1年で克服した恐怖

うんざりするほど続く猛暑。今日ももちろん晴天。特に空のブルーが濃い感じだった。

早朝、圃場での最低気温は21.5度。日が短くなりつつある分、最低気温が下がりやすくなっていると、すがるような気持ちで信じたい。

コリアンダー収穫
コリアンダー(パクチー)の種子。次の苗を作るためと、一部はスパイスとして(粒胡椒とブレンドすると美味しい)

午前中は圃場作業、ずいぶん前に収穫したコリアンダーの種子を選別したり、草刈り、畑の手入れ、ビニールハウスの改造など、するべきこと山積み。朝食を挟んで5時前からバタバタしていたので、さすがにお昼時には燃料が尽きた。

午後はデスクワーク。夕方若干買い物に出かける。ポンプのスペアパーツなど。日が沈むと風があり、少し涼しい感じがした。

さて、昨日の夜のひうたさんのウクレレジカン「弾き語り編」、備忘録としてまとめておきたい。

テーマ曲はTHE BOOMの「風になりたい」からスタート。新しいコードがたくさん出てきた。押さえるのは難しくはないが、覚えるのがとても難しい。楽譜がスタンプだらけになってしまった。しかも目もあっち行ったりこっち行ったり。老化防止にはとても良い。

全然うまくいかなくてもひうたさんは「できてます、できてます」と言ってくれるので心強い。とにかくこの曲はコードを覚えることに尽きた。次回は裏打ちも習えそうなので楽しみだ。

風になりたい

続いて、新しいコードにヘトヘトになった我々のためなのか、「アロハ・オエ」。C,F,G7の超基本的コード3つだけ。安堵の極み。あまりにスタンダードすぎて、どちらかといえば避けていたのだが、調べてみるとなかなか深い曲であった。


最後は「デイ・ドリーム・ビリーバー」。若い人なら、セブンイレブンを思い浮かべるだろうし、我々なら清志郎だろう。なので知らなかったがモンキーズが原曲とか。そもそもそんなに好きな曲ではなかったが、弾いてみるとこれがなかなか良い曲、うまく弾けるように慣れると楽しいだろう。サビの前のきめのフレーズもうまく弾けると気持ちよさそうだ。

昨年の今頃から参加し始めたウクレレのレッスン。どうやらこうやら1年続いたし、平穏無事ならまだまだこの調子で続けられそうだ。亀のようなゆっくりとした歩みではあるが、この歳で少しずつ上達していることを感じられるのがなんとも嬉しいところだ。

また、楽譜に対して(TAB譜限定だけれど)、少なくとも恐怖感がなくなったのはとても大きいのではないかと思っている。1年前の自分が見たらきっとびっくりすることだろう。

何れにしても、支えてくださった先生方、そして一緒に学んでいる方々にも感謝である。

チェーンリーディング-火星年代記 (早川書房)レイ・ブラッドベリ著

快晴

定休日だが、少し片付けをしに早朝圃場へ向かう。最低気温は21.5度。それでも台風が通った後で気温が下がったのだろうか。

まだまだこれから長く続く夏に備えて、今日も積極的休養日とする。

先日、新聞の片隅で見かけた一文が気になり借りてきたレイ・ブラッドベリの「火星年代記」。1940年代~50年代のSFである。普段、小説はほとんど読まない方で、ミステリーは相当稀に読み、SFは小説類では比較的読む方かもしれないが、それでも一年にひとつ読むだろうか。

ちょうどいま火星が接近しているということで火星の記事の中だったように覚えているのだが、火星で植物を育てて酸素を作る男の話があるというような内容で、そこが引っかかったのだと思う。

小説のなかでは、酸素を作る男の話は本の一節だったし「ふーん」という感じだった。後で思うと、映画「オデッセイ」もこの辺りが元なのだろうか。この映画、気になってはいてもまだ見てはいないのだが。

全体を通しては、SFといえ、いま読むと「もしかしたらあり得るのかも」という内容も多い。高度な文明を持った火星人がいるという設定はありにくいにしても・・・。

火の星が接近していることと、この暑さは関係ないだろうし、戦いをもたらすものと言われることもあるので、あまり近寄って欲しくないとこの暑い夏、ことさらに思う。

1日エアコンの中で本を読んだりうつらうつらしたり、大変よく休ませていただいた。その上夕方からはウクレレのレッスンと、その前に温泉。なにか申し訳ない感じである。

台風通過

早朝、4時前に目が醒める。雨は降っていないようだ。風は少しある模様。昨夜の時点でビニールハウスはまだ開けたままにしていたので、閉める必要があるかどうか確認に出かける。

5時過ぎに現地に到着したが、まだ風は弱く、この時点では閉める必要はまだなかった。そのまま8時まで作業。少し風も出てきたので、とりあえず全閉にして事務所へ戻る。午前中少し雨が降るが、思ったほどではなく、道路を濡らす程度。

昼食後、北の空に青空が見えてきたので、ビニールハウスを開けに行く。中はムシっとして、38度。すぐにサイドを開けた。

夕方、再度作業に向かった時は青空もずいぶん広がっていた。風の被害は全然なかったが、欲を言えばもう少し雨が降って欲しかった。被害がなくて喜ぶべきところ、身勝手な欲求なのだが・・・。台風で少しは気温が下がることも期待していたが、天気予報では全く。秋の兆しがみえてくるのは一体いつになるだろうか。

台風対策とコロンブスの卵

朝は晴れ。台風12号の接近ということで、台風対策を行う。キュウリとシシトウもまだ小さい実も収穫してしまう。

自家用のバジルがだいぶほったらかしだったので、いい機会なのでバッサリ剪定。雨が降って新芽が伸びてくれるのを願う。

かなり古い葉が傷んでいたので思い切り剪定を

午前中は飛びそうなものを片付けたり、振られそうな株に支柱で補強する。

夕方は開けっ放しにしておいた上のビニールハウスをビニールで再度閉じる作業。前後で30分ほどで完了。それでも汗びっしょりになった。

今日の終わりは、月に一度のウクレレソロのレッスン。レッスン前には例によって千鳥湯で汗を流すことに。更にその前に、図書館に行こうとしたが、寸前に土曜日は17時で閉館ということに気がついた。

出ようとしたところで、Kちゃんがバイクの故障で業者を待たせて欲しいと来店。続いて出雲のKさんも来店。

千鳥湯は外に風鈴が下げられていて、熱い湯船ながら涼しさを感じた。

今日は比較的ゆっくりしたので、ギリギリになったかと思いきや、出てみるとまだレッスン会場には誰も来ていない。先生も遅れて到着。

今日のレッスンテーマはカントリー・ロード。カントリー・ロード

コード引きなら、初心者レッスンで経験があるし、曲もわりと知っている方なので今日は楽かと思っていたら大間違い。とてもとても。カントリーロードのように果てしない道のりだった。

 

それでも、ハンマリングやプリングなどいろいろなテクニックを教えてもらった。

なかでも、先日から練習しているJe Te Veuxのなかでどう弾いたらいいかわからなくて困っていたのと同じパターンが出てきてこれ幸いと、教えてもらった。言われてみればなあんだ、とコロンブスの卵のようなことだったのだが。

たとえば、この3-4-0となっているところ、実際に引く時は、0→4→3と弾き下ろしていくのだが、どうしてもその次の1弦めにも指が当たって音がなってしまう。いままで、必死で1弦目を弾かないようにしたり、2,3,4弦目を親指、人差し指、中指で弾こうとしてみたりもするのだが、綺麗な音がでない。

結局のところ、0→4→3と弾き下ろしたあと、1弦目で指を止めれば1弦目は鳴らなかったのだ。ああ、なぜこんなことに気がつかなかったのだろう。後で考えるとおかしい。

ついでに、弦から指を離した時に、不必要な音が出てしまう時についても、斜めに弦から指を離せばいいということを教えてもらった。これもいつも気になっていたのでとても助かった。

今日習った曲自体は、後半のリズムが難しかったりと、さっぱりだったのだが、得たものはとても大きい感じで満足感がとてもたかかった。