使用感あり

午前中から曇っていたが、午後から気温が下がり、3時前ぐらいから雨が降り出した。本当に久しぶりの雨。夏ではないからそれほど気にはならなかったが、畑をしている方などにとっては待ち望んだ雨だったかもしれない。

今日も一日中店に張り付いて溜まりに溜まった諸々の雑務を片付ける。こういう日はやはり必要だ。定期的に作れればいいのだが。

仕事が一段落してから、少し前に手に入れたウクレレの楽譜本(というのかな?)を開く。

ウクレレ・ソロ・クラシック名曲選

2007年の出版。現在はもう絶盤のようで、Amazonでも中古がずいぶん高値で出品されている。初めて見たとき、7千円台で、とても手が出なかったが、たまたま先日見たときにちょっと手頃な値段になっていたのでつい手を出してしまった。それでも定価の3倍近かった。本日現在も一番安いもので5千円ほどだ。といっても40曲以上入っているし、その気になれば死ぬまでかかっても?弾き終わることはできないかもしれないと考えると決して高いとは言えない(と、自分で自分を納得させる)。

もちろん、安いぶんには理由があって「使用感あり」である。抱いて寝るわけではないし、枕にするわけでもないから別に構わないけど。

開きグセ

前の所有者さんはずいぶん練習したようだ。よく開いた形跡のあるページはベートーベンの「月光」、ショパンの「別れの曲」、「パッヘルベルのカノン」だったようだ。

特に「月光」のページはずいぶん手垢?が付いているし特に開きグセが強い。ずいぶん練習されたのだろう。実際にどれぐらい弾けるようになったのだろうか。まあ、いずれにしてもどの曲も僕はすぐに弾く気にはなれないと思う。きっと彼(彼女?)とは、曲の趣味は合わないだろう。

手垢
練習の跡??

それよりも、ここまで練習していた前の所有者がどうして手放すことになったのかのほうが気になってしまう・・・。

さて、手に入れたら安心してしまうのが僕の悪い癖。すぐに弾き始めればいいのに、まだ、「どれから弾こうかな・・・」とニヤニヤしてページを開いたり閉じたりしている。少なくとも弾かずに手放すことだけは避けたいものだ。前の所有者に負けないぐらいの使用感をつけれるかな?