目薬の目的

晴れのち曇り。今日も暑くなるかと思っていたら、日差しが雲で遮られていて気温はそれほど上がらず。ただし、蒸し暑さは十分で、午前中の作業で汗びっしょりになった。

昼前に珈琲店蒼の前マスターがハウスに訪れる。例によってコーヒーを入れていただく。やはりおいしい。

昼食前にシャワーをしたが、背中のほうがあせもが出ている感じ。以前、夏でもジーンズを履いていた頃にはよくあせもが出たものだが、近年はさらっとした作業用パンツを履くようになってからは目立たなかった。皮膚も弱くなってきたのだろうか。

午後はデスクワーク。ディスプレイをずっと眺めていて目が疲れる。唯一の慰めは目薬だ。爽快度レベルの一番高いもので、スーッとなるのが癖になってしまった。一方で目の疲れに良いという成分が売り文句の目薬は、いつの間にか使わなくなってしまった。目をいたわるというよりも気分転換という意味のほうが強い感じだ。あまり良くないな。

目薬

明日も朝からバタバタしそうで、今日は早く休むことにする。

バチが当たる

暑い1日。それでも、早朝は空気も涼しくて気持ちが良いし、木陰に入って風が吹けば午前中はまだ良い方だった。さすがにビニールハウスのなかはひどい高温だが、被災者の方をはじめ、被災地で復旧にあたっていらっしゃる方、捜索に携わっていらっしゃる方のことを考えると暑いなどと言っていられない。

幸い、昔から仲良くさせていただいている広島の友人や、スタッフの広島在住の家族みな無事だという連絡をもらい、ようやく胸をなでおろした。

水が足りない、スコップが足りない、衣服が足りないという声も聞くが、ニュースやネットなどでも物資を送っても本当に必要なところに届く仕組みがまだできていないと報じられているので、義援金を寄付することにした。微力ではあるが、少しでも役に立つことができれば。

午前中は草刈り・草刈り・草刈り。大汗を流しつつ、草刈りを行う。昨日と違い勝手知ったる圃場の周りなので、比較的スムーズで疲れも少ない。ついでに井戸の周りまで草刈りしてしまおうと張り切ったが、さすがにここは草の勢いが違って難敵だった。

ローレル圃場の隅に植えたローレルの小さな苗が3年目かな?ようやく目に見える成長を始めた。きっとこれからはしっかり育ってくれるだろう。

午後はデスクワーク。早めに片付けて夕方、草取りの続きに向かうつもりだったが、デスクワークが片付かず、結局夕方まで事務所で作業。仕事中は良いのだが、仕事が終わってすずしい事務所からむわっと暑い自宅へ帰るのは非常に気分が重い。いやいや、そんなことを言ってはバチが当たる!!

長い夏の予想

予想通り、梅雨明けを迎えた。

朝から気温は夏本番のように上がって行った。被災地の方々の苦労を思うばかりだ。

ずいぶん前から頼まれていた仕事もあり、今日は嫁サンの実家の山へ。草刈り作業などに追われた。実際の作業は午後からだったが、なかなかハードな数時間だった。

あまり人が入ることがなくなった山は植物と動物の勢いが一気に増す。

作業用の道路もまずは草刈りをしないと車が上がれない。畑はイノシシがショベルカーを思わせるように強力に掘り起こしていた。

これから2ヶ月ばかり、少し長い夏になりそうだ。

決行して・・・

朝からシトシトと降り続く雨。大雨の影響、広島、岡山などでは被害が大きい。ニュースを見るたびに愕然となる。

今日はそのせいか9号線のバイパスを走るトラックの数がものすごく多い。夕方など、5台に1台は長距離トラックのようだ。僕の車を抜いていくナンバーも、広島、神戸、神奈川、福岡・・・という感じだった。物流にとにかく影響が大きく、今日も発送が出来なかった。

とても今の状況では想像しにくいのだが、明日から一転して天気になるという。自然は無慈悲だ。急な暑さでは、被災地が心配だ。

一方、夏の暑さ対策がまだできていないビニールハウスも放っておくわけにはいかない。

幸い気温が低く雨模様なので、例年のように寒冷紗掛けにちょうど良い。梅雨明け前ギリギリの悪天候の日は判断が難しいが、今日決行してしまうことにする。

寒冷紗
綺麗に張れたのになぜかピンボケ

概ね3棟の寒冷紗を一気にかける。1年ぶりの作業だが、今日は暑くもなく、他の作業もないため、丁寧にスムーズに行うことができた。午前中で余裕を持って完了。これで明日から夏に突入しても大丈夫だ。決行してよかった・・となるだろうか。

夕方には、タイの洞窟に閉じ込められた少年たちの救出作業が始まった模様。これも難しい判断だったことだろう。いままで頑張った少年たちや親御さんのためにも「決行してよかった」となるよう願うばかりだ。豪雨による行方不明の方も一人でも多く見つかってほしい。少しでも多くの方が笑顔になれますように。