昨日の村岡さん

曇りのち雨

午前中は色々片付けが多く、圃場に行くのがずいぶん遅くなってしまった。出かける前には、壁面塗装に向けて花壇の整理も行った。コモントードフラックスが数は少ないが、いい色の花を咲かせていた。

コモントードフラックス

午後はデスクワーク。

大山登山の片付けをしていたら、ペットボトルが潰れていた。幸い水漏れはなかったが、山頂で蓋をした時に、すでに水は少なく空気が大半だったので、平地の気圧で押しつぶされたのだろう。理屈ではわかっているが、目の当たりにすると納得感が違う。

さて、昨日から「村岡さん」の話題で盛り上がっていたが、ようやく正体がわかった。「村岡」とは、「村岡ダブルフルマラソン」という西日本屈指の過酷さを誇る山岳マラソンだそうで、その参加賞か何かのTシャツだったようだ。やっぱりトレーニングだったんだね。やはり米子あたりから走ってきたのだろう。人間ってすごい。

ちょうどスタッフのNさんが、広島の友人に会いに行ったら、一人の方のご主人はトレイルラン、もう一人のご主人はトライアスロンを始めたという話を聞いたそうだ。お二人とも40代と50代。40代からトライアスロンっていうのも驚きだ。

実際、同級生にもハーフマラソンを先日完走したH君や、小学校の同級生のT君などは、もう長年走っていて、フルマラソンどころかウルトラマラソンを完走、しかもエントリークラスで2位というから驚きだ(ちなみに1位は当時公務員ランナーとして有名だった川内さん)。

せいぜい大山になんとか登れたことで胸をなで下ろしている僕からすればいずれも雲の上の方々だ。

さらに、スタッフのYさんのブログでは、168キロというグレートレースの終盤、「もう残り40キロしかないのか」とつぶやく選手の話が紹介されている。40キロなんて、車で走るのさえ億劫に感じる僕だ。彼から見たら怠け者の極みに見えるのだろうか。

30年ぶりの大山登山

晴れのち曇り。

定休日。数日前から、近場でどこか登りやすい山へでも行こうかと予定していたのだが、昨日急に嫁サンが「大山に登る!」と決めてしまった。今月初め、白馬を見て、「いつかは」と思ったようで、大山ぐらい登れなくてはと考えたのだろう。

大山は30年前に同級生たちと登って、当時は肥満体だったこともあり、随分しんどかったこと、降りてから焼肉屋へ行ったことぐらいしか記憶にない。久しぶりに伸びるのは構わないが、体力的に少し心配もあった。

それでも、10時前に大山寺に到着。すでに登山口近くの沢の脇の駐車場、キャンプ場の近くの駐車場は満車。我々は遅すぎるのだ。

今からあそこまで登るのか・・・と思うと手が震える

今回はなるべく軽い装備で。食事もおにぎりと、インスタントラーメン程度をもってスタート。

ゆっくりと焦らず登り始める。すでに降りてくる登山客もいて、何時にスタートされたか聞いたら7時半とのこと。

なかなか1合目にたどり着かない。紅葉はこの辺はまだまだ。登山道脇にクルマバソウがところどころに生えていた。2合目、3合目と登る。

クルマバソウ

とにかく中高年が非常に多い。若い人はトレイルランタイプの方も多い。膝を壊さないのだろうか。

年代に関わらず女性の集団はとにかく騒がしい。元気だ。こんなに喋りながら登って息が切れないのか不思議なぐらい。

いずれにしても、皆装備がきっちりとしている。あまり知らないが見るからに高級そうなデイパック。僕が使っているのはこれも30年近く前のLLBeanのデイパック。シンプル極まりない。でもいいのだ。

足元も、有名なブランドのしっかりしたものが多い。着るものももちろん。よりどりみどりの展示会状態だ。

ゆっくりゆっくり登るおじいさんを抜いたり、抜かれたりしながら登る。5合目以降だいぶ降りてくる人も増える。1200メートルぐらいになると紅葉もきれい。

今は縦走が禁止されているピーク

6合目の休憩所ではびっくりさせられた。2時間ほど前、大山寺まで車で上がってくる途中のことだが、通学用タイプの自転車を押して上がってくる男性がいた。気温は低いがすでにTシャツ一枚で背中に汗がにじんでいた。Tシャツには大きく「村岡」と書かれていた。まだまだ大山寺まで相当ある距離だった。「まさか大山寺まで登ったりしないよね」と思っていたのだが、その「村岡さん」が大山寺どころか6合目にすでにいたのだ。我々は駐車場がなくて一旦戻ったりしていたので、時間差は縮まっているのは確かだがそれにしても・・・。

そもそもどこから登ってきたのか・・・。まさか米子あたりから・・・。もしかしたら、Sea to Sammit の練習かもしれない・・・。スエットにTシャツというとても身軽な服装だったし。すごいぞ村岡さん!

見晴らしも良くなってきて、登って一息つくごとに、「おー」と、感嘆の声が出る。遠くに池?と思われる場所が見えたが、あとで確認したら大規模ソーラーだった。とんでもないサイズだ。

メガソーラー

6合目~7合目~8合目あたりはかなりしんどい。ただ、急がなければそれほどでもなかった。木道に入ると後は楽。一気に頂上だ。途中、「今日は人が多いですよ!」と降りてきた人が言っていたが、実際に頂上も沢山の人。腰を下ろす場所に迷うほどだった。昨日はすごかったことだろう。

大山山頂

天気にも恵まれ、あまり暑くもなく寒くもなく、頂上で昼食。まだボチボチ登ってくる人がいる。

先がないかも・・・と思わせられる木道

ゆっくりと休憩をして下山。途中に咲いていたシモツケソウがとても鮮やか。

帰りは行者谷コースで。こちらは特に紅葉が綺麗だった。

行者谷の紅葉

帰りで疲れていなければゆっくりと歩きたい感じ。人も少なめ。

案外時間がかかり、大山寺に降りてきたら5時近くだった。あまりにお腹が空いたのでカフェで軽食。寂れた旅館街に、新しい施設がたくさんできてきている。

このあと、ひうたさんの「ウクレレじかん・弾き語り」のレッスンに参加予定の為、あまりゆっくりできずに松江に戻る。

シャワーだけ浴びて出かける。

今日のテーマ曲は、THE BOOMの「星のラブレター」やブルーハーツの「青空」、斉藤和義の「歌うたいのバラード」

いずれもよく知らない曲だったが、前の2曲はあらかじめ教えてもらっていたのでネットで聞いて予習。楽しく弾けた。

強弱をつけたり、聴かせるポイントなども教えてもらって大満足。新しいテクニック(と言えるほどじゃないと思うけど)も教えてもらってとくした気分。音楽は深いなぁと、改めて思う。

歌うたいのバラードは新しいコードが結構出てきたが、押さえるのはそれほど難しくない。ただ、覚えるのは難しいが。

終了後には、参加者全員でお稲荷さんをいただく。libre – リブルさん、ごちそうさま!!

カーオーディオ新調

晴れ。気持ちの良い秋の一日。今日は松江市内は鼕(どう)行列。天気で何より。いつからかこの時期に行われることになったが、その昔は11月3日だったので、冷たい雨が降っていたりしていた。まあ、それも山陰の秋らしくて雰囲気としては悪くはないのだが、観光という意味では晴れやすい10月のうちがいいのだろう。

そんな物寂しい秋から冬をがやってくるのを前に、カーオーディオを取り付けることにした。2月の終わりにカーオーディオを取り外して以来、半年以上カーオーディオなしでやってきたことになる。

半年間穴が開いたまま

普段は仕事で畑と事務所を行ったり来たりするぐらいなので実際それほど困ったことはなかった。それでも、少し遠出をする時などはやっぱり退屈さがあった。

なので、少し前から、ヤフオクやアマゾンなどで掘り出し物がないかチェックしていた。いつまで乗れるかわからない中古のバンにつけるのだから中古で十分だ。ちょうど、以前使っていたカーオーディオの後継機に新型が出るということがわかり、型落ちになるのが安くなるのでは・・・。と思っていたら、程度の良さそうな中古がアマゾンで出品されていたのでこれをゲット。中古のカーオーディオ

アマゾンで中古を買うのは本以外では初めてだったが、来てみたらとりあえずは良好な感じだった。新品開封済みといったところだろうか。外箱は破れていたが全く問題なし!

早速取り付けを行う。同じタイプなので話は早い。車側のパネルなども最低限取り外して取り付けする。コネクタはいつも迷うところだが、実際使うコードは7本ぐらい。

20分ぐらいで取り付け完了。

音出しも問題なくできた。やはり運転時にBGMがあるといいものだ。音楽を聴きながらいつの間にか笑っている自分がいておかしかった。

さて、今日は天気がいいので色々と片付け作業を行う。なんとか今年の夏使うことなく済んだ水運び用のタンクも来年まで保管。ブルーシートで覆う。

天気がいいので野菜の手入れも少し。小松菜はチョウの幼虫が食べて穴だらけ。店頭で売っている小松菜が虫食い一つないのを見る時に、相当手間暇かけて育てたのか、それとも薬(実際は毒であり、薬と呼ぶのは気が進まないが)がいっぱいかけてあるのか、どちらなのか考えてしまう。

コマツナは穴だらけだ
津田かぶ。葉もお漬物にして美味

大好きな津田カブも穴だらけだが、まあ、今後育ってくれるのを待つことにしよう。

アカヒゲドクガに遭遇

晴れ。今日も気持ちの良い天気が続く。昨夜は雨が降ったようで、早朝は道路も湿っていた。

午前中はビニールハウスで作業。今日はしばらく前から取り掛かっていた奥のビニールハウスの改造を一段落させるため、午前中はその作業を集中して行う。脚立を上ったり下りたりしているとかなり汗ばむ。10時過ぎから風が出てきたが、それがちょうど気持ちがいい。ひと月もしたら寒くて辛い作業となるのだろうが、今は一番いい季節だ。

天気にも恵まれてお昼過ぎにはほぼ作業が終わる。あとは細かい改造を残すのみだが、細々としたところなので時間を見つけて行えばいいだろう。

N君が、圃場で変わった毛虫を見つけたと教えてくれる。この頃見た感じでは特に凶悪そうだ。

アカヒゲドクガ
アカヒゲドクガ?

調べてみるとアカヒゲドクガの幼虫のようだ。ドクガと名前がつくからには危険かと思いきや毒はないそうだ。

とはいえ、これが本当にアカヒゲドクガかどうかが誰にも確信が持てず。触ってみようという勇気があるものはいなかった。まあ、危ないぞ!と見た目で自分を守っているのだろう。そういえば、昔、恐竜よりも前の時代にこんな感じの生物がいるのを図鑑で見た覚えがある。毛はないけれど、三葉虫とか、そんな仲間だったかな?

結局畑脇の草むらに戻した。

午後はデスクワーク。夕方もう一度圃場に行き、ネトルの手入れ。これは明らかに痛い毒があるので二重手袋で行った。今年はネトルのスープが食べれなかったので来年に期待をかけよう。