お金と一緒

朝からとても良い天気。雨続きだったので、なおさら気持ちが良い。風はまだ冷たいけれど、青く澄み切った空を見上げるだけでも晴れ晴れとした気分になる。

オオイヌノフグリ足元に目をやるとオオイヌノフグリが気持ち良さそうに太陽に顔を向けていた。

チオノドクサ畑の横ではチオノドクサが今年も花を咲かせてくれている。ずいぶん昔に植えた球根だが、増えもせず、減りもせずといったところ。ただ、耕したりする時に移動してしまったのか、ピンクとブルーが混ざってしまった。毎年花を見ながら分けてやらねばと思いつつ、そのままに。今年もきっと手をつけることはないだろう。

夕方、事務仕事を終えて再度圃場へ向かう。太陽が山の向こうに落ちると一気に冷えこんでくる。でも、この時を見計らって懸案の薪割り作業。日中なら大汗をかくところだが、この時間ならその心配もない。

薪割り小一時間でこれぐらいの成果。この冬の目標は3年分の薪を貯めるつもりだっただが、まだこの調子では厳しいかもしれない。それでも2年分は溜まったかも・・・という感じ。

案外この冬、多くの薪を消費した。「そんなに使った感じはないけどなぁ」というスタッフに「薪もお金と一緒で、知らないうちになくなるもんだ」と答える。汗をかかないとなかなか貯まらないところも一緒だけど。

糠の機嫌

ここ1週間から十日ばかり、お腹の調子があまり良くない。あまり良くないと言っても、ひどいわけではない。

普段がすごく良いので、ちょっと悪いだけでとても気になる。普段のすごく良い調子の時は・・・と説明したって誰も読みたくないだろうからしないけど。

発酵食品は大好きだし、野菜も気をつけてよく食べている。毎朝ヨーグルトも欠かさない。

それなのに復調の兆しが見られないから少し心配しているところだ。

こんな時はぬか漬けだ。店でも、「お腹の調子が悪い」とか、「便秘気味だ」という悩みの方がよくいらっしゃるので、本当なら「このハーブティーがいいですよ~」と薦めたいところなのだが、本当に困っている方にはぬか漬けを強く勧める。

例年だと、夏野菜がで始める頃にスタートすることが多い自家製のぬか漬け作り。今年はうちの奥様(敢えて敬称)に頼み込んで早くからスタートしてもらうことにした。

何年か前は自分で糠を用意して樽で一から作ったのだが、本当にぬか漬けは日々の手入れが大変だ。いちど作ってみて糠の機嫌を取ることがどれほど手間かよくわかった。冬はまだしも特に夏は冷蔵庫がないと厳しかった。

ぬか漬けキット
本当に簡単に美味しいぬか漬けができる。

ということで、現在はこんな簡単にできるセットを使って作っている。もちろんお手入れをするのはうちの奥様(敢えて敬称)だ。糠の機嫌を取るよりも簡単かも・・・なんていったら大変なことになりそうだが(笑)。

その分僕はしっかり材料を育てるのだ。

春分の日と薪の山

春分の日の今日、冬のような冷たい雨が降り続いた

これではとてもお墓まいりなど出かける気分にはなりにくいだろう。先日とりあえずお花を供えに行っておいてよかった。

さて、春分の日と聞くと、やはりこれから本格的な春、初夏、夏に向かって動いているという気持ちが強くなってくる。

そんな時期なのに、心にずっしりとのし掛かってきているのが、薪の山だ。

今年の冬、幸いにもビニールハウスのすぐ上で伐採された木を譲っててもらえることになり、大喜びした。

とりあえずは使えそうな太さのものを現地で玉切りし、子供やスタッフを動員して運んだり、少しづつ薪割りをしたりしていたが、今日現在これほどまだ残っている。

薪の山
これと同量ぐらいはすでに割って積み終わったのだが・・・

春になるとこの場所に車を入れることも多いので、少なくともそれまでには場所を空けたいのだ。

さて、そんなタイミングで昨日、庭師のM氏から木を伐採したので薪としていらないかという申し出をいただいた。普段なら大喜びで受けるところだ。しかしこの状態ではちと不可能に近く、泣く泣くお断りすることに。

薪割り自体は嫌いではないが(どちらかといえば大好きかも!)、あまり気温が上がってくると嫌だし。天気が良くて時間が空く日が早くやってきてほしい。

お彼岸のジムノペディ

お彼岸だというのに寒い1日。朝から冷たい雨と風で、冬に逆戻りしたかのような日だった。

さて忙しい1日の仕事が終わって、少し時間と気持ちに余裕があるときはウクレレの練習時間となる。

今日は9月の終わり頃から始めているエリック・サティのジムノペディ。ゆっくりしたテンポの美しい曲だ。

ジムノペディ楽譜

CDなどで聞いているときはもちろん、自分で弾いていても気持ちが穏やかになってくる。昔から好きで聴いていたのだが、まさか自分で弾くようになろうとは思いもしなかった。いまのところ、弾きたくて有料で楽譜をダウンロードした唯一の曲だったりする。

ダウンロードもとはこちら

同人音楽の森

このサイト、様々な楽譜をダウンロードできるが、演奏する楽器で検索することもできる。ちなみにウクレレだと1000曲以上あるようだ。ついつい見ていると時間が経つので危険である。

さて、肝心のジムノペディ。まだまだ、つまったり、間違えるところが多くてとても最後までは引き通せないのだが、いつかは持ち曲にしたいと思っている。

いまのところでは、飽きて投げ出す感じはなさそうだ。あと1年ぐらい練習すればずいぶん違ってくるのだろうか。