極私的な日々の記録
昨日の一日中のバタバタで疲れたので、嫁サンの実家でゆっくり目にすごす。
早朝から雨。久しぶりの雨で本当に嬉しい。十分とは言えない量なのだが、文句は言えない。雨の音がありがたい。昼前にはほぼ止む。
義母が「金（かね）がふーやなもんだ」と、昔は言ったものだと教えてくれる。
散水設備などない時代、背中に水を背負って水を畑に持って行った頃、渇水期の雨は確かにお金が降ってくると同じぐらいありがたかったに違いない。
心労だけでなく、体への負担からも解放される、その気分はいかほどか。最悪の場合でも、車にタンクを積んで水を運べる今の時代をありがたく思わねばならない。
夕方までゆっくりする。ようやく持ってきたウクレレを少し手にして、ゆったりと練習もできた。
5時過ぎ、子供と出雲のラーメン店へよってから帰ることにする。
だが、いざ目的の店,Tに着くと臨時休業。初めて訪れるので楽しみにしていたのだが。仕方なく、更に足を伸ばしてSに。なんとこちらもすでに営業終了。
仕方なく松江へ帰ることに。
散々なお盆の数日となったが、雨が降っただけでよしとしよう。金がふーやなもんだから。
曇り。早朝からビニールハウスで苗の水やり。昨日カラカラだったので、不足しているところに追加で。
合わせて今まで夏仕様にしていた苗の移動。
5時半からスタートして全て水やりが終わったのが8時半だった。
簡単な朝食をとってしばらくしてからバスで駅へ。乗り継いで松江温泉駅。バタデンで平田に向かう。車で行くのも疲れてしまったし、嫁サンの車もあるので問題無い。
久しぶりのバタデン。観光客や家族連れなど様々な人がいる。と言っても席はゆったり。パラパラと雨も降る。
11時過ぎに平田駅到着。
12時前の生活バスに乗る予定だったが、乗る寸前になってクロネコから連絡が入る…
原因は自分なのだが、10日以降に発行して渡すと約束していた再発行伝票をすっかり忘れていた。今日中に渡さないと色々不都合があるので急遽松江に戻らざるを得無くなった。車で来ていない時に限ってこうだ。
仕方なく、近くのコンビニでおにぎりを買い、松江に戻る電車を待つ。
ずいぶん待って乗った電車でウトウト。帰りは速く、12時40分発で家に着いたのか2時だったが、帰り着いてもうやれやれという感じだった。
伝票を作って、クロネコに持って行き、結局車で平田へ。
夜、義父から終戦当日の話を聞く。当時19歳。子供の今の年齢と同じ。光市の海軍工廠にいて、爆撃にも会い壮絶な光景を見たという。消防に所属していて偶然難を逃れたそうだ。8月末の復員列車で帰省できたという。その時でも立錐の余地が無かったとか。
隔世の感とはこのことだが、伝票一枚のために電車で往復する時代となったが、これでよかったのだろうか。往復できる時代をありがたく思えばいいのだろうか。
快晴。昨夜は縁側にコットを設置して睡眠。山が近いので夜が更けるにつれて涼しい空気に変わってくるのがわかって気持ちが良い。
朝も山鳩の声が遠くから聞こえてくる。
この頃は夜明けを待って動き出すような感じだったが、さすがに今朝は空が明るくなってくるのをゆっくりと眺めることができた。
それでも６時になったので起き出して新聞を読む。普段はあまり読む時間がないが、嫁サンの実家に来た時だけは別。読むところが少ない地方誌も隅から隅まで、広告まで読むのもまた楽しい。
というかんじで普段とは違った朝を満喫していたのだが、留守中の水やりなどを任せているスタッフのI氏から連絡。風邪をこじらせてしまったという。
仕方なく、本日の水やりをしに圃場に行くことに。ただ、朝から出かけても、水やりが真昼間になるので、午後から出発することにした。後で思えばすぐに出発すればよかったのだが。
夕方もう一度戻ってくるつもりで昼食後一休みしてから出発。一旦家に戻り事務仕事などを少し片付けて圃場へ向かう。
見ると苗が相当乾いている。今日も暑かったが、I氏もきっと昨日すでにしんどくて最低限の水やりにとどめざるを得なかったのかもしれない。
結局３時過ぎから初めて終わったのが６時半。片付けをしたらすでに７時を過ぎていた。これからまた出雲まで行く元気はないし、今日ざっと水やりしただけでは不十分な株もありそうな感じ。明日ももう一度水やりをすることにして、今日は家にとどまることにした。
家にはすぐに食べられるものがほとんどないのでスーパーで買い物。お盆価格でちょっとした総菜も冗談のように高かった。お盆に帰省するとお金が飛んでいくと言われるが、帰省しないでもお盆はお金が飛んでいく。これを経済効果と言うのだろうか・・・。
それほどお盆を楽しみにしているわけではない。それに、普段から休みが休みにならないので構わないんだが、こうバタバタさせられるのはさすがにうんざりだ。
今日も暑い。快晴。日中は36度を超えた
早朝圃場へ行き、片付け。圃場の最低気温23度。
午前中は自宅でゆっくりしながら、思いついたことなどを片付ける。
午後はウトウトしたり、読書したり。
夕方から嫁サンの実家へ。
与那国島のどなんを持参。さすがに60度はすごかった。