行ったり来たり

朝はまだ雨が残り、ホワイトボリジも寒そうな感じ。晴れていれば羽音がうるさいほどにミツバチたちがやってくるのに今日はひっそり。なおさら寂しそうだった。

ホワイトボリジ

今日は朝から4回もビニールハウスと店を行ったり来たり。発送苗や土を積んでは運び、忙しかった。

注文された苗のピックアップで、ビニールハウスの中でも行ったり来たり。こういう日はずいぶん歩くことになる。携帯とiPhoneでは誤差があるがどちらも1万歩は越えた。仕事をしながらこれぐらい歩いたと思うとなんだか得した気分である。

お昼から午後は気温が下がった感じで、昼食時にはストーブをつけたし、夕食は温かいものがいいなぁ・・・なんて会話にもなった。もう4月も終わるというのに。

店頭のお客様も、冬物がまだしまえないとおっしゃっていた。

片付けの休日

曇り。午後は雨マークが出ていた。

今日は朝からバタバタ。せっかくの休日だったが、役所関係や、買い物、親戚周りなど一気に片付けることになった。

まあ、こういうことも後回しにしておくと、将棋で言えば徐々に「詰み」の状態に向かっていく。「王手」をされないよう、すこしずつ逃げ道を作っておかなければならない。

ただ、黙々と片付けをこなすだけでは気が滅入る。せめて途中のドライブや待ち時間は楽しく過ごしたいので、ゆっくりききたいCDとウクレレを準備。

ウクレレは嫁サンが用事を済ますのを待つ間に車の中で弾くのだ。ギターではちょっと狭くてつらいだろうけど(好きな人はかまわないか)。ウクレレなら平気だ。

ま、そういうときにかぎって用事はスムーズに終わったりするので、実際にゆっくり弾けたのは、用事が全て済んで、嫁サンの実家に腰を下ろしたあとだった。

まだ雨も降り出さなかったので中庭に椅子を持ち出してポロンポロン。誰も邪魔する人はいないし、音も気にならないし、一時間以上いろいろな曲を練習。満足。

なくしたと思っていたチューナーもなぜかこの家で発見された。正月に来たときに落としたようだ。電池はさすがになくなっていた。

シャガ

すぐ横の川岸ではシャガが満開となっていた。

毛があって苦手

今日も朝から快晴。来週は天気が悪いと言っているので、ビニールハウスの周りの草刈りでもしようか・・・。と思っていたら、スタッフのO氏から電話。実家の畑の草刈りをしたいので、草刈り機を貸してほしいとのこと。

草刈機
今はスタートスイッチなどもついているようだが、余計な装備は故障のもと。まだまだ現役。

まあ、ビニールハウスの草刈りは明日でもできそうだし、今日は譲ることにした。この草刈機ももう20年近く使っているが、何度か修理しながらとはいえ、よく使えている方だと思う。最新式のはきっとずいぶん軽かったりするのだろうけど、今のところは問題ないし、まだしばらくはこれで頑張りたい。

お昼前に時間を見つけて畑の手入れ。油断しているとすぐに大きくなるアスパラを収穫。これも一度植えると何年も収穫できてありがたい。秋に枯れた葉を取り除いて堆肥をマルチしてやるぐらいだし、病害虫の心配はないし、手間いらずである。ただ、近年いいのか悪いのかすごく太いのが伸びてきて、ちょっと硬い。でも、昨日メキシコ産のアスパラと比べてみたら、硬いが甘かった。ま、少なくとも安心して食べられるという点では文句のつけようはないのだが。

アスパラ

引き続き、小松菜の畝の雑草取りと間引き。毎年害虫が穴だらけにしてしまう小松菜だが、今年はまだそれほど被害がない。それでも小松菜の間で、今の時期よく見かける毛虫のひとつ、シロヒトリがゴソゴソ。結構いろいろなものを食べるようだが、小松菜も食べていたのだろうか。

シロヒトリ
猫じゃらしににたフワフワ感

毛虫らしい毛虫なので嫌われるが、毒はないし、単独でいることも多いのであまり気持ち悪くはない。むしろ小さくても集団でいるほうが苦手である。

ネトル

毛があって苦手なのはむしろこっち、ネトル(セイヨウイラクサ)である。この時期急に大きくなるし、油断していると葉にさわって飛び上がるような痛さだ。ごくごく小さな毛なのに威力は抜群。最初に収穫して食べた時はその痛さを知っている分、本当に恐る恐るだった。去年は新芽の頃が美味しいスープを食べ逃したので、今年はぜひ美しいグリーンのスープを作ってみたい。

午後はデスクワーク。夕方、ウクレレのレッスンに出かける前に庭師のM氏来店。ずっと渡せなかったハサミのラベルのワインをお渡しする。喜んでいただけてよかった。

フェイスブックとかでご覧になったようで「ウクレレとか、山登りとか充実しておられますね」と言われてしまったが、本業のブログではなくてこのブログに書いたものをフェイスブックに出すことが多いのでなおさら遊んでばかりいるように見えるのかもしれない。仕事は今までどおり(むしろハード!?)だ。

ウクレレレッスンは例によっておがっちのカルチャースペースさらんで開催。またまた例によってレッスン前に千鳥温泉。エレベーターで、お客様のM夫妻とばったり。ウクレレのケースを見て、テニス帰りかと思われたようだ。全く問題ないのだが。

猫といえば猫

朝から快晴。気温も20度を超えるが、爽やかで気持ちが良い天気だった。

先日スタッフのY氏が飼っておられた愛猫がなくなったと知った。昔から猫がお好きだと存じ上げていたし、ずいぶんしょげていらっしゃるとも聞いた。

今日の午後、作業に来られるのに合わせてお悔やみに何か送ろうと、思いついたのがワインだった。ワインがお好きだし、確か猫のラベルがついたワインもあったはず・・・。と、昼休みに近所のお酒やさんに向かった。

ざっと探すが、それらしいものはない。安価なチリワインに「猫かな?」というラベルのものはあったのだが、あまり可愛くない。

ドイツのワインで猫のラベルがあったような・・と探すのだが、見つからない。棚の端から端まで随分探したら、一番下の隅っこに見つけた。

猫のワイン

とにかくこれしかなかったので、購入。味を気に入っていただけるかどうかは別だ。気持ちである。

今日お会いしたらやはりずいぶん残念がっておられた。ペットロスとはこのようなことを言うのだろう。せめてワインを飲みながら愛猫を偲んでいただければと思う。

ちなみに、いままで何度か猫を飼ったことはあるが、場所がビニールハウスだったこともあり、いったい何匹に逃げられてしまったことだろう。周囲の野良猫にいじめられやすいという環境もあったとは思うが、「ずいぶん世話をしてやったし、美味しいものを食べさせて可愛がってやったのに・・・プンプン」という感じが強くてペットロスという気持ちにはあまりならなかった。

さすがにいなくなって数日は、鳴き声らしいものが聞こえると名前を呼んでみたりはしていたのだが。

ペットを亡くした悲しさで、もう二度と飼う気になれないという話もよく聞くが、その程度だったので、いままで何匹も飼えたのかもしれない。さすがに、「きっとまた同じように・・・」と思うので、おそらくもう飼うことはないだろう。

ちなみに、最初見たチリのワインのラベルはピューマだそうだ。猫といえば猫なのかな?