蕎麦・登山・温泉

フユイチゴ

曇り時々晴れ。

定休日。風もなく穏やかなので、今年最後になるかもしれない山登りに出かける。といっても例によってハイキング程度。

ついでに、まだ今年味わっていない新蕎麦も食べたいということで奥出雲方面へ。この時期なら日が当たる方が山登りしていても楽しいだろうから、南斜面の登山道を探す。そこで、だいぶ前から気になっていた鍋坂山をターゲットに。大仁広域農道を久しぶりに走る。相変わらずアップダウンが多くて疲れる道だ。走っている車もとても少ないのでその点では良いのだが。

本当なら登山ののち、食事と行きたいところだが例によって出かけるのが遅く、先に食事に向かうことになる。横田は蕎麦屋がたくさんできているが、ほとんど訪れたことがない。とりあえず、お客様のfacebookによく出ていたり、スタッフの評価もまずまずの姫のそば・ゆかり庵へ。スマホのナビで進むと、目前に鳥居が出てきて進んで良いのかなと思うが、迷わず進んだら、稲田姫をまつった稲田神社があり、その横に蕎麦屋があった。お昼だったのですでに客が多い。蕎麦でかるい昼食をとり、今来た道を戻って鍋坂山に。

登山口はわかりやすいが、登山口のすぐ上で、登山道が分岐している感じでちょっとわかりにくかったが、例によって、法師崎のやまある記 中国地方の登山紀行を頼りにする。本当にこのサイトはよく作られていて頭が下がる。

とにかくこの山は、最低限の階段ぐらいしかないので非常に気持ちが良い。特にこの時期は枯葉が登山道につもり、足にも優しい。

少し登ると、冬苺が実をつけていた。時々つまんでは口に運ぶ。

フユイチゴ

必要なところには丸太の橋がかかっていたり、ロープや脚立もある場所があったりして、それなりに急なところもあるのだが、沢沿いの道を登っていくと、沢の音が耳に快い。沢水は、澄んでいて喉を潤すにもよかった。

沢水

 

周囲も山また山なので雑音も聞こえることがないのも嬉しい。

 

少し汗をかきつつも30分ほどで尾根に。そこから山頂はすぐだ。山頂からはほぼ360度。中国山地から、出雲、松江方面、大山方面までよく見える。

鍋坂山山頂

少し曇りがちだったのは残念だったが、山頂で気持ちよく休憩。コーヒーブレイク。行きも帰りも登山客はゼロ。踏み跡も残っていないぐらいだったのでそれほど登る人はいないのかもしれない。

ゆっくり登って降りて2時間弱。ここから一番近いのが長者の湯。久しぶりに向かったらなんと休業。仕方ないので、湯村温泉に向かう。とはいえ、この頃一番のお気に入りだから残念というわけではなかった。ここは案外入浴客は多かった。ゆっくりと体を温める。松江に帰るまで体はポカポカ。

蕎麦・登山・温泉と、好きなものがみっつそろったご機嫌な休日となった。

エンドウ類定植

間引き菜

曇り時々晴れ。一時雨。相変わらず不安定な天気。

早朝圃場へ行き、作業。案外はかどりが悪く、朝食に戻ったのは9時前になってしまった。

再度圃場へ。午前中は少し余裕ができたので、家庭菜園の手入れを。しばらく手がかけられなかったので、雑草もずいぶん生えていた。

サヤエンドウ

先日ポット蒔きしたスナップエンドウとサヤエンドウがかなり伸びてきたので急遽畝を作って定植。あまりにも適当、あまりにも雑だ。人には見せられない。だが豆科の植物はこれぐらい適当な方がいい感じだ。ハーブでもアカシアとか豆科のものはあまり手をかけすぎるとむしろよくない感じが強い。ただ、蒔きどきについては少しうるさい感じはあるが。これらのエンドウも早すぎても遅すぎてもあまり良くない。この畑の場合、春蒔きはあまりいい結果が出ない。今回この時期の定植もどうなるやら。

続いて間引き菜を収穫したり、害獣(害鳥?)に抜かれてしまった?リーフレタスを補植する。

間引き菜

間引き菜も間引き菜と言えないぐらい大きくなってきた。カブもかなり楽しめるサイズに。津田かぶもようやく漬物にできそうな大きさになってきた。

カブはお味噌汁が良さそうだ。

午後もデスクワークの後暗くなるまで圃場で作業。製作途中のミニビニールハウスの作業を少し進める。一番上のパイプと2番目のパイプを仮取り付けする。

ミニビニールハウス

帰ってから今日収穫した白菜と小松菜を例によっておひたしにする。浸すだし汁がすこし濃かった。

闇の中の炎

闇の中の炎

曇りのち晴れ。朝は雲も厚かったが、昼前から陽が差して良い天気に。

朝はミーティング。昼前に益田からHさんがヌマエビをとりにやってくる。次女さんも同行。3人で昼食に出かける。近所のWaterworksへ。入った時はあまり人がいなかったが、食事が進んでくるとともにかなり人が増えてきた。それでも、ゆっくりと話ができた。二人はその後次女さんの第一の目的であるゲームセンターに向かわれた。

午後は一時ビニールハウスに行き、追加発送の準備作業。夕方から出雲へ行く用事にかこつけて、わかあゆの里でキャンプ中のF氏のサイトを襲撃。薪ストーブがあるようなので山桜の薪を持っていく。高速を通って行ったら1時間ほどでなんとかまだ明るいうちに到着した。

キャンプ場は谷の合間で普段は風が強いというが今日は穏やか。思ったよりもキャンパーが多い。親子連れ、カップル、ソロキャンパー、皆それぞれに好きなことをしつつリラックスしてゆっくりしている姿がいい感じだった。

四方山話をしているうちに周囲は暗くなり、薪に点火。割っていない薪を喜んでもらったので来た甲斐があった。

闇の中の炎

普段使う薪でも、いつもはストーブで焚いているし、そもそも日中に燃やすことが多いので夜の闇の中で揺らめく炎を見つめるのはやはりたのしい。いつまでもこうしていたいぐらいだった。秋以降のキャンプは日が早くくれる分、夜を楽しむ時間が長いのは確かに魅力的だ。

四川風のしゃぶしゃぶもご馳走になり、体はポカポカ。家路についた。

気持ち良い筋肉痛の朝

コリアンダーの実生

曇り時々晴れ、一時雨。安定しない天気。勤労感謝の日。

昨日のOfficial髭男dismのライブ、狭いライブハウスでスタンディング、すし詰め、しかも壁際という環境で熱狂の2時間だったため、今朝は朝から身体中が痛い。本当に普段使わない筋肉とはこのことだ。拳を振り上げることなどないものなぁ。いつも、農作業や何やらで案外体を酷使しているつもりなのだが、ライブは別物なのだろう。それでも気持ちの良い筋肉痛である。

Official髭男dism

しょっぱな、ブラザーズを歌ってくれたのも嬉しかったし、とりわけ、アンコール以降のリラックスした雰囲気がとてもよかった。地元ということもあるのだろう。微笑ましく感じる場面も多かった。

さて、今日は作業に天気は差し支えなかったが、書類もたまっているし、片付けるべきことも山積み。少なくとも午前中はデスクワークを主体に片付け仕事に集中する。

人間とは不思議なもので、圃場で作業しているとデスクワーク関係のことが気になりだすし、デスクワークをしていると圃場の作業が気になりだす。

それでも昼前までに大半は片付き、ちょうどいいタイミングなので昼食までの時間で作業用のバンのタイヤを交換する。ちょっと寒いが、これぐらいの方が作業には良い。あまり暖かい日だと汗をかく羽目になるし。

午後3時ぐらいから圃場へ向かう。途中ガソリンスタンドで給油と交換したタイヤの空気圧の調整。

圃場でも片付け作業が主体。今期作る肥料の目標数を考えるために在庫数を当たる。やはり毎年同じぐらいの消費量のようだ。まあ、あまり増えても減っても困るのだが。

コリアンダーの実生畑ではコリアンダーの実生がずいぶん大きくなっていた。やはり実生は勢いが違う。これを使って何か作ろうか。さしあたって、スタッフおすすめのパクチー塩ラーメンか。