チェーンリーディング-最後の冒険家 (集英社)石川直樹著

朝から曇り空。定休日だが、圃場スタッフが休みだったので、代わりに朝から水やり作業。ついでに昨夕終えることができなかったビニールハウスの一部ビニールの手直しなど。

8時頃に帰って朝食。

午前中はゆっくりと読書。「最後の冒険家」を一気に読む。冒険家の心情はなかなかわからないが、スポンサーなしの身軽・気軽な状況であってもやむを得ない状況に陥ることがあるということにやるせない気持ちがした。気球というとのんびりした感が強いが、コントロールできない風に乗って高高度や、長距離を行くというのはとんでもない冒険だ。ほとんど成層圏ということで、行ってみたい気はするのだが。

また、墜落したゴンドラが太平洋を一周して再び日本へ戻ってきたという事実には正直驚いた。墜落後、船に発見され助かったことも奇跡的なのだが。

石川直樹氏は、「ぼくの道具」を書店で手にとって購入してから、ときどき気になっている。星野道夫氏や、野田知佑氏と重なる部分があるので、読みものとしても興味深いテーマだし、文体が読みやすいからつい手にとってしまう。現在ももう一冊、「極北へ」を読んでいるところだ。

お昼からピピとこだまに夏の差し入れを持って行く。その後カフェこだまへ初めて訪れる。ランチはギリギリで売り切れ。残念。

ひさしぶりにみちくさへ。久しぶりに半チャンラーメンを頼んだが、夕方までお腹いっぱいだった。

夕方再度ビニールハウスへ。水やりや片付け作業など。

チェーンリーディング-火星年代記 (早川書房)レイ・ブラッドベリ著

快晴

定休日だが、少し片付けをしに早朝圃場へ向かう。最低気温は21.5度。それでも台風が通った後で気温が下がったのだろうか。

まだまだこれから長く続く夏に備えて、今日も積極的休養日とする。

先日、新聞の片隅で見かけた一文が気になり借りてきたレイ・ブラッドベリの「火星年代記」。1940年代~50年代のSFである。普段、小説はほとんど読まない方で、ミステリーは相当稀に読み、SFは小説類では比較的読む方かもしれないが、それでも一年にひとつ読むだろうか。

ちょうどいま火星が接近しているということで火星の記事の中だったように覚えているのだが、火星で植物を育てて酸素を作る男の話があるというような内容で、そこが引っかかったのだと思う。

小説のなかでは、酸素を作る男の話は本の一節だったし「ふーん」という感じだった。後で思うと、映画「オデッセイ」もこの辺りが元なのだろうか。この映画、気になってはいてもまだ見てはいないのだが。

全体を通しては、SFといえ、いま読むと「もしかしたらあり得るのかも」という内容も多い。高度な文明を持った火星人がいるという設定はありにくいにしても・・・。

火の星が接近していることと、この暑さは関係ないだろうし、戦いをもたらすものと言われることもあるので、あまり近寄って欲しくないとこの暑い夏、ことさらに思う。

1日エアコンの中で本を読んだりうつらうつらしたり、大変よく休ませていただいた。その上夕方からはウクレレのレッスンと、その前に温泉。なにか申し訳ない感じである。

図書館に立ち寄る時間

今日も朝から蒸し暑い。少し強めの南風。フェーン現象だそうだ。それでなおさら気温が高いようだ。まあ、風がないよりはマシだが。

午前中はビニールハウスで作業。夏に備えて傷んだ散水用のホースを修理。ずいぶんと古くなっていた。

気温が上がってきて、トリカラーセイジも少しくたびれた感じだった。無事夏が越せるといいのだが。

日差しの強さと乾燥で葉やけも見られる

午後は発送作業とデスクワーク。時折パラパラと雨が降る。

4時前にNさんが来店。話をしていたら郵便局に行くのをすっかり忘れていた。今日出すべきものだったのだが、5時を過ぎてしまい、仕方なく松江支店へ持っていくことに。

帰り際、すごく久しぶりに市立図書館へ。ほんの15分ほどだったが、立ち寄れたというだけで、少し時間に余裕があるという実感が湧く。どこへも行く余裕がなく夜を迎えるという日が続いていたので、貴重なひとときだった。

エマソン・自然と人生

少し前から気になっていたエマソンについての本を借りる。解説書ではなく、著書を手にしてみたかったのだが、蔵書がある県立図書館は残念ながらここしばらく臨時休館。また夏にゆっくりと借りて読もう。実際この本も今読む時間が取れるかどうか疑問なのだが。

閉店前に、子供の友人のRちゃんのお母さんが来店。いろいろな話で盛り上がった。

集中力は?

昨夜はしとしとと雨が降り続けた。今朝方にはほぼ止んだが、時々パラパラと雨が残る。それでも昼には地面が乾き始めた。

今日は仕事量も少し少なめ。午前中こそビニールハウスで片付けなどしたが、午後は事務も案外早く片付いたので、不足資材などの購入に出かける。

近くの本屋で少し前から気になっていた森博嗣の新書を購入。

例によって1つ手に入れるので、二つ手放すルールに従う。

手放す2冊は新書から、20代前半に購入した心理学系の新書。当時はユングやフロイトとかに興味があって(というか自分に興味があったのだろう)こんな本を買っていたのだが、パラパラとめくってみても読んだ記憶がない。かといって、今後読むとも思えないので手放す。

集中力はいらない

森氏はSFで有名のようだが、そちらは全く読んだことがない。ただ、エッセイ関連の本は考え方などが面白いので時々手にする。今回もタイトルはあまり当てにしていない。四六時中の集中力は必要ないと思うしね。

さて、きっとこの本は一通り読んだら大学に通う子供のところに送ることになるだろう。ということは、1つ手に入れると3つ手放すことになりそうだ。この調子でいくと本棚はすぐにスカスカになる。かな?

メダカ
小さいくせに案外動くのでピントが合わせにくい

さて、スタッフのNさんから譲っていただいたメダカ、先月の終わりから産卵した卵を分けているが、本日めでたく第一号が孵化した。2年ほど前は数十匹いたのに、徐々に減って今年の春は10匹ほどになってしまったので今年は少し頑張って増やしてみたい。