接待温泉

晴れ。気温が高い。梅雨明けを思わせるような暑さだった。もちろん、まだまだこれからなのだが。

一応休日だったのだが、忙しさは普段以上だった。

子供の大学進学のお祝いをいただいた親戚にささやかながらお礼をと、温泉と食事にお連れすることになっていたのだが、あいにく今日、圃場担当のスタッフが忌引。そのため、昨日と今日の早朝、水やり作業などをしてからでないと出発できなかった。朝から大変にバタバタ。

まず、6人で出かけるので、出雲空港そばでレンタカーを借りる。7人(8人?)乗りのエスティマ。普段乗っている車に比べると相当でかいし、静かだ。年に一度ぐらいは運転することがあるが、やはり最初は慣れない。

その後、2件の親戚の家へお迎えにあがる。2組の夫妻、いずれもアラ卒(90代前後)なので、色々と気を使う。皆、足があまり良くないので、座る場所、乗り降り、etc.・・・

目的地は奥出雲、仁多町亀嵩の玉峰山荘である。なんと、今朝の予報ではなぜか奥出雲地方の最高気温が34度だとか。松江が30度程度だというのに。暖かい空気の張り出しのせいだろうか。そんななかで温泉とは・・・。

僕はドライバーに徹していたが、例によって車内での会話はピントが外れていたり、噛み合っていなかったり、それでも側で聞いていると面白い。

道すがら、道路脇の気温表示は34℃から35℃。天気予報は間違っていないようだ。車から外へ出るとワッと暑い空気が絡んでくる。

途中、同行者の一人が、亀嵩にあるケヤキの大木を見たいとおっしゃる。神社にあるということで、早速検索。湯野神社というところだそうだ。地図で見ると道路沿いなので歩かなくても大丈夫だ。樹齢400年だとか。

ケヤキ
400歳のケヤキと二人でその約半分のグランパたち

現地に着くと、男性二人は、早速ケヤキの株元へ。二人合わせると、ケヤキの樹齢の半分ぐらいにはなる。100年近く生きると、同じ仲間の感情が強くなるのだろうか。写真を撮って欲しいと所望される。

その後目的地の玉峰山荘へ。お昼前だったのでまずはお風呂。10年以上前に来たことがあるが、もう忘れていた。

中のお湯はかなり熱めでのぼせそうだったが、露天風呂はちょうど良かった。露天風呂に入っているときに12時のサイレンが鳴った。

お風呂から上がって昼食。90男二人はまずはビール!まったく感心する。もし僕が90まで生きていたとして生ビールが飲めるだろうか。

お料理は地元食材などを使ったもの。仁多米のごはんが美味しかった。

昼食後、少し休憩して帰宅の途につく。途中例によって道の駅で買い物。2組を送り届けるともう4時半。車を返却して家に戻ったら6時だったが、再度ビニールハウスへ向かった。その後なんぞかんぞで、結局夕食は9時過ぎに。ハードな1日だった。