オピネルを研ぎ直す

曇り時々晴れ。晴れ間が広がると1月なかばとは思えないような気持ちの良い青空が広がる。昨日の山仕事も今日が良かったかと思えるほど。

早朝圃場で発送準備など。帰って朝食。今日もご飯。先日からあるところから仕入れたとても美味しいお米をいただいているが、普段とはお米が口に入っていくスピードが速く、おかずが残りがち、ついもう一杯お代わりをしそうになるのを必死でこらえる。

片付けなどしてもう一度圃場へ。午前中は片付けや親だね作りなど。

午後はデスクワーク。そのほか細々とした片付けをする。明日の実践包丁研ぎの準備も合わせて行う。ずいぶん前に買ったオピネルのナイフと包丁を研ぐ。

サビサビになったオピネルもしっかり研ぎなおし、山に行く時携帯するようにしようと思う。20代の頃に買ったんだっけ。この頃は釣った魚を捌くのにしか使っていなかったのだが。

なんぞかんぞごそごそしていたら案外時間がかかり、気がつくと7時を過ぎていた。

Pretenderを弾く

曇り時々晴れ

天気が持ちそうなので、出雲の山の片付けに出かけることにする。早朝圃場で発送や、山仕事の準備。忙しい。

朝食や片付けなどで、結局出かけることができたのは9時過ぎ。途中、お菓子屋の前に「桜餅」の看板を目にして、お土産に購入。

現場に到着して、すぐに火を起こす。なんと、今回はコーヒーを忘れてきた(というか、手持ちがなくなってしまったのがわからなかった)。仕方なく、白湯を啜る。今日も火は簡単についた。

午前中は、枝の片付けや、その枝を使って背負子を製作。

昼は例によって嫁サンの実家で昼食をいただく。午後、少し車で昼寝して作業の続き。あまりはかばかしく進まなかった。

夜にはウクレレがあるので、早めに山を降りる。平田のゆらりで汗を流す。今日はまずまず空いているし、源泉もあまり熱くないのでうれしい。

一旦事務所に戻ってメールなど。その後リブルさんへ。

今日はA君の長男さんも参加。一気に平均年齢が下がる。

今日のテーマは髭ダンの「プリテンダー」。この曲になると聞いて、ずっと車で聞いていたのだが、とにかくAメロ、Bメロがとても歌いにくい。もともとの曲はAだそうだが、ものすごく下げてCでの演奏。思っていたよりも弾きやすいが、それでも弾き語りとなるととてもハードルが上がる。16ビートだし。さらっと弾けるようになると気持ちいいのだが。カラオケではキーをすごく下げるよりも逆に少し上げて1オクターブ下で歌うといいとのアドバイス。助かる。

A君も楽しそうな感じで嬉しい。しかし、若いのはすごい。あっという間に先生が言われることができてしまう。羨ましいがかなわない。

そのほか、ファニーバニーや歩いて帰ろう。歩いて帰ろうは、これで3回目だろうか。そこそこ弾けるようになったので、少し練習するといいかもしれない。

Aくんからはネバーヤングビーチというバンドを教えてもらう。若い人が入るとやっぱり楽しいなぁ。

焚き火コーヒー

湯沸かし

曇り一時雨のち晴れ。

今日はようやく天気が安定しそうな感じだったので、兼ねてから予定していた嫁サンの実家の山へ薪の採集ほかに出かけることにする。

早朝、圃場へ行き、今日の準備などをしたり、荷物を積み込む。その後遅い朝食、9時過ぎに出発。途中、大野のあたりから強い雨。平田あたりまで続くが、そのさきは天気が回復。

午前中は移植作業。

昼食を嫁サンの実家でとり、午後は倒木の片付けなど。午後からはずいぶん天気が良くなる。

出雲の山と寝仏
はるかかなたに寝仏が見える

3時の休憩のために水やインスタントコーヒーなどを持ってきていたのだが、ガスがなく、小さな焚き火を起こす。幸い、周囲には売るほど燃料が落ちている。

焚き火
焚き火は楽し

いつものように杉葉が少しあれば着火は簡単。乾いた枝も案外多く、すぐにいい火が出来上がる。枝分かれした少し太めの枝にコッフェルを乗せると比較的間時間で湯が沸いた。ガスストーブを持ってくるよりこちらの方がずいぶん楽しい。ただ、今日のように穴を掘るスコップはあった方がよさそうだ。

湯沸かし

時々煙が回るので煙たいが、楽しいティータイム。なかなか腰をあげることができない。

その後、チェーンソーで玉切りをしたり、細い枯れ枝を片付けるなどしていたらずいぶん暗くなってきたので帰り支度。

帰る途中、ゆらりでひとっ風呂浴びる。露天の源泉に入ったら、ちょうど東から満月が。とても気持ちが良い。ただ、源泉が熱くて長くは入っていられなかった。少し残念。

家に帰ったらもう7時。デスクワークが待っていた。

正月三日の北山縦走

天台ケ峰

曇り

今日は比較的風もなく穏やかな天気。朝はかなりゆっくり起きる。少しだけ駅伝の番組を見て朝食。

山登りの準備をする。10時過ぎに出発。せっかく嫁サンの実家にいるのだから出雲北山を目指す。例によって韓竈神社のあたりからスタート。神社に向かう家族連れが1組いた。

今日はアンダー類はモンベルのジオライン。Tシャツを上に着てさらにウールのセーターとパーカ。しばらくは寒かったが道を歩いているうちにすぐに暑くなりパーカは脱いだ。ウールのキャップもすぐ汗ばんで、平坦な道を歩く間はずっと脱ぐ。

韓竈神社の奥
車が通った形跡のない道は良い

土砂崩れなどで車が入っていない道はところどころで落葉が厚く積って気持ちの良い道になっていた。この道(権現谷)を歩くのは2度目なので、すぐに登山口に着くかと思ったが、結構時間がかかる。

持ってくるのを忘れていたストックの代わりに道端にあった枝を代用にする。まっすぐで、結局下るまでとても重宝した。

平岩コース入口

途中、天台ケ峰の双子滝コースと平岩コースの目印を過ごす。天台ケ峰が目的ではないし、平岩コースは以前降りるときに大変な苦行を味わったコースなのでもちろん登らない。

鼻突峠下
鼻突峠の下

今回も鼻突峠へまっすぐ上がるルートを使う。この時点で11時。鼻突峠には10分ほどで到着。初めて登った時にはずいぶん時間がかかったように思ったのだが。

鼻突峠鼻突峠でしばらく腰を下ろし、チョコレートなどを食べる。前回はここから弥山へ向かったが、今回は東へ。とりあえず天台ケ峰方面を目指す。しばらく歩き、気がつくと天台ケ峰南峰に到着していた。

天台ケ峰 前回はここから北峰を目指しそこから降って大変な目にあった。今日はどんどん東を目指す。

ただ、もう昼になってしまったので、少し降りたところでお湯を沸かしてインスタントのカフェラテを飲む。やはりこんな時も小さなテーブルがあったほうがよかった。

腰を上げてしばらく進むと樽戸峠。

樽戸峠
樽戸峠。林道とか位置関係がいまいちわからない

今回の一つの目標はここから北へ進み谷を降りて後野へ行くルートだったが、まだ歩いて2時間。もう少し先まで行けそうだ。この少し前で、登山者とすれ違う。おじさん一人。挨拶だけ交わす。

更に進むととんでもない急な坂道。上から降りてくる男性が一人。ゆっくり待ち、挨拶する。遥堪から上がってきたという。

急な登り
急な登り。涅槃坂というそうだ。その先が極楽山というわけ。

ここをしばらく進むと極楽山。どの辺が極楽かわからない。

極楽山
極楽山の由来が知りたいところだ

ただ、今まで曇っていた空が少しずつ雲間がひらけてきた。この先で腰を下ろしてお弁当を食べているおじいさんにあった。皆ソロの高齢男性だ。正月三日から、相当山好きか他にする事がないのか。自分の姿を重ねてしまう。ここからはかなり気持ち良い道が続き、あっという間に鈴谷峠に到着。

鈴谷峠
鈴谷峠。ネットで見る写真よりずいぶん傷んでいてすぐにわからなかった。

まだ1時にもなっていないが、一旦ここで降りることにする。お腹も空いてきたし。

鈴谷峠から北へ
鈴谷峠から北へ。最初はいい感じの道

北へ向かって谷へ降りて行く道は最初比較的歩きやすく、好みの道の感じだったが、谷底へ降りてくると時々道が不明瞭になってくる。

沢を渡る
沢を渡るようになるとちょっと雰囲気が変わる

なんども沢を渡ったり戻ったり。一応テーブがあるのでおそらくここだろうという感じだが、距離が長い。

沢を渡る
渡ったほうが良いのか悪いのか、判断に苦しむ

稜線に近い方でも倒木がチェーンソーで片付けてある感じだったので全く誰も通らないというわけではなさそうだが。

沢を渡る
多分、向こう岸の方が良さそうなのだろう。里に近づくと逆に道が荒れる

特に谷底に近いところではシダが茂り、雨の後は少し歩きにくそうだ。

この辺りが、右岸と左岸で迷った

ようやく植樹された林に出てきて一安心する。

布滝
とても奇妙な滝、布滝

途中、直立した平坦な板に水が流れている奇妙な滝に出くわす。あとで調べたら布滝というんだそうだ。なるほど。パッと現れた時には人工物にしか見えなかった。真ん中におへそのような穴が空いているし。

 

結局人里に出るまで小一時間かかった。帰りの道はあまり楽しくなかった。こうやって北山も細切れに縦走して行くと楽しそうだ。

そのまま1kmほど歩いて嫁サン宅へ。お腹が空いてお昼をいただく。ビールは最高に美味しかった。そのままなだれ込むように夕食へ続き、結局結構飲んでしまった。7時ぐらいに松江に向けて帰る。