どこから演技?

朝から強い雨。一応休日だが、すこし片付けるべき仕事があり、早朝ビニールハウスへ。

午前中は自宅で片付けなどすこしゆっくりする。

お昼になっても相変わらず雨は止まない。出かけずにダラダラ過ごすこともあるが、それをすると結構もったいない1日になった感が強く、午後は映画を観に行くことにする。

嫁サンの希望で「万引き家族」を。

 

そもそも「ナントカ賞受賞作品」というだけで敬遠しがちなひねくれ者なので、はじめはそれほど期待していなかった。

平日にもかかわらず、案外見に来ている人が多い。しかも妙に高齢者の割合が高い。樹木希林のファンか?

ストーリーもわかりやすく(もちろん、ここがポイントなのだが人間関係はわかりづらい)、いろいろ共感したり、考えさせられるところも多い映画だった。

また、キャストが皆いい味を出していた。相変わらずリリー・フランキーの才能には頭が下がる(お尻が可愛かった)。むろん樹木希林も。この人なんか、どこからが演技かよくわからないし。男の子の役の子が上手だったなぁ・・・。

万引きする前のおまじない?が、ウクレレの指ならしの練習(の一部)とそっくりで笑った。

細野晴臣が音楽だとエンドロールで知って、悔しい思いをした。もっとしっかり耳を澄ましておけばよかった・・・

久しぶりにいい映画を観て、満足だった。

問題はその後。イオンで買い物しようとするのだが、罪悪感というか、「こんなに普通に気楽に買い物していいんだろうか・・・」と言う思いが繰り返されるのであった。