斐伊川河口でチェアリング

晴れ。

休日だが、例によって早朝は圃場で準備作業など。

午前中早いうちは少しゆっくりする。天気が良いので10時過ぎから出かけることに。久しぶりに自転車に乗ろうと計画。

朝食はほとんどとらなかったので、斐川の北京で腹ごしらえ。豚焼肉定食にする。

嫁サンは平田から河下まで自転車。僕は斐伊川の河川敷を河口に向かって。風もほどほどなので気持ちよく進む。途中、喉が渇いて自販機を探すが、以前あったところに見つからず・・・。ずいぶんコースから外れる。自販機も減ってきたのだろうか。

ようやく河口へたどり着き、もちろん、背負ってきた椅子を取り出しチェアリング。このまま、取りのさえずりを聞きながらウトウト。とても気持ちが良かった。自転車でチェアリングは初めてだが、これはこれで悪くない。

2時間ぐらいはいただろうか。その間、近くを通り過ぎたのはウォーキングの男性一人だけ。このままずっと宍道湖と雲を眺めていたかった。

その後嫁サンの実家へ。あまり長居せず。帰りがけ、例によって温泉に浸かる。首が痛いのを打たせ湯で調整。

三郡山に登る

三郡山登山道

晴れ。気持ちが良い天気。

早朝圃場へ。発送準備や片付けなど。ジューンベリーがよく実り、収穫。ジャムにする予定。

定休日なので、朝食後少しゆっくりする。その後嫁サンと山にでも登ろうかという話になる。どこにするかと幾つか提案したところ、大東の奥の三郡山に決まった。

途中で弁当を購入して、木次方面から向かう。気持ちの良い道をずいぶん走って、三郡山登山口に到着。この時点ですでに1時だった。いくつか登山道があるが、大聖登山口から登る。

三郡山登山口

ゆっくりとスタート。スタートは谷川沿いの道を登り、しばらくすると比較的広い平らな道になる。車でも通れそうな感じ。さらに針葉樹と広葉樹が広がるエリアに入り、ゆっくりと登っていく。

三郡山登山道
気持ちの良い谷川沿いの道

この先から階段のある少し急な坂があり、そこを越えると気持ちの良い尾根に出る。

コアジサイ
コアジサイを至る所で見る

さらにしばらく歩くと頂上。比較的なだらかなので、楽な登山なのだが、案外距離がありここまで1時間半かかる。

三郡山山頂

頂上はとても開けていて遠くの山々がたくさん見える。霞んでいなければ宍道湖や大山も見えるそうだが、今日は残念ながら見えず。

三郡山山頂2
亀嵩方面から西

簡単な昼食をとって、昼寝タイム。遠くで蜂の羽音が聞こえるがそれも気持ち良い。下界は今日は暑そうだが、こちらは快適。例によってチェアリングだ。時々目を開けて雲を眺めるが、眩しくていつまでも見ていられない。

チェアリング

4時になったので下山。下山も距離がある分、1時間かかる。ただ、膝が笑うようなことはない。

帰りは湯村温泉へ。少しお湯が熱かったがさっぱりした。

岩伏山に登る

曇り

定休日だが、このシーズンはゆっくりしていられるわけもなく、早朝、圃場で発送の準備や片付けなど。

朝食に戻って、眠気が出てきて少し横になる。

昼前に動き出す。せっかくの休みだし、梅雨に入ったらまた出かけにくくなるので、近くの山へ向かおうと思い立つ。手持ちの本やネットなどを見ながら、下山後のの温泉などのことも考えつつ、奥出雲の岩伏山に向かうことにする。

この山はずいぶん気になっていたのだが、2000年代初頭の本では、冬または早春にしか登れないと書いてあるし、いつも参考にするサイトでは2008年の時点で、やはりそれなりに登りにくいように書いてあった。ところが、その後2012年に登った方の記録では、整備されてとても登りやすいとのこと。これを信用して向かうことにする。

途中で簡単な弁当を買い、現地へ向かう。現地では道路工事をしていて、作業者の方の車が進入路に止めてあったので、お願いして止めさせてもらう。

岩伏山登山道入り口
案内板は非常に立派

 

1時前にスタート。たぶんここだよなと思われる登山口はかなり草に覆われている。本当に大丈夫かと少し心配になる。

登山道わきのニンドウ。爽やかな香り

そこからさらに200メートルぐらいは、ずいぶん不安な感じの道。もともとコンクリートで舗装されているようだが、今は車が入った形跡はない。ここで引き返す人も多いのか、踏み跡らしきものはない。しばらく進むとようやく登山道の表示が見えてひと安心。

その先は少し熊笹が生えている程度でかなり気持ちが良い道に変わる。ところどころに木々の説明プレートもあってなおさら安心する。

樹木紹介のプレートもまだ新しい。
そのタンナサワフタギ

結局、ちょうど30分ほどで頂上へたどり着く。

岩伏山頂上からみるさくらおろち湖

ところが頂上は風がとても強い。木々に囲まれてあまり展望も良くないので、一段下の広場へもどり、ここで昼食、休憩にする。

例によってチェアリング。今日はイマイチかな。

ここで1時間強ほどゆっくりするが、やはり風が強く、長袖を着ていても寒く、早々に退散する。帰り道の東側の道はトレイルランのコースとも重なっているようでずいぶん歩きやすい。と思ったらトレイルランのコースから外れるとやはり草木が生い茂る道になる。

東側の登山口はひとを拒むかのようだ。近くには「熊、マムシ、蜂に注意」の表示。これを見て入っていけるひとがどれだけいるか。

ましてや登山口は、降りてきたらわかるが、登ろうとするときにはちょっとわからないような感じ。登山を拒むかのような登山道だった。

その後、すぐ近くの長者の湯で汗を流す。誰もいなくて貸切。気分が良い。

帰りは逆方向に、上久野~広瀬をとおって9号線へ。かなりの距離で眠くなった。帰ってまた一眠りしてしまった。

鼻高山に登る

晴れ。

薄曇りだが、決して悪くない天気。今日こそは山へ登ろうと朝から誓う。

とはいえ、それなりに片付けないといけない仕事があり、これを終わらせないことには安心して出かけられない。

結局、早朝に圃場へ行き、戻って片付けと不足商品の発送、片付けなどをしたらすでに10時近くになっていた。

冬の間からどちらに行くか迷っていた、出雲の鼻高山と、奥出雲方面の山だが、迷いに迷った末、鼻高山に決定。

スタート地点も幾つか考えられるのだが、まずは近くまで行こうと出発する。途中色々考えつつ、尾根を超えるルートにしようと思いたつ。

まずは降り口を一畑電鉄の高浜駅の近くのキャンプ場に決める。そこで、車が駐車できる川跡駅に行き、車を置いて雲州平田駅まで電車で行く。

ここからバスで鰐淵寺へ。スタートは鰐淵寺だ。この時点ですでに12時半だった。

ゆっくりと登り始め、気持ちの良い坂道を上っていく。陰なのだが、風が弱くてすぐに汗が吹き出る。ルートを楽しもうと思いつつも、ついつい先を急いでしまう。害獣駆除のため、気をつけろという看板。念のため鈴を持ってきておいてよかった。

30分ほどで伊努谷峠に着く。ここからは縦走。

新緑の中とても気持ちがいい。一箇所強い坂があったが、なんとかパス。しばらく歩くと出雲北山の最高峰鼻高山だ。何度か休憩を入れて、結局1時間ちょっとでついた。ここまで誰にもあわなかった。

背負ってきたチェアに座り空を眺める。最高。これがやりたくて、GWもほとんど休まずに頑張ったのだ。いまどき、チェアリングというそうな。どうでもいいけど。

ラーメンを茹でてお昼を食べ、ハチやチョウが舞うのを眺めながらウトウト。斐伊川が下にゆっくりと流れる。

西を見ると遠くに三瓶山も見える。

2時間も頂上でゆっくり。風もほどほどで、松の木陰が気持ちよかったせいもある。この間、上ってきたのはたった二人。トレイルランのお兄さんと、初老の登山者のみ。二人とも5分も頂上にいなかった。忙しいというか、それが楽しいのやらという気分だ。

帰りはかなりきつい下り。40分ほどでキャンプ場に降りたが、かなり膝に来た。その後、駅までもずいぶん遠く感じられた。高浜駅からは隣の駅なのであっという間。

帰る途中、温泉で足のケア。とても気持ちが良い。