ニコイチ・サンコイチ

雨のち曇り。安定しない天気。昨日ビニールハウスの張り替えをやっておいてよかった。

早朝、次に建てるミニビニールハウスの大まかな設計図を作り、材料の算段をする。

今日は今までに建てたビニールハウスの余り材料を集めて使えそうなパーツを作っていく。ちいさなビニールハウスなので、途中で繋いだりして長いパイプを製作。

ニコイチどころか、サンコイチ、またはヨンコイチもいいところである。

それでも、こうやってパーツを作っていったらそれほど追加の材料を頼まなくてもよくなった。

夕方までかかって、材料を揃えたりの作業。

夕方からはヒゲダンのライブへ向かう。さて、スタンディングのライブは本当に何十年ぶり。最後まで立っていられるか(笑)

ビニールハウスの張り替え

ハウスの張り替え

晴れ。本当は明日予定していたビニールハウスの張り替えだったが、天気予報では先日頃から雨模様。今日になってもやはり明日の雨は確定的。

今日は一日中どうやら穏やかな予報が出ているので、急遽手伝いができそうな方々に連絡を取る。幸い、主なスタッフをはじめ、親類縁者まで声をかけて、7人が集まれることになったので、本日決行することにした。ただ、参加できるのが午後からという人も多かったので、実際の張り替え作業は午後に。

そもそも、それなりに事前準備が必要なので午前中は天窓を取り外したり、妻部分の固定具を取り外したり。また、ガーデナーのKさんにはマイカ線の取り外しをお願いした。

午前中で順調に事前準備は完了する。昼食に戻り、とんぼ返り。

午後いよいよ張り替えスタート。予め、以前プロにお願いした時の記録から書き起こしたマニュアルをもとに参加者に説明。

ハウスの張り替え
大人数で一気に進めると楽だし安心

大きなトラブルもなく、一時間半後には概ね張り替えが完了。お茶の時間とする。これで、今年の冬、雪が降っても安心だ。張り替え完了

せっかく人数が集まったので、まだ今後行う作業を少しでも進めることにする。スタッフ3人には、クン炭を作る小さなビニールハウスのビニールの取り付けを。

残り3人で、この前から取り掛かっている新しいミニビニールハウス作りを進める。

穴あけ
石だらけで穴あけに苦労

予想していたが、穴あけにはかなり苦労する。それでも、夕方はじめには穴あけも終了して、アーチパイプの取り付けも行う。

土俵入り

スタッフの一人が、せっかくなのでと、土俵入りを披露。よくわからんが。

アーチパイプ
ニコイチ(サンコイチ)なので、まだまだこの先調整は必要だ

暗くなる前までにアーチパイプの先端もつなぐことができて一段落。明日以降、スムーズに作業が進みそうだ。

ギアペグ仕様に

ギアペグに

曇り時々晴れ一時雨。今日も山陰らしい天気。おかげで畑仕事などがスムーズには進行しない。

午前中はビニールハウスで作業。

今日も追加の作業用ビニールハウス作りの下準備。整地やレベル取り、排水管の敷設を行う。

整地

先日大まかに掘り起こしておいた土をならしたり、石を取り除いたり。最終的には真砂土を盛ることになるのでそれほど神経質にならなくても良いが、もともとかなり傾斜があるため、気持ちでも平らにしておきたいところだ。

その後、杭を打ち、水平を出す。これもそれほどシビアでなくて良いので透明なホースを使ってごく簡単に。

レベル取り
ホースでレベル取り

大きいハウスを建てるなら、レーザーの水準器を借りてくるが、とてもちいさなビニールハウス。今回はそこまでする必要はない。

直角さらに直角を出す。これも紐で3-4-5の長さを測って。結構適当だ。さらに、このビニールハウスを建てると、その奥にある畑から自然に勾配になっているのだが、ビニールハウスが水をせき止めることになるので、横に向かって排水管を入れる。

排水管

今日はとりあえずここまでの作業とする。

夕方、岡本工房さんが来店。先日お預けしておいたウクレレの修理と改造が完了。サドルが溝に合ってなくて傾き、音程が合わなかったウクレレの調整。まだ3弦は高音でずれるらしいが、まだ買ってほとんど弾いていないからかもしれない。例によって安物だし。

サドル

さらに、昔から持っていたウクレレをギアペグ仕様に作り直してもらった。ストレートペグもウクレレらしくていいのだが、合わせやすさはギアペグにかなわない。本当はこの加工もアマゾンあたりでパーツを売っているので自分で行いたかったのだが、春頃から思いつつも全くとりかかれなかった。それに精度は自分で行うのとではお話にならないし。

ギアペグに
ギアペグに変更

彼のウクレレのストラップはなんとネクタイのリメイク。

ネクタイストラップなるほど!と膝を叩きたくなるアイディアだ。ウクレレのストラップにあまりいいデザインがないと嘆いている人は是非試してみたいアイディアだと思う。

曲のことやウクレレの加工のこと、いろいろ楽しい話をしつつ、幾つか曲も引いてもらう。楽しい時間はあっという間に過ぎ、気がついたら1時間半も経っていた。

人が入らなくなった山で

みかん

曇り。朝までは雨が降っていた。午前中から出雲の嫁サンの実家へ。
毎年冬に薪用の樹木を伐採するのだが、夏の間かなり草が茂ってしまうため、事前の草刈り。

11時前に着き、とりあえず一度山へあがる。そもそも、一番上の車止めに行くまでの通路が草だらけなのでそこの草刈りから始める。
昨年もすごかったのだが、今年もカラスザンショウ、センダン、アブラギリなどの実生がたくさん生えている。

アブラギリ
アブラギリ。大きな葉が特徴

お昼まで作業して一度昼食に戻る。午後は、畑にあるみかんの収穫を希望されたのでまずはその作業から。

みかん
重さで枝が地面についていた

夏に暑かったせいか、非常に豊作。甘い上に数も多い。大きなビニール袋で5袋があっという間にいっぱいになった。

みかんそれでも比較的大きいのを選んだつもりなのだが。収穫後もまだこれぐらい残っていた。

猪被害
幅4、5メートル、長さ30メートルにわたって土砂が

さて、伐採地までの通路がものすごい範囲で掘り起こされていた。原因を知っている自分でも、もしかして土砂崩れ?重機が入ったのでは?と思わせるような惨状。猪の被害である。
一体何をと考えるが、あとで周囲を歩いたら、この時期例年ならよく見つかるムカゴが見当たらない。もしかして、山芋を探してこんなに掘り起こしているのではと思ったらやはりそれが原因のようだ。

猪の害で、耕作を諦めざるを得なくなる地域も多いと聞くが、実際に目の当たりにすると頷かざるを得ない。

薪を伐採する前にまずは通路を作り直すことから始めねばらならないようだ。

夕方には松江に戻る。途中斐川美人の湯で汗を流し、山歩きと草刈りで疲れた筋肉をほぐす。今日は案外ひとがおおかった。