曇りだったが、降ってはやみ、降ってはやみという1日。雪にならないのがまだいいとするべきか。

午前中は圃場で作業。肥料作りや片付けなど。

昼食ののち、献血へ出かける。今月に入ってから何度もお誘いの電話があったが、なかなか応えられなかった。今日はようやく少し時間が空いたので午後に予約してもらう。もう少し定期的に献血して血液検査もしたいところだ。

献血カード
50歳になる来年は献血も50回を超えたいところだ。

普段通り、検査用の採血をして待合室で待機していると、看護師さんが近づいてきた。普段はないことなので、

「もしかして、検査してダメでしたか?」

と尋ねる。

昼食にラーメンとか油っこいものを食べると、血液に油が多く出て(?)献血できなくなるのだ。

ところがそうではなく

「検査の結果がとても良かったので、普段の倍採血していただければと思って・・・」

と、紙パックのヨーグルト飲料まで携えてこられた。新しい採血機械が導入されて、時間もいままでと変わらないとのこと。

まあ、そこまでおだてられると断る理由はない。

鴨は大好きだし、たまにはこちらがカモになってもいいだろう。倍の人のためになるならばなおさらだ。

献血自体は普段と変わらないが、とにかく採血の機械がやかましい。看護師さんも「洗濯機のような音」と形容するように、すぐ後ろにあるので気になって眠れるものではない。献血しながらウトウトするのもひとつの楽しみだというのに。また、スピードがあるぶん血液が行ったり戻ったりするときの圧が気持ち強い感じで、針が刺さったところが少し気になる。もちろん、我慢できないような痛みではない。

慣れないせいか、いつものように快適な1時間という感じではなかった。

倍の量を採血できるよりも、同じ量を短時間で、かつ痛みも少なく採血できる方が献血ルームに足を向ける人は増えるのではないだろうか・・・とも思えたりする。

更に、採血後、記念品(ティッシュ)をいただくときに、来年からスタンプカードがなくなるということを告げられる。普段の買い物ではスタンプカードを嫌う僕で、個人的な付き合いがあるようなところぐらいしかスタンプカードを持たないのだが、なぜか今回の献血ルームでのスタンプカード廃止はちょっとがっかりしてしまった。人間というのはおかしいものだ。記念品目当てで行っている自覚はないのだが。

ティッシュ
なぜかくまモン。鼻セレブは最後のサービスか?

採血機とスタンプカード、二つの影響で、今年最後の献血は少し後味が悪いものになった。

さて、今日は運転していて妙に高齢ドライバーが目立った。普段運転しないのか、広い道を30kmぐらいでゆっくりと走っている車。後続がずいぶんイライラしていた。2車線になって横を通り過ぎるとガラスが曇って真っ白。これではスピードが出せないのもよくわかる。他にも車線をあっちへ行ったりこっちへ行ったりする車。年末年始を間近にして普段行き慣れないところへ買い物に出かけるのだろうか。こちらがおとなしくしているしか方法はない。

伯父の葬儀に参列

晴れ

昨夜の就寝が遅かったので、朝のスタートがずいぶん遅れる。そういうときにかぎっていろいろ片付けないと出発できないことが多く発生する。

とりあえず、圃場へ向かい、今日の準備だけさっと片付けてとんぼ返り。朝食をとり、Wさんの奥さんを迎えに行く。ずいぶん待たせてしまった。

そのまま頓原町へ。凍結が心配されたが、特に問題はなかった。下道で十分間に合うだろうと思っていたが、案外時間がかかる。9時40分に到着。

晴れているが、とにかく寒い。お寺で顔をあわせる親戚は、ずいぶん久しぶりの方も多く、すぐには誰だかわからない人も多い。話の内容から、ようやく推定できるという感じ。

本堂の中は戸が開け放されていたが、日が当たって風もなく暖かかった。12月のこの時期にこの天気は本当に珍しい。伯父の生前の行いがよかったのだろうという声をたくさんの参列者から聞く

浄土真宗のお葬式は久しぶり(初めてのはずはないが?)やはり臨済宗とはずいぶん勝手が異なる。唱えるお経が歌のように聞こえる。和尚様の声も良いのだろう。

11時前に皆で食事。とても寒い。その後お墓へ行って納骨。谷風が吹き下ろしてきて、日陰でとにかく寒い。初七日の法要は家の中であり、ようやくほっとする。

伯母には2年ぶりで会うので、少し心配だったが元気そうで安心した。

帰りは伯母の御姉妹を連れて松江へ戻る。下道での景色が良かったらしく、大変喜んでいただいてよかった。

帰ったらこだまのクッキー班のかたが今年の最後の納品に来ていただいたようで、手書きのカードが置いてあった。なんかとっても嬉しい。

いえいえ、こちらこそ!

クリスマス前に喪服を

曇り時々雨。作業がしにくい天気だ。

早朝ビニールハウスへ。発送の準備など。夜明けがますます遅くなって、一段落して朝食に戻ったら9時前。

簡単に朝食を済ませ、事務仕事を片付けて再度ビニールハウスへ。苗の移動や明日以降の準備など。

お昼に戻ったら、伯父が亡くなったという知らせ。明後日が葬儀となった。覚悟はしていたが。

若い頃とはずいぶん体型も違って冬用の礼服に適当なものがないまま、また今度、また今度と先伸ばしているうちに、いよいよ買わなくてはいけない状態に陥った。

そこで、夕方急遽買いに出かけることに。とりあえずなので、どこにでもあるチェーン店へ。クリスマス前で、喪服など買いに来る人はいないのか、閑散としていたが、そのぶんスムーズに選ぶことができて一安心。

たとえ店員さんが寄ってこないような店であっても、どうも服を買うのは苦手だ。この苦手意識は一体どこから来ているのか、よくよく自問自答してみようか。お正月にでも。