就寝前の登山ガイド

今朝はとても強い南風。寒くはなかったが、ビニールハウスで補助のビニールを固定していたパイプが折れ、ビニールとともに風で煽られてビニールに穴があいてしまった。

慌てて補修を始めるとともに強い雨が降り出した。とてもタイミングが悪い。

穴は数カ所でしかも低い位置だったので脚立に乗って修理。ハウスに登らずに済んで助かった。幸い、体が軽く濡れるぐらいで済んだ。

昼に家に戻る頃から気温が低くなり始めたようで、午後は重ね着をして過ごした。

島根県の山夕方、仕事が一段落して、配達に出かけるついでに市立図書館へ本の返却。ついでに、先日のリヤカーマン アンデスを超えるの著者の本を借りる。すぐそばにあった県別登山ガイドの「島根県の山」もついでに。どちらも就寝前のお供になりそうだ。

この手の登山ガイドの本は、いままで登った山を回想しながら読むのもいいし、これから登る山を想像しながら読むのもまた楽しい。登山ガイドをこんな風に楽しむのって普通なのだろうか。

チェーンリーディング-リヤカーマン アンデスを越える (日本経済新聞出版社)永瀬 忠志著

引き続き晴れ。昨日よりも空が青い。気温もかなり上がった感じだ。

今日は嫁サンが子供の入学式のため遠くへ出かけているので一日中店番。こんな時にこそデスクワークを・・・といろいろ気になることを片付けることができた。

さて、先日市立図書館へ行った時のこと。書庫の本をお願いしている間、カウンターの横にある郷土資料の棚をぶらぶらとみていた。

風土記だとか、歴史や神話、地理的な本の間に、「リヤカーマン・・・」というタイトルの、明らかに周囲とは違う雰囲気を醸しだしている本があったので手に取ってみた。

どうやら出雲出身の方の著書のようだ。アフリカの砂漠をリヤカーを引いて横断・縦断した方のようである。地元のご出身なのに失礼ながら存じ上げなかった。

リヤカーマン

それでも、この手の本は好きな方なので借りる本の一冊に加え、しばらくの間枕元で読む本となった。

読みやすく難しい話ではないので、寝る前に読むには最適で、数日で読了してしまった。それにしても重たいリヤカーを引いて歩いて、海抜ゼロメートルから、4500メートルまで登るというのは驚きだ。昨日の僕など、450メートルから700メートルほど登っただけなのに、ヘロヘロになってしまった・・・。

いつかアフリカ編も読んでみたい。

それにしても表紙のイラストと、著者近影、各ページの小さなイラストの顔、文章の中の写真の顔がいずれも全然違って同一人物とはなかなか思えなかった。

胡弓のCD

今日も青空が広がり、とても気持ちが良い。お昼前に少しだけでも進めようと薪割りをしたら大汗。20分ほどでおしまいにした。

さて、チェーンリーディングならぬチェーンリスニングとでも言うだろうか、「ドビュッシーとの散歩」のなかで紹介されてあったドビュッシーの自作自演(ピアノロールのために録音したものだそうだ)のCDが気になって、先日注文してしまった。

そこで、一つ手に入れる前に二つ手放すルールにのっとって、手放すCDを選んだ。

シュイ・クウ

一時はよく聞いていた許可(シュイ・クウ)の胡弓のCDにすることにした。見てみると96年のCD。ついこのあいだ買ったような感じだったのだが、20年以上前だったとは・・・。

ちなみにドビュッシーのCDは今日届いたのだが、ゆっくり聞く時間が取れず、開封の儀もまだ行われていない。「先に手放す」ルールが久しぶりに守られた感じだ。

チェーンリーディング-ドビュッシーとの散歩 (中央公論社)青柳いづみこ著

今日も良い天気だが、少し風がつめたい。休日の午前中はすこしゆっくりできた。

ドビュッシーとの散歩先日から楽しみつつ読んでいる「ドビュッシーとの散歩」。

市立図書館で、ウクレレの本を探していたら、たまたまタイトルが目に止まって手にした一冊。

ドビュッシー自体はとても好きな作曲家なのだが、音楽論とか、人物論だったらまったく読む気にはならない。

ところが、ページを開いてみるとなかなか面白そうで借りて帰ることにした。

作者はピアニストである。実際に曲を奏でる人が、奏でる曲についていろいろな話を交えて描いているのでとても興味深い。ドビュッシーにまつわる様々なエピソードも散りばめられていて、読んで楽しく、聞きながら読んでもとても楽しそうだ。

久しぶりに、読み進めるのがもったいないと思わせた本だった。のちのち手に入れて、実際の曲を聴きながら楽しみたいと思っている。

でも、実際にドビュッシーと散歩したら疲れるに違いない。