木製ピックを試作

木製ピック

曇りのち雨。朝のうちはいい天気になりそうな感じだったのだが、昼前から雲行きが怪しくなり、ポツポツと降り出す。夕方は寒くなった。

かなり早朝に目が覚め、まだ早いので二度寝したらずいぶん遅く起きてしまってスタートが遅れる。

それでも圃場に出かける。家を出たところで、前にいた車の後部から子供の幼馴染のRちゃんが出てきて手を振ってくれる。今日は成人式。二十歳になっても、朗らかな彼の姿に、とても嬉しくなる。

 

圃場では発送準備など。一度帰って朝食。掃除などをしてもう一度圃場へ。親木の整理をしたり、チェーンソーの刃を研ぎ直していたりしていたら、Oさんがサンダーを返しにやって来る。来週から静岡だとのこと。

昼前に一段落。急遽木工作業に取り掛かる。

昨日Youtubeで見ていた富永寛之さんの「Waltz For Debby」で、やはりピックがあったほうが良いのかなと思ったため。買いに行ったり、通販で頼むよりも作ったほうが早い。そもそも使えるかどうかわからないし。

材料は薪として寝かしてあった欅を使う。鉈で割り、のこぎりでおおよその形まで切って、小刀で削り、さらにサンドペーパーで角をとる。15分ほどで出来上がる。富永さんはピックは硬めがいいとおっしゃっていたので、木でも問題ないだろう。手に取った感触はとても良い。

木製ピック

その後1時ぐらいまで片付けをして昼食に戻る。午後はあまりデスクワークはせず、圃場へ向かう。夕方まで片付けなど。

夕方、早速ピックを使ってみたがもともとほとんど手にしたことがないのでまだまだ使いにくい。ピックのせいよりも、腕のせいに違いない。

タイヤを交換する

晴れ。昨日ほどではないにしても、12月とは思えないような穏やかな天気。だが、温暖化の影響かもという一抹の不安もあり、素直に喜んで良いのだろうか。

早朝圃場で発送準備など。一旦戻って朝食や掃除。9時半ごろに再び圃場へ。肥料作りや片付けを行う。今日はお客様があるので早めに昼前に帰る。

12時半に米子のモノクロームさん来店。お願いしていたものを受け取る。

午後はデスクワーク。集中力が切れてきたので、天気も良いし冬用にタイヤを交換しておく。今年のような暖冬だと、実際に必要かどうか微妙なところだが、寒風吹きすさぶなかでタイヤを変えるよりはましだ。ちなみに去年は11月23日に交換していた。

ただ、せっかくインパクトドライバを圃場から持って帰ってきたのに、タイヤのボルト用のレンチのサイズを間違えて持って帰っていた。しかたなく、手作業でボルトを緩めるが、インパクトを使わなくてもそれほど時間や手間もかからなかった。毎年のことだが、こういう時軽自動車だと簡単でありがたい。一台分交換しても20分もかからない。タイヤも軽いから腰にも負担がかからないし。明日は給油をかねてタイヤの空気圧も調整しておこう。

夕方、昨日のブログなどをまとめる。昨日の山は楽しかったなぁと、反芻しながら。

ホームセンターで放置される

曇り時々雨。このところ三週続けて雨の月曜日。定休日を狙ったように雨マークがつく。しかも前週の半ばぐらいからの予想が外れない。

昨日の天気予報でもう諦めていたので、今朝はゆっくりと過ごす。とはいえ、7時前にはきちんと目が覚めてしまう。

飲み物中心で、朝食は終わる。午前中も本を読んだり、若干片付けなどをするぐらい。午後から出かけようかという話になっていたが、昼頃に怪しくなってくる。

昼食も残り物で簡単に。少し横になって読書。3時になる。それでも少し出かけようと、一人で出発。休みの日に仕事関係の動きはしたくないのだが、温泉へ行くついでということで。

まずはホームセンターに寄る。必要なものはすぐに見つかったが、ついでに砥石を研ぐ金剛砂がないか探してみるが、どうも見つからない。店員さんに声をかけるが「ちょっとおまちください」と、向こうへ駆けていってしまう。仕方がないのでしばらく商品を眺めて待つが、5分経っても10分経っても戻ってこない。どうやら忘れられてしまったようだ。僕はいつも、コンビニとかに入っても、あまり声をかけられない。目立つ方ではないとはいえ決して小柄でもない。印象が薄いのだろうか。人手不足なのか、店員がとても少ない。

そのうち、近くで他の客が呼んだ店員さんが空いたようだったので、金剛砂について尋ねる。以前はあったようだが、品切とともに置かなくなったようだ。結構ベテランの店員さんだったようだが、ついでに購入した御影石のプレートの値段がわからず、陳列場に見に行くのだが、陳列してある場所がわからないようで、教える羽目に。本当にベテランなのだろうか。まあ、僕も店の中の商品がどこにあったかわからないことがよくあるので批判することはできないが。

ついでに通りがかりなのでもう一軒のホームセンターにも寄る。こちらでも金剛砂の在庫について尋ねようとするが、店員さんはなかなかやってこない。ここも人手不足なのだろうか。店員呼び出しボタンを押すが、待てど暮らせどやってこない。しばらくしてようやくやってきたので尋ねるが、あるのかないのか要領を得ない感じ。ヘルプに他の店員さんもやってくるが、やはり同じ。棚を延々と探して結局見つからなかった。滅多に売れないのなら仕方がないか。結局帰宅後アマゾンで頼むことになった。

その後、念願の温泉へ。駐車場に車が少なくていいかなと思ったのだが、案外お客は多く、源泉もいっぱい。3人以上になるとゆったりできないので、しばらく露天風呂でまつ。雨がパラパラと振り、寒い。

研ぎ桶を製作する

研ぎ箱で砥石を磨ぐ

曇り。昨夜が遅かったので、今朝はスタート遅め。事務仕事をしていたら、圃場に出かけるのも7時過ぎてしまった。

発送の準備などをして朝食に戻る。なんぞかんぞ片付けをして、ホームセンターを経由して圃場に戻ったら11時前だった。

親木の整理などをしながら、昼までの時間で研ぎ桶を製作する準備。まずは、余っていたカラーアングルを切断して、角を取り、塗装。元のままの白でもいいのだが、桶のグリーンに合わせる。

午後まで乾燥させることにして昼食に戻り、デスクワーク。2時過ぎから圃場へ行く。

いよいよ、研ぎ桶の製作に入る。見本は、先日末広刃物店で見かけたこれ。

一時は本気で木で作ろうかとも思ったが、重くて移動が困難なこと、圃場だけでなく家でも使えるようにしたかったので諦める。

材料は、まずはトロ舟。以前、左官仕事をするのに使っていたものだが、その後だいぶ傷んできたもの。この頃は土を少量混ぜたりに使っていた。新しいトロ舟を買おうと思ったのだが、良いサイズがなく、残念。サイズは、50cm-30cm-深さ15cmといったところ。ちょうど研ぎ石も入るし、大きからず、小さからず。

研ぎ箱材料
トロ舟と板、カラーアングル

これに、カラーアングルで砥石を置く台を支えにする。そして少し厚めの板。その辺に転がっていたものを適当に切って使う。

まずは、板が3cmほど前に傾くよう、アングルを取り付けるボルトをとおす穴を開ける。プラスチックなので簡単に開く。

研ぎ箱金具取付アングルをステンレスのボルトで取り付ける。以上!完成!購入したものはステンレスボルトのみ。100円ほどだ。

上に乗せる板のサイズを調整したり、手元側に段をつけて動きにくくする追加加工をしておく。

研ぎ箱で砥石を磨ぐ
修正砥石で砥石の平面をなおす

早速水を張り、砥石を水につける。

圃場にあってガタガタになった砥石を研ぎ治したり、いつも使っている肥後守を研いだりしてみる。先日の教室で教わったことを試しながら研いで見るが、刃が小さいので結構研ぎにくい。刃の返りも包丁より分かりにくい感じ。

いままでよりずいぶん研ぎやすいし、丁寧に研げる感じはある。

いままでは、台に直接板を置き、その上に濡れタオル、そして砥石を置いていた。そのため、水は別にバケツに入れて置いていたので水がかけにくかったり、砥石の入れ替えもちょっと面倒だったりという手間があった。今回は手元に水があるのでとても行いやすい。やはりちょっとした工夫はとても大事だ。

片付けも簡単。ざっと水を流して、洗った砥石を立てて乾燥。乾燥後はしまっておけば良い。タオルも一緒に収納しておけば、いつでも刃物研ぎができる。準備するストレスを減らすことはとても大事だ。

今回、ガタガタとなった砥石を直していて、ねじれていたので修正砥石ではやや無理があった。やはりこの間紹介していただいた、御影石&金剛砂を試してみるべきなのだろうか。