反省多き星山登山

曇り時々晴れ。早朝圃場へ行き、ラジオ体操、片付け、苗の準備など。8時前までかかり、その足で山登りに向かう。冬になるとなかなか行きにくくなる中国山地方面へ。

昨日迷いに迷ったが、真庭の星山に向かうことにした。距離が相当あるが、8時発だし、自分一人なのでゆっくりと下道で向かうことにした。

9号線から米子へ向かい、根雨から四十曲峠へ。20代ぐらいは時々通ったことがあるが、本当に久しぶりだ。ほとんど変わっていなかったが、交通量はすごく減った気がする。そのかわり、走りやすい。新庄の道の駅で休憩する。この時点で10時前。結構かかっている。ここから勝山へ向かうが、記憶よりもずいぶん遠く感じた。勝山で弁当を購入。ラーメンなども持参してきているので、とりあえず小さめの牛丼だけ購入。お茶も買おうかと思ったが、インスタントのカフェオレもあるし、やめる。

そこから登山口まで割とすぐだと思っていたのに、入り口を通り過ぎてしまったようで6キロも先に行ってしまった。Uターンして神庭の滝の入り口から入る。まだここから結構奥だった。

星山ルートマップ

今日のような平日だから人は少ないだろうと思っていたが、駐車場には5台以上止まっていてびっくり。しかもこれから登ると思われる二人連れもいて少し焦る。

登山口付近から見る星山(たぶん)
登山口付近から見る星山(たぶん)

スタートは11時半。予定よりかなり遅い。ここで焦ったのが悪かった。登り始めてしばらくして、「あれ、ラーメン入れたっけ?カフェオレも・・・」と思ったが後の祭り。もうすでに出発して10分以上経っている。ここから戻る気にはなかなかなれない。仕方なく歩みをすすめる。

きちんと整備された登山道はとても歩きやすい。時々、看板や記念樹の杭がところどころにあってうるさい感じはするが、明るい登山道で気持ちが良い。足元も少し滑る感じはするが、最低限の階段程度だし、とてもいい感じだ。木々の間から見える中国山地がまた疲れを取ってくれる。

歩き始めて15分。向こうに見えるのが星山だろう

先行していた二人組を追い越す。とはいっても相当ゆっくりのペース。紅葉も徐々に色づき始めていて、目を楽しませてくれる。

途中、よくわからない分かれ道があったが、おそらく右方面だろうと更に進む(左は前山に登る方向だった)。

30分ほど登ると860メートル分岐。前山のほうから降りてくる道にであう。帰りがけ、余裕があったら登ってみよう。

この先で若い夫婦と、ひとりの三脚を持った登山者とすれ違う。挨拶を交わして更に15分ほど進むと、八号目の標識。

星山八号目。ここからはあと一息だった

視界も開けてきたので、もうそろそろ頂上かもと思っていたところだったのに、まだ八号目。結構しんどい・・・。

星山から見た前山

後ろを振り向くと、先程の前山が下に見える。南側はどこまで続くのかと思えるような中国山地。道後山で見たような風景と似ている。

八号目の標識にビビったのだが、それから10分もかからず山頂に到着。

本やネットで見たよりもずいぶんと狭い感じがした。北側を見ると大山から蒜山三座が並んで見える。いつか蒜山にも登ってみたいものだ。

星山から大山、蒜山

ザックを開けるとやはりラーメンもカフェオレも入っていない。水も、バーナーも鍋もケトルも入っているのに・・・。しかたなく水で喉を潤し、牛丼を食べる。今日もう一つ残念だったのは、いつものチェアを持ってこなかったこと。遠方だし、運転で疲れそうなので、上りの負担にならないようにと代わりにザ・チェアの方を持って上がってしまった。山頂は笹が周りに茂っていて、地べたに座る感じだととても見晴らしが悪い。この間の剣山のような感じなら問題なかったのだが・・・。

色々反省しつつうとうとしていると追い越した二人組の女性が上がってきて、そのあと、同年代ぐらいの男性も上がってきた。少しだけ会話をして山の情報などを仕入れる。高清水トレイルがいいとのこと。いつか向かいたい。

山頂には櫃ケ山180分の標識。とても行ける体力はない。ネットを見ても朝7時台の出発が必要のようだ。

あまり長居する感じにならなかったので、仕方なく下山を開始。13:30前。

星山からの下り

先程の男性は少し下がったところの見晴らしの良い岩で弁当を楽しんでおられた。下山は楽だったので、前山にも行ってみたが、大きめのぶなや雑木が生えていて視界はほとんど楽しめなかった。途中の山道は悪くなかったが。

駐車場までおおよそ50分ほど。14時半前に到着した。

ここからどうやって帰ろうかと頭を悩ます。高速に乗ってもいいけれど、僕の車では結構流れに乗るのが大変だし、なんといっても高速は単調でつまらない。2時半なのでやはりゆっくりと下道で帰ることにした。

帰り道、途中で温泉に浸かり体を温める。帰ったらもう十分に暗かった。

教訓。少なくとも前日までは登る山を決めて、食事もおおかた準備しておくべき。・・・とはいえ、なかなかできないんだよなぁ。

秋のプチデイキャンプ

曇り。天気予報ではもう少しマシな天気になりそうな感じだったのだが、降りそうで降らないような一日だった。

定休日だが、早朝圃場で発送準備など。そのまま出かけることにした。幸い、用意は昨日のうちにほぼできている。

山登りにするか、それともデイキャンプ系か定まらない。特に、行き先がいまいち確定しないまま出発。とりあえず西に向かう。

途中、宍道で、そうだ、松江市の支所によって子供に頼まれていた住民票を取りにいこうとしたのだが、なんと、免許証が見つからない。昨日バイクで出た時に、バイクのケースにいれっぱなしだったか、それとも持っておりた書類とともに家の机にあるか・・・今から取りに戻るのも・・・(結局のところ、パーカのポケットに入っていた。車の中で)。ということで断念する。

そのまま昼食を買いに行く。お米は持ってきたし、簡単なおかずを・・と色々みるが、これもまた定まらない。結局安易にレトルトの牛丼になってしまった。さらに、ホームセンターでこれから必需品となるホッカイロを購入。この頃頑張って腹筋しているが油断は禁物だし。

結局、デイキャンプ系に決定。現地へ到着後、準備を整え、火を起こす。乾燥した枝がいっぱいあるので燃やすものには不自由しない。

まずは炊飯の準備を整えて火にかける。その間に、昼食後の昼寝のためにハンモックを吊す作業。

鉄板を熱して買ってきたソーセージを焼く。ついでに卵も割り入れたのだが、鉄板が平になっていなかったため、いっきに炎の方へずれてしまった。それでもいい感じに焼けた。どうもこの鉄板は使い勝手がイマイチ。スキレットがいいのだろうか。重いのが嫌なのだが。

ラーメンも持ってきたのだが、たまにはラーメンなしも良いだろう。

コッフェルに湯を沸かし、牛丼を温める。ちょうどいい感じでご飯もできた。少し底についたが、まあいいだろう。そのまま牛丼を投入して食べる。目玉焼きはそのまま醤油をかけたが、2個目は牛丼に加えて。お腹が空いていたのでおいしい。

食後はハンモックでウトウト。少し寒いぐらいだ。あまり長くは眠れない。その後は焚き火をいじりながら周囲をゴソゴソ。冬のプランなどをぼんやりと考える。案外時間が経ったと思ったのにまだ3時台。残りの熾火で湯を沸かし、インスタントのカフェオレを飲む。

その後クルマに戻って片付け。その足で温泉へ向かう。今日は案外人が多かったが、源泉のところは比較的空いていてゆっくりと寛ぐことができた。

剣山へ登る

曇り時々晴れ。気温は少し低め。

定休日だが、早朝圃場で発送準備と片付けなど。

今日も山登りには良さそうな休日。どこへいくか決めかねていたが、嫁サンの判断で新見・明智峠の上にある剣山へ向かうことに決定。

出発は10時前。下道をゆっくりといくことにして、9号線で米子まで。そこから花回廊の西側を通り、山道を抜けて根雨へ到着。ここから嫁サンのナビにしたがったのが大間違い。一本西の道を進んでしまう。しばらくしておかしいことに気付いてまた根雨までもどる。四十曲峠と同じ方向へ向かってしばらくして右折。この道はほとんど通ったことがないのでわからなかった。嫁サンは何度も通ったところらしいのだが、昔の記憶は曖昧だ。

明智峠を上り始めると左側に大山が見え始める。しばらくして明智トンネル。工事中である。登山口と駐車場はトンネルを出てすぐのところだが、工事車両が駐車していないか不安になったが、不安は的中。現場事務所のプレハブまで設置してあって駐車場所がとても限られていた。誘導員のお兄さんに留めていいか訊ねたら、気持ちよくOKしてくれた。

剣山入り口
明智トンネル南側出口付近の剣山入り口

準備をして出発。この時点で12時前。予定では11時過ぎには登山開始という感じだったがまあしかたがない。

最初は雨の後でしめった作業道を登る。コンクリートで舗装されているが、あまり車が上っている感じはない。

10分ちょっとで作業道から山道に入る。

途中から山道に入る。どうやら上に中電の鉄塔があるようで、その管理道を兼ねているようだ。

剣山の階段

そのため比較的上りやすい。また、ときどき登っている人もあるようだ。実際ネットにも先週あたり登っている人の記録があった。

3分ほどで三日月山との分岐。名前に惹かれるが、あまり展望はないとのことで今回はパス

しばらく登るとその鉄塔に到着。

真下をくぐるかたちで通り抜ける。その先からまた普通の登山道となる。ここから先は笹が少し前に刈られたようで道も歩きやすい。

管理しておられる方々に感謝である。すぐに稜線に辿り着き、とても気持ちの良い山歩きになる。しばらくは展望が少なかったが、途中から大山が見えるようになり、「ここが山頂か?」と思えるようなひらけた場所に来る。ただ、登山道はまだ続いているので、もうしばらく歩くとすぐに山頂。

剣山頂上

本当に360度ひらけている。今日は他に登山者もいないので一人(二人)じめである。

南側に花見山

早速弁当を広げる。おにぎりや簡単なおかずと、ラーメンをゆでるという毎回定例のメニューだが気持ちが良い場所での昼食はとてもおいしい。時々日差しがさすとまずまずあたたかい。

昼食後、椅子を出して大山を望むチェアリング。残念ながら大山の山頂は雲に覆われていて最後まで見えなかった。スマホで地図を確認すると左側には結構大変悩まだと言われる宝仏山。

たぶん毛無山

向かいには毛無山だろうと思われる山が見える。南側には花見山が見えるが、こんなところだったっけと思わせる。(あとで国土地理院の地図で確認すると位置関係がはっきりした。人間の感覚はあてにならないものだ)

しばらくいると案外寒さが気になり、2時過ぎに下山開始。ゆっくり降りて1時間弱で車に到着する。帰りがけは、南側の道を通ったら、コンクリートの作業道がかなり長くてあまり楽しくなかった。

登山が終了して、新見方面へ降りたところにある温泉へ。800円と少し高かったが、ホテル併設の温泉なので仕方がないだろう。大浴場はとても広く、広い庭の中にある露天風呂からさっき登っていた剣山が見える。なかなかいいものだ。

温泉から見た剣山
温泉から見た剣山

帰りは根雨から米子方面へ旧道を通ってゆっくりと松江に向かった。

デイパックを洗う

晴れ。気温は高い。10月なのに。という感じ。

早朝圃場で発送準備とラジオ体操。昨日の片付けなど。

いったん帰って朝食とデスクワーク。

9時過ぎに若干の買い物と配達作業。11時前にもう一度圃場へ。

植え替えなどの作業。少しだけ野菜の収穫。

午後は少し昼寝。この頃ごく短時間で済む。

その後はデスクワーク。結構細々としたことが多く、手間がかかる。

夕方いったん圃場へ。

その後もデスクワーク。昨日使ったデイパックをつけ置き。ネットを見ると中性洗剤を使うと書いてあるが、然るべき中性洗剤が見当たらないので、とりあえず普通の洗濯用洗剤を使う。まあ、デイパック自体が30年近く前のものなのでいいだろう。