一日中ほぼ曇り。早朝は場所によっては雨がさっと降ったようだ。また、昼前も弱い雨が降った。今朝の圃場での最低気温、20.5度
上竹矢は、番水になったと、近所のAさんが教えてくれた。ついでに、上竹矢が番水になると雨がふると言われているとも教えてもらった。なかなかおもしろい。そのジンクスが当たったのか、昼前にすこしだけ雨が降った。それでも、気持ち的にすこし楽だ。雲が多く、日光が遮られているだけでもずいぶん作業がしやすく、午後も3時頃から圃場に作業に向かった。
夕方、圃場のティートゥリーに何かついているのに気がつき、近づいてみるとセミが羽化し初めていた。アブラゼミだろうか、種類はわからない。
ゴソゴソと動きながら案外早いスピードで殻から出ようとしている。のんびりしていたら狙われるだろうし。
それにしてもティートゥリーなんて柔らかな枝にしがみついているので、風で枝が揺れるたびに落ちてしまわないかとハラハラする。
殻からずいぶん体を出して宙づり状態になったときなど、もしかしてこれでダメかもとも思ったりしたが、離れているいうちに、しっかり腹筋を使って頭を上にしていた。
どうやら恥ずかしがり屋なのか、自慢の腹筋は見せたくなかったようだ。この腹筋があるからこそとんでもない声が出せるんだもんね。
涼しくなったらなぜか自分の腹筋を鍛えたくなってしまった。
その後、あっという間に美しい羽を広げていった。ここまで40分ほど。明日は向かいの林あたりで鳴いているだろうか。
小学生だったら、
「やった!これで自由研究バッチリ!!」
と喜ぶところなのだろうが。