チェーンリーディング-人はどうして老いるのか (朝日文庫)日髙敏隆著

曇り時々晴れ。元旦。

朝は少しゆっくり目に起きる。することもないが、ゆっくりと本を読む。この間から読んでいる、日髙敏隆さんの「人はどうして老いるのか」-遺伝子の企み-を読む。

この本は、少し前に購入していたのだが、本棚に置きっぱなしとなっていた。年末に本棚の整理をしていたところ、今借りてきている本と同じ作者なので引っ張り出していたが、昨日まで読んでいた本とシンクロしてとても面白い。

年齢的にも相応しい本かもしれないが、タイトルよりも、むしろ遺伝子がどうして生物を生まれさせ、成長させていくかの過程を知るためにはとてもわかりやすい。

もちろん、後半の老いや死についての章も読んでいると勇気づけられるような内容だ。毎年元旦に開く本の一つとしても相応しいかもしれない。

午後もしばらくゆっくりして、3時ぐらいから嫁サンの実家へ。おせちでささやかな新年会。

チェーンリーディング-ぼくの生物学講義 (昭和堂)日髙敏隆著

曇り。小雨がぱらつく時間もある肌寒い大晦日。

朝はゆっくり。年末年始は気ぜわしい感が強い一方で、仕事をしなくてもいい人はむしろ仕事をしてはいけないという見えない圧力も存在する。今日など、穏やかで仕事がはかどりそうなのだが、自分の中にも、大晦日まで仕事しなくてもという気持ちがどこかにあるのも確かだ。

それでも、昨日の片付けなどもあって10時前に圃場に向かう。片付けのほか、苗の置き場所の指示プレート作りを実行。数日考えてきた上で、プレートをはめる溝を掘るのに、丸鋸を使うのはうまく行ったが、いつものことで、45度をうまく切り、かつ縦横を組むのがうまくいかず、結局は裏板にステープルで止めるという力技に。もちろんこれで必要十分なのだが、木工の技術的には0点である。なんか今年一年を象徴したかのような作りであった。反省材料として写真を撮るのさえ憚られた。

これで午前中はおしまい。

午後は特にゆっくり。借りてきた「ぼくの生物学講義」日髙敏隆著を読み続ける。なんと言っても読みやすいし、「へー」と思わせる内容も多い。次に読みたいと思わせる本もたくさん紹介され、大晦日になってようやく今年読んだ本の中でも「これこそ」と思わせられるものに出会えた気がする。

数年前から手に取りたいと思っていた「利己的な遺伝子」の翻訳も手がけていた著者だったとはこれまた驚き。最初は、夏頃に借りてきた「春の数えかた」という本が発端だったのだが。

とにかく、この本を一章ずつ、徐々に読んでいくうちに3時を過ぎ、嫁サンがおせちを受け取りに行きたいというのでドライバーとして出かける。案の定、スーパーは渋滞。皆のイライラが伝わってきてうんざりする。

その後、ネットで注文していたオットマンというか、背の無い椅子を受け取りにニトリに。ここも人が多いが、どうやら年の瀬にも用のない人がたくさんきていた模様。この人たちも、仕事をしたくてもしにくくて仕方なくここにきているのだろうか。

お風呂に入るまで、アマゾンプライムで孤独のグルメを見る。暇つぶしにはちょうど良い。夕食は天ぷらなど、やや豪華目。そばも食べたが、素麺みたいな蕎麦という感じ。そばは余計だった。

テレビも映らないし、見たいとも思わない紅白を見る必要はないし、いつものように布団の中で本をパラパラと捲っていたらいつの間にか寝ていたという大晦日。幸せなのだろう。

チェーンリーディング-飲まない生き方 ソバーキュリアス Sober Curious (方丈社)ルビー・ウォリントン著

晴れ。今日もとても良い天気。空を見上げては、山にでも行きたいな~と独り言。

早朝圃場へ。少し暗いうちに到着する。片付けや発送準備、ラジオ体操など。少し時間に余裕があったので挿し木も若干。八時前に帰宅。

帰って朝食。もうこの頃にはずいぶん眠たい。その後はデスクワークをして九時過ぎに図書館に向かう。出発前に蔵書検索をしたらいくつか、ずっと貸出中だった本が貸出可になっていたので、それを目指して。

図書館ではずっと使用禁止となっていた休憩スペースが使用できるようになっていた。コロナが下火になってきたせいだろうか。だが、マスクを外している人は見る限り誰もいない。相変わらずアナウンスで短時間のご利用をと呼びかけるのも続いている。こんなとき「同調圧力」という言葉がよく使われるが、実際のところは自分で判断できない人が、他人に判断してもらって命令してもらう方が楽だからなのだろう。来年の夏、暑くなるまで続きそうな気がする。

しばらく本を探して、数冊ほど借りて帰る。帰りがけ、酒屋に寄って、玉櫻を買おうとしたらなんと臨時休業。昨日の夕方思い切って行っておけばよかったと後悔。

まあ、借りた本がこんな本なので、実践せよということか。

その後圃場に。午前中は片付けで終わる。

午後は少し昼寝をして二時過ぎから圃場に。Mちゃんはもうきていた。

挿木作業や片付けなど。あっと言う間に四時半になり飛んで帰る。

その後はデスクワーク。

チェーンリーディング-職人衆昔ばなし (文藝春秋)斎藤隆介著

晴れ。やや風が強いが、とても気持ちが良い天気。早朝圃場へ。ラジオ体操。今日も色々片付けていたら8時を過ぎてしまった。

一旦帰って朝食。デスクワーク。一段落して図書館へ本を借りに行く。

おそらくネットからだと思うが、どこで見つけたのか忘れたが、「職人衆昔ばなし」という本を借りる。地下書庫に蔵書。

これがなかなか面白い。写真も魅力的だが、話し言葉で綴られる昭和の職人の話がとても小気味良い。

その後圃場へ。主に片付け作業。

午後はデスクワーク。