チェーンリーディング-世界のエリートがやっている 最高の休息法(ダイヤモンド社)久賀谷 亮著

チェーンリーディング-世界のエリートがやっている 最高の休息法(ダイヤモンド社)久賀谷 亮著

世界のエリートがやっている 最高の休息法

Amazonで購入した履歴からのお勧めで目に入った。

タイトルって大事だよね。「世界のエリートがやっている」なんてついていると、実行したら自分もエリートになれそうな気がするものだ。

市内の図書館に蔵書があったので、先月手に取ってみた。

本棚の前でパラパラめくる感じでは、ちょっと怪しげな感じ。ストーリー仕立てだが、「ヨーダ」とか、「フォッフォッフォッ」とかのセリフがでてくるのでなおさらどうかなと思ったのだが、とりあえず借りてみた。

その時の第一印象で、なかなかページを開く気になれずそのまま机の隅に置いてあったが、子供を学校に連れて行く用事があり、駐車場で待つ間に・・・と持って行った。その足で図書館に返しに行くつもりだったのだが。

なぜかこんなところで読むと思いの外ツボにはまることがある。今回はそのパターンで、なぜか引き込まれて読み進めることに。

いつもなら、「まだ戻ってこない」とか、イライラするところだが、今回はむしろ、「もうちょっとゆっくりして欲しいなぁ・・・」と思うほど。

子供が戻ってきた時にはまだ1/3ぐらい。結局図書館には持って帰らずに、帰宅して読了。

脳科学についてのうんちくや基となる資料の紹介が内容としても多いのだが、その辺はあまり興味がない。実践面では、小池龍之介氏の座禅の本の中身に近いかなという感じだった。

最初の印象に反して、ストーリーを楽しんでしまった。ストーリー的にはごくありきたり(失礼!!)だったが。

後で思うに、「休息法」の本だったのか?という感じであった。

チェーンリーディング-増補 サバイバル! ─人はズルなしで生きられるのか (ちくま文庫)服部 文祥著

朝から強い雨の降る1日。せっかくの休日だというのに残念だ。天気が良ければ自転車に乗ったり、近くの山にでも行けたのだが。

結局午前中は溜まっていた仕事を少し片付けたり、お茶を飲んだり、また片付けごとをしたりという感じで過ごす。

昼食後、少しウトウトして、また片付けごと。このあたりで、せっかくの休日がもったいない感じが出てくる。

午後3時も過ぎた頃に、嫁サンが買い物に出かけるというので、ついていくことにした。

大して期待はしていなかったが、ポータブルスピーカーが、どんなのがあるか電器店に行ってみるつもりだった。ところが、なんと定休日。相変わらず運が悪い。

嫁サンの目的の一つ、書店に向かう。雨が降る中車から出るのは億劫だったが、それでもと思い店内に入る。文庫の棚をぶらぶらと見ていたら、面白そうな本を見つけた。サバイバル! ─人はズルなしで生きられるのか

増補 サバイバル! ─人はズルなしで生きられるのか

以前、たしか図書館で同じ人の「 狩猟サバイバル 」を借りたことがある。結構面白く読んだ記憶があるが、知り合いがちょっと酷評していたっけ。

大抵この手のジャンルは気になるのだが、釣りやツールや食料など面白そうな内容なので購入することに。文庫本は大抵中古で買ったりすることが多いのに珍しいことだ。

同じ本屋(図書館でもだが)へ行っても、まったく本にひかれない日と、スイッチが急にはいってある本ある本興味深く感じられる日がある。今日は後者のほうだったようで、同じちくま文庫の棚でも片手で数えられないほど読みたいと思える本が見つかった。さすがに今日は一冊にしておいたけれど。

その後、嫁サンがスーパーなどで買い物をしているのを待つ間、1/4ぐらいを読み進めたが、そのなかでも「ズルしないで・・・」というフレーズが響いてきた。

帰って表紙を見てみたら、副題が「人はズルなしで生きられるのか」であった・・・。ズルすればもう登れない山なんてないんだねぇ。

自分が山へ登る時も、不必要なものを極力減らせたらかっこいいと思う。まだまだ経験では補える状態ではないのだが・・・。

ここ数日、寝る前の楽しみができた。あ、また2冊手放さなくては・・・。

チェーンリーディング-変貌するシルクロード―炎熱の西域をゆく(長崎出版)齊藤 進著

昨日、松本市内を散歩(といっても、結局15kmぐらい歩いてしまったのだが)していて、途中座って一息入れたくなった。

ところがまわりにカフェ・喫茶店の類がなかなか見つからない場所だったようであっちへいったり、こっちへ行ったり。

諦めかけたところに、古い町家(商店?)を改装したブックカフェが見つかった。先客も見えるので安心してガラス戸を引いて入った。

テーブル席は一つ、簡単な椅子が二つ。中央に広く小上がり?があって座れるようだが、どちらかといえば椅子に座りたくてそちらを選ぶ。

「エアプレッソ?」なるものを注文すると簡単な紙コップみたいなものに入ってきた。

店主さんは何やらいわくありげな感じの方で、常連さんと思しき人と交わす会話を耳に挟むとどうやらカメラマンらしい。しかも戦場などのフォトグラファーのようだ。

本棚を見ると、この方のだろうか?と思われる写真集などが並ぶ。フォトジャーナリスト・村田信一さんという方らしい。写真関係は全く疎いので、存じ上げない。

店頭では、とても戦場などの写真を撮るような方には見えにくい。

お支払いするときに丁寧に「ありがとうございました」と挨拶してくださった。

店は「恋する虜」という。

そのとき買った古書。「変貌するシルクロード」。

変貌するシルクロード

昔から好きでよく読む、「さまよえる湖」の地域が鮮やかな写真で紹介されている。「さまよえる湖」は写真もモノクロームだが、自分のなかでのイメージもモノクローム。またこれがいいのだが。カラーも悪くない。

店主さんの写真集でなくてすこし悪い気がしたが。

今朝、起きがけに淵庵村の土蔵のなかでページをめくる。不思議な感覚だ。

チェーンリーディング-「頭のいい人」はシンプルに生きる―「快適生活」の方法(三笠書房)ウエイン・W. ダイアー著

チェーンリーディング-自分の時間 (三笠書房)アーノルド・ベネット著つながり。

同じくAmazonで、「この商品を買った人は」・・・に出てきて、上を見上げているペンギンのイラストに興味を惹かれた。ついでに、タイトルにも引かれてしまったというべきだろう(快適生活の方法・・・なんて書かれてしまっては)。ちょっと悔しい。

「頭のいい人」はシンプルに生きる調べてみたら県立図書館に所蔵されていたので借りてみた。

図書館でパラパラとめくっていた時にはあまり気がつかなかったのだが。なんとなく読みにくい。上記の本と同じ訳者とは思えない。

訳者が同じでもこれほど文章が読みにくくなるとは、それほど原文が難解なのだろうか。僕にとっては、

「頭のいい人」ならシンプルに読める

というタイトルの方がぴったり来そうだ。

ただ、4章以降はまるで別の本のようにすんなりと読めた。まるで作者か訳者が変わってしまったかのようだ。他人への対応に悩んでいるときに開く本としては良いかも。特に5章以降。

小見出しが、本文とあまり合致しないのも読んでいてつまづく理由なのか。

この本でも、「エマソン(エマーソン)」が何度も出てきた。いままでも読みたいと思いつつすれ違いばかり。春までに読むチャンスはあるかな?