ピラミッドの時代と同じようなこと

ころとてこ

晴れ時々曇り。風があまりないので力仕事をしていると汗が出そうな天気。

午前中は例によって圃場で作業。ビニールハウスの改造前の下準備で、親木の移植などを行う。いっぺんに出来ないので今日はモッコウバラとタイワンニンジンボク。タイワンニンジンボクはかなり根が強く土を掴んでいて掘り上げるのに苦労する。その代わり活着も心配なさそうだ。

案外スムーズに進んだので気分が良く、ずいぶん前から気になっていた芝生脇の大きな石を移動させてみることにする。一人ではとても持ち上がらず、金棒を使って浮かせるのがせいぜい。

一度は割ってみようとしたこともあった。ハツリ機を使い挑んでみたが、小さな穴を開けるのが精一杯。それでずっとほったらかしだった。

今日はスタッフとともに、てことコロを使って邪魔にならないところまで移動させることにした。近くにあった杭をソリのように使い、ビニールハウス用のパイプをコロの代わりにする。おそらく100キロは優に超える石だが、案外すんなりと動くことに軽く驚きさえ覚えた。ピラミッドの時代と同じようなことをしているのだが。

ころとてこ

重機を使えば簡単な話なのだが、自分の力と工夫でなんとかできた時の達成感とは代えられない。重機を使えばお金もかかるしね。ゆっくりと時間をかけて20メートルほどを20分ぐらいかけて運んだ。それでも終わったころには汗をびっしょりかいていてTシャツになるほどだった。

午後は、昨日交換したタンクのストッパーが、やはり調子が悪くポタポタと水が漏る。結局はきちんと取り外す羽目になった。取り出してチェックしてみると、パッキンが当たる部分に欠けがはいっていた。

これではいくらパッキンを新品にしても意味がない。4000円ぐらいを得したと喜んでいたのだが、これは全交換するしか手がない。まあ、それでもタンクに入らずにパーツを交換できる方法も分かったし、よしとしよう。

夕方から米子のウクレレ部の集まりに参加。岡本工房さんにウクレレの修理と改造をしてもらうための2台と、演奏用のを1台持っていく。昼の作業で汗をかいていたので、それでも失礼がないよう、皆生でお風呂に入ってから会場へ。すっかり温まったため、会場では汗をかいてしまった。

それにしても米子のメンバーの皆さんの熱心なこと。これは確かに部活だ。みなさんの熱気に圧倒されて写真を撮ることさえ忘れてしまった。ウクレレ風のベース(?)やギターも一緒に演奏してとにかく賑やかだった。

1年経って受ける初心者レッスン

晴れ時々曇り。風が少し冷たい。

例によって早朝はビニールハウス。発送の準備など。

Gさん、苗を運ぶ途中で転倒、腰を打つ。Iさんは原因不明の歯痛で今日はMRIをとってもらうとかで早めに上がられる。

店の壁の塗装のため、苗の台などを一時退避させる必要があり、いい機会なので塗りなおすことにした。それまでは明るすぎるパステルグリーンだったので、少し濃いグリーンに。

苗の棚

ただ、塗ってみたら案外明るめの色で期待外れ。まして、1時間もかけずに塗ったので(サビはサンダーで落としたが)、ものすごく適当な塗りに。塗装屋さんに見られるのが恥ずかしいぐらいだ。

店の壁壁は午後には正面部分がほぼ完成。塗装屋さんの仕事はゆっくりで丁寧。でもきちんと進む。そのあたりがプロだ。刷毛の動き、特に刷毛を壁面から外す時の動きは書家を思わせる優雅さだ。褒めすぎかな。

Kさん、S邸の庭作業完了後、お昼ぐらいに登場。ビオラの親木などを植える場所などのメンテナンスをしてもらう。先日植え返してもらったアジュガがいい感じになってきた。

アジュガ

Gさんは午後、病院に行くが、圧迫骨折の疑いとのこと。長引かねば良いが。

夜、ひうたさんのウクレレレッスン初心者コース。1回目。直前で都合が悪くなった方が複数いたが、濃密で楽しい会となった。次回が楽しみ。ほぼ1年前に同じレッスンを受けたのだが、ほとんど覚えていなかった。無我夢中だったのだろう。1年経ってレッスンを聞くと今更ながら「なるほど」と思えることが多い。

ウクレレレッスン

今となっては簡単にできることが、そのときはできなくて、でも、できた時にはものすごく満足感を得られたものだ。もちろん、その繰り返しで今まできているのだが、すごく初歩的なコードチェンジができただけで嬉しかったことを思い出した。

こんなに簡単でおもしろいウクレレの楽しさを知ってくれる人が一人でも増えてほしい。次回の開催がいまから楽しみだ。

30年ぶりの大山登山

晴れのち曇り。

定休日。数日前から、近場でどこか登りやすい山へでも行こうかと予定していたのだが、昨日急に嫁サンが「大山に登る!」と決めてしまった。今月初め、白馬を見て、「いつかは」と思ったようで、大山ぐらい登れなくてはと考えたのだろう。

大山は30年前に同級生たちと登って、当時は肥満体だったこともあり、随分しんどかったこと、降りてから焼肉屋へ行ったことぐらいしか記憶にない。久しぶりに伸びるのは構わないが、体力的に少し心配もあった。

それでも、10時前に大山寺に到着。すでに登山口近くの沢の脇の駐車場、キャンプ場の近くの駐車場は満車。我々は遅すぎるのだ。

今からあそこまで登るのか・・・と思うと手が震える

今回はなるべく軽い装備で。食事もおにぎりと、インスタントラーメン程度をもってスタート。

ゆっくりと焦らず登り始める。すでに降りてくる登山客もいて、何時にスタートされたか聞いたら7時半とのこと。

なかなか1合目にたどり着かない。紅葉はこの辺はまだまだ。登山道脇にクルマバソウがところどころに生えていた。2合目、3合目と登る。

クルマバソウ

とにかく中高年が非常に多い。若い人はトレイルランタイプの方も多い。膝を壊さないのだろうか。

年代に関わらず女性の集団はとにかく騒がしい。元気だ。こんなに喋りながら登って息が切れないのか不思議なぐらい。

いずれにしても、皆装備がきっちりとしている。あまり知らないが見るからに高級そうなデイパック。僕が使っているのはこれも30年近く前のLLBeanのデイパック。シンプル極まりない。でもいいのだ。

足元も、有名なブランドのしっかりしたものが多い。着るものももちろん。よりどりみどりの展示会状態だ。

ゆっくりゆっくり登るおじいさんを抜いたり、抜かれたりしながら登る。5合目以降だいぶ降りてくる人も増える。1200メートルぐらいになると紅葉もきれい。

今は縦走が禁止されているピーク

6合目の休憩所ではびっくりさせられた。2時間ほど前、大山寺まで車で上がってくる途中のことだが、通学用タイプの自転車を押して上がってくる男性がいた。気温は低いがすでにTシャツ一枚で背中に汗がにじんでいた。Tシャツには大きく「村岡」と書かれていた。まだまだ大山寺まで相当ある距離だった。「まさか大山寺まで登ったりしないよね」と思っていたのだが、その「村岡さん」が大山寺どころか6合目にすでにいたのだ。我々は駐車場がなくて一旦戻ったりしていたので、時間差は縮まっているのは確かだがそれにしても・・・。

そもそもどこから登ってきたのか・・・。まさか米子あたりから・・・。もしかしたら、Sea to Sammit の練習かもしれない・・・。スエットにTシャツというとても身軽な服装だったし。すごいぞ村岡さん!

見晴らしも良くなってきて、登って一息つくごとに、「おー」と、感嘆の声が出る。遠くに池?と思われる場所が見えたが、あとで確認したら大規模ソーラーだった。とんでもないサイズだ。

メガソーラー

6合目~7合目~8合目あたりはかなりしんどい。ただ、急がなければそれほどでもなかった。木道に入ると後は楽。一気に頂上だ。途中、「今日は人が多いですよ!」と降りてきた人が言っていたが、実際に頂上も沢山の人。腰を下ろす場所に迷うほどだった。昨日はすごかったことだろう。

大山山頂

天気にも恵まれ、あまり暑くもなく寒くもなく、頂上で昼食。まだボチボチ登ってくる人がいる。

先がないかも・・・と思わせられる木道

ゆっくりと休憩をして下山。途中に咲いていたシモツケソウがとても鮮やか。

帰りは行者谷コースで。こちらは特に紅葉が綺麗だった。

行者谷の紅葉

帰りで疲れていなければゆっくりと歩きたい感じ。人も少なめ。

案外時間がかかり、大山寺に降りてきたら5時近くだった。あまりにお腹が空いたのでカフェで軽食。寂れた旅館街に、新しい施設がたくさんできてきている。

このあと、ひうたさんの「ウクレレじかん・弾き語り」のレッスンに参加予定の為、あまりゆっくりできずに松江に戻る。

シャワーだけ浴びて出かける。

今日のテーマ曲は、THE BOOMの「星のラブレター」やブルーハーツの「青空」、斉藤和義の「歌うたいのバラード」

いずれもよく知らない曲だったが、前の2曲はあらかじめ教えてもらっていたのでネットで聞いて予習。楽しく弾けた。

強弱をつけたり、聴かせるポイントなども教えてもらって大満足。新しいテクニック(と言えるほどじゃないと思うけど)も教えてもらってとくした気分。音楽は深いなぁと、改めて思う。

歌うたいのバラードは新しいコードが結構出てきたが、押さえるのはそれほど難しくない。ただ、覚えるのは難しいが。

終了後には、参加者全員でお稲荷さんをいただく。libre – リブルさん、ごちそうさま!!

ビニールハウス改造工事

曇り時々晴れ。夜の初め頃雨

朝は少し寒く、パーカを羽織らないと寒いぐらいだった。ビニールハウスで2週間ぶりのミーティング。

そのまま午前中は作業。夏の途中からずっと投げっぱなしだった、一番下のハウスの奥の部分の改造工事の続き。

ビニールハウス改造

夏に一時中断したのは、土が乾いていてあまりにもビニールハウスのパイプを差す穴が開けにくかったため。その頃は、この調子では1日に数本しかパイプが立てられないような状況だったのだが、湿っている今日はあっという間。20分ぐらいで穴を10近く開けることができた。昼にはかなり形ができ、あまりの進み具合に驚いたほどだった。

事務所に戻るとYさんが久しぶりに来店。ウクレレのボディのホールについて相談。午後はデスクワーク。忘れ物があり、一時ビニールハウスに戻る。

その後も夜までデスクワークの続き。

仕事のあと少しだけウクレレの練習ができた。これからの時期は少しずつ鳴らせる機会が増えるかもしれない。