海老で鯛

曇り時々晴れ

そろそろ朝の気温も下がってきたので、ビニールハウスを冬仕様に変え始めることにする。ほんの少し前まで暑くてヘロヘロさせられていたのにこの急激な変化・・・。

今日はスタッフが4人集まるので、ちょうどいい機会だ。種子を撒いたりするビニールハウスの寒冷紗を外し、内張を取り付けた。4人で行うとやはり仕事が速い。

お昼に帰る前、しばらく放っておいたミニトマトや茄子を収穫。ミニトマトをとっていたら、近所のAさんが家に帰るところで声をかけられた。トマトを褒めていただき、先日はブルーベリーもいただいたので、お返しにとミニトマトを差し上げたら、また冷凍したブルーベリーをいただくことになった。海老で鯛とはこのことだ。

秋のミニトマト
まだまだなり続けるので片付けられない・・・

前回頂いたブルーベリーも、ジャムにして4瓶はできただろうか、しっかり楽しませてもらったのに、また冷凍の大袋で3袋!取る手間も馬鹿にならないだろうに。感謝。

午後はデスクワーク。細々とした仕事はどうしてこんなによくたまるのだろうか。本当に進めねばならないことがなかなか進まない。

雨の中の庭作業

雨のち曇り。午後は寒気が入ってきたのかかなり寒かった。

旅行から帰ってきた翌日、やはり3日の空白があるとかなりいろいろ片付けるべきことが溜まってくる。

朝から相当バタバタさせられる。昼までに大東のお庭作業に出かける予定だったのだが、結局お昼を自宅で食べてようやく出発。先発で庭師のMさん、ガーデナーのKさんがすでに作業に入っていた。

雨が激しかったので近くのちぐさで3人で今後の進め方について相談。植える樹種などがきまり有意義なひと時となる。

2時頃には雨も落ち着いてきて、夕方まで作業。通販の注文が入ったために一足早く去ることになる。

ビニールハウスで発送準備。暗くなる一歩手前までかかる。バタバタの一日だった。

信州・関東旅行三日目

晴れ

旅行三日目。松本から東京へ。松本駅での待ち合わせで色々トラブルがあるも、それぞれで東京へ向かう。3時間ほどの一人旅もまたよし。駅弁を購入して楽しむ。

駅弁
駅弁の朝食も悪くない

新宿までの3時間あまりの間、この旅行の間である意味一番驚いたことが起こった。始発の松本で、通路を挟んで反対側の席についた30代のサラリーマン。席に着くやいなや、前席の背もたれのテーブルを開け、ノートパソコンを開き、「カチカチカチ」とキーを打ち始めた。

特急列車に乗ってもひと息つく暇もないのか、お客様や会社に出す資料でもまとめているのか、何か飲んだり食べている様子もなく一心不乱にキーを打っている。諏訪を過ぎても、「カチカチカチ」。富士見を過ぎても「カチカチカチ」。

日本という国はこれぐらい一生懸命に働かなければやっていけないのか・・。と思ったり、こんなに一生懸命な社員がいる会社はどこだろう・・・。と思ったり。

ところが、あらためてチラッと見たら、彼はイヤホンを耳に、なんと手元にはゲームのコントローラー!!画面を一生懸命に眺めて「カチカチカチ」と打つのはキーボードではなくてゲームのコントローラーのボタンだったのだ!!

結局隣に別の方が乗ってきても「カチカチカチ」。最後、僕が降りる新宿についても引き続きゲームのコントローラーを握りしめていた。

日本はこういうサラリーマンがいて大丈夫か?この会社は大丈夫か?と心底心配になったが、逆に、こういうひとがいてもなんとかやっていける会社や日本の懐が深いと思うべきなのだろうか。

後日、友人にその話をしたら、「ゲームの開発会社の社員ならば極めて優秀と考えられる」という意見もあった。なるほどである。

新宿着。東京はかなり暑い。買い物などには関心ないので、新宿御苑へ。広さと木の大きさが見事。これだけを管理するのは大変だろう。しばしゆっくりする。たくさんのひとがくつろいでいた。東京では、万一何かがあった時、どこにいても無事ではいられないように思うが、唯一ここにいればなんとかなりそうな気がした。

新宿御苑

新宿御苑
マロニエの並木

昼食を園内のカフェでとり、もう一つの御目当てであった新宿末廣亭へ。思ったよりこじんまりとしていたが、お客さんはたくさん。ちょうど落語が一席終わるところで入場。ギター漫談、落語、落語、漫才、落語と楽しんだ。普段は漫才はそんなに好む方ではないがホンキートンクの二人には結構笑わせられた。ライブの力だろうか。また、最後に見た三笑亭夢花さんはよかった。ぜひ次回はゆっくりと楽しみたい。後ろ髪を引かれつつ末廣亭をあとにする。

末廣亭

新宿駅に戻り、嫁さん、義姉さんと落ち合うために馬喰町へ。短時間だったが夕食をともにし、羽田へ。帰りの飛行機は少し揺れたが、無事米子空港に到着した。

信州・関東旅行二日目

旅行二日目。晴れ。

朝起きてもう一度お風呂に行く。昨夜は気がつかなかったが、白馬の山々が見事に見えていた。朝、食事の前に散歩する。白馬の山が美しい。近くにはジャンプ台もあった。遠くから見ても、あんな場所から滑るなんて信じられない。30分ほどの散歩だったがとても気持ちが良かった。

白馬の山々

朝食もバイキングで色々楽しめた。

白馬から黒部ダムへ。直接車で行けないので、長野側から関電のトロリーバスに乗る。駅員さんの達者なトークで待ち時間を楽しく過ごす。トロリーバス内も、ずっとトンネルの中だが、飽きさせない工夫が随所に。

黒部ダム

黒部ダムはさすがに圧巻だった。黒部ダムの放水

破砕帯をもじった「ハサイダー」を飲む。天気で紅葉も美しい。次々と観光客が訪れている。

立山連峰

初めて見る(たぶん)立山連峰も紅葉の後ろにそびえていた。

黒部ダムから、松本の美ヶ原へ。途中、アウトドアストアに立ち寄ったり、りんごを買ってお土産として送ったり。美ヶ原は松本の街なかから一本道だがこれがすごい道路。上がるだけでくたびれてしまった。それよりもびっくりしたのは、ここまで自転車で上がってきている人がいたこと。驚いて声をかけたら白樺湖からきたとのこと。あとで調べたら標高1400メートルから、2000メートル!2時間半かかったと言われたがクレイジーだ。

天候やタイミングも悪かったし、時間も取れなかったので美ヶ原の印象はそれほどでもなかった。とにかく、登りの道がしんどかったの一言。

夜は松本市内で夕食、名ばかりのアイリッシュパブ、全く印象のない焼き鳥屋と立て続けにダメだったが、三軒目のそばきり みよ田はなかなかよかった。