お土産は何を

晴れ時々曇り。梅雨にしては比較的爽やか。風も一日中強めに吹き、夕方などは肌寒さも感じた。

午前中は圃場でポット上げなどの作業。

ピンクトードフラックス

ビニールハウスの片隅に、実生で育ったピンクトードフラックスが満開。淡い色は紫の種類よりもいい感じだ。もう少し増やすように心がけたい。

店には、緑ヶ丘養護学校からNさんが職場体験2日目。学校では自分自身を見つめる練習をする時間もあるという。僕が高校の時、自分を見つめるという時間があっただろうか。

午後は例によってデスクワーク。途中、店頭で販売しているジャムを作っていただいているMさんがいらっしゃる。何かの話から、彼女の同僚の方が、髭男のメンバーのお母さんだという話になり、盛り上がる。「ぜひ、『応援してます』とお伝えください」とお願いする。やはりこのあたりは狭い。

夕方、益田よりHさんご夫妻が来店。お土産にと渡されたのがなぜか京都のカレー。この辺が楽しい方である。

京都七味カレー
食欲がそそられる

コーヒーを飲みつつ、しばし歓談。本当はゆっくりと話したいところなのだが、遠方へもどられるため、それができず残念。

仕事や家庭の話など、遠慮なく話せるのは彼の人柄に寄るところもあるだろう。毎回会うたびに大笑いさせてくれる。

次回は是非益田でお会いしたい。お土産は何を持っていくと笑ってもらえるだろうか。

オヤビンからの依頼

ようやく天候も回復基調。ただ、気温が低めで早朝はTシャツ一枚では肌寒いぐらいだった。午後からは青空も見え始めた。これからしばらく梅雨の合間の好天となりそうだ。いろいろ片付けるべきことも多い。

今日も気になっていたことの片付け作業。依頼されていた鉢植え、寄せ植え作り。鉢を預かってからしばらく構想を練っていたが、なんとか方向性が見えてきたので取り掛かることにした。

寄せ植えや鉢植え作りもここしばらくしていなかった。基本的に寄せ植えは好きではないし、お客様にもあまり勧めていない手前、滅多に作ることはない。

だが、今回は開店当時からいろいろお世話になった特別な方(敬意を込めて「オヤビン」と呼ばせていただいている)からの依頼なので断ることはできない。

ストロベリーポットは可愛らしいのだが、組み合わせには本当に苦労する。今回はギリシャにノスタルジアを感じていらっしゃるオヤビンのためにギリシャに由来のあるハーブでかつ乾燥に強い種類でまとめてみた。もちろん、料理に使えるものも加える。このブログをご覧になっているといけないので、詳しい種類は伏せるが。

ストロベリーポット

寄せ植えというと、作った時が完成というとらわれ方が強く、そのように作ることも多いのだが、それではせいぜい長持ちする切り花とかわらない。まだお渡しするのはひと月先なので、それまでにしっかり根付かせてなじんだ時が完成、または、お渡しして、そこで育ってからが完成なのだ。

久しぶりの鉢植えや寄せ植え作り、やはり楽しい。もう少し時間に余裕があれば、店頭に並べる鉢植えなども作るのだが・・・。

どちらも約20年前の鉢。いい鉢は長持ちするものだ・・・

案外スムーズに鉢植え作りは終わり、これもずっと気になっていたとある挿し木を行う(まだ未発売なのでこれも詳細は出せないが・・・)。

いずれにせよ、気になっていたことを片付けることができると気持ちが良いものだ。

午後、ガーデナーのKさんが作業に来られたので、いろいろ説明してから一旦帰宅。

夕方までデスクワーク。途中、GoogleAdwordsの担当の方より電話があり、新機能についてのサポートを受ける。いままで何度か担当が変わったが、どの担当さんも非常に頭の回転が速くて感心する。相手の言葉に耳を傾け、こちらの聞きたいと思っていることを的確に把握する力、相手に合わせて説明する力を持っている。しかもとても丁寧だ。毎度毎度、クレバーだなーと感心するばかり。

この頃は自分の言いたいことばかり口から発して満足し、相手にわかってもらおうという心づかいがない人も多いのでなおさらその感は強くならざるを得ない。もちろん、自分も見習わなくてはならない。

夕方、スタッフのOさんが岩牡蠣を持ってくる。10個以上あったが、もう3度目なので開封作業も30分ほどで完了。巨大なムール貝もいただく。さて、レシピは何になるやら。

蕾が開くように

朝からサラサラと降り続く雨。午前中は降ったりやんだりを繰り返す。午後は徐々に天気回復。夕方には青空も見えてきた。

午前中、涼しくて日が刺さないなか、ビニールハウスの寒冷紗の取り付けを行う。1年ぶりだと、やはり勝手を忘れていて、手間取る。

店では、緑ヶ丘養護学校から職場体験にNさんがやってきた。何か得られるものがあるといいのだが。楽しそうに仕事をしていたと聞き、安心する。

ラジオでは米朝首脳会談のニュースが流れている。1年前、この日を想像できた人がいるだろうか。そして1年後はどうなっているのだろうか。本当にわからない。

午後は今日もデスクワーク。手紙の返事など、気になっていたことがいくつか片付いてすこし気持ちが楽になる。だがそれでも残る仕事は山積みだ。

お客様から嬉しいメールも届く

息子は、ハーブを育て、増やしていくのが好きで、日々、ハーブが好きな、元気に育ってくれる土を

無農薬でできるだけ自然界の有機肥料などを使って作っているようです。高校生ですが、土とハーブが大好きです。

空耳様のHPを拝見し、島根県のお店や、栽培されているハーブ農園に行ってみたいとも言っています。

こういうメールをいただくと、不思議と元気が出てくる。こういう若い人たちがすこしでも多く育ってくれますように。そしてそういう人たちが主役になる時に世界が今よりも平和でありますように。ジンジャーゼラニウム

どこから演技?

朝から強い雨。一応休日だが、すこし片付けるべき仕事があり、早朝ビニールハウスへ。

午前中は自宅で片付けなどすこしゆっくりする。

お昼になっても相変わらず雨は止まない。出かけずにダラダラ過ごすこともあるが、それをすると結構もったいない1日になった感が強く、午後は映画を観に行くことにする。

嫁サンの希望で「万引き家族」を。

 

そもそも「ナントカ賞受賞作品」というだけで敬遠しがちなひねくれ者なので、はじめはそれほど期待していなかった。

平日にもかかわらず、案外見に来ている人が多い。しかも妙に高齢者の割合が高い。樹木希林のファンか?

ストーリーもわかりやすく(もちろん、ここがポイントなのだが人間関係はわかりづらい)、いろいろ共感したり、考えさせられるところも多い映画だった。

また、キャストが皆いい味を出していた。相変わらずリリー・フランキーの才能には頭が下がる(お尻が可愛かった)。むろん樹木希林も。この人なんか、どこからが演技かよくわからないし。男の子の役の子が上手だったなぁ・・・。

万引きする前のおまじない?が、ウクレレの指ならしの練習(の一部)とそっくりで笑った。

細野晴臣が音楽だとエンドロールで知って、悔しい思いをした。もっとしっかり耳を澄ましておけばよかった・・・

久しぶりにいい映画を観て、満足だった。

問題はその後。イオンで買い物しようとするのだが、罪悪感というか、「こんなに普通に気楽に買い物していいんだろうか・・・」と言う思いが繰り返されるのであった。