さっぱり諦めて

サイドを開ける

曇り一時雨。天気予報では曇りということだったが、結構雨もパラパラと降る日となった。

昨日、早朝にビニールハウスに行かなかったらその後の流れが色々妨げられたので、今日は暗い中6時半前に家をでる。

片付けや発送の準備などをして一度戻り、午前中はビニールハウスで作業。今日は新しいビニールハウスのサイドの換気設備を取り付ける。

ビニールハウスのサイドを開ける装置は昔からそう変わっていない。巻上げ機のハンドルを回すとその先の直管がビニールを巻き取ってサイドに隙間を広げるというやり方だ。

巻上げ機も新品を購入すると5千円では足りない。雨ざらしですぐに錆びついてしまうので中古で十分だ。オークションで探したら450円という破格値のものが見つかって落札。

巻上げ機
中古の巻上げ機。100メートル用。オーバースペックだ

もちろん訳あり品で、直管を取り付ける筒状の部分にある、締め付け用のネジが固着して取れないからだとのこと。なるほど到着してみたら潰れていた。

つぶれたネジ
途中でちぎれたネジ。結局取れなかった

とりあえず、KUREの556をかけて一晩放置。なんとかレンチで外せるかと思ったのだがうまくいかず、ドリルで内側から砕いてしまおうと思ったがやはりかなり難儀。

ドリルで内側から壊そうとしたがかなりハード。時間をかければできただろうけれど

こういう時はさっぱり諦めて方向を変える方が良い。そもそもこのパーツを使う必要はあるのか。もう一方のボルトは外れるのでこのパーツを外してみたら、直管と直結できそうなことが判明。直管の方を加工すれば良いのだ。

こういう風に、調子が良い時は頭の切り替えがうまく行く。調子が悪い時にかぎって、なんとかして壊れたボルトを外そうとして躍起になって泥沼へはまってしまうものだ。

ドリルで穴を開けてリーマーで拡げる

直管は柔らかいのでドリルとリーマーで穴を開ける。位置合わせも事前にしておいたのですんなりとボルトが収まった。

バッチリ。気持ちよく収まった。直結でなんら問題はない。

ビニールハウスの横に仮置きして高さを調整。

仮置き

ビニールをパッカーで直管に固定。巻上げ機を支える支柱を立てればくるくるっという感じでサイドが開いた。

サイドを開けるこれが40mとか、もっと長いハウスになると綺麗に開かなくて苦労するがたった3mのハウス、楽勝である。まだ、ビニールハウス側の端の部分につけるパーツがあるがそれはまた明日以降だ。ここまでくればそう急ぐ必要はない。

現状の作業用ビニールハウスの中はこんな感じ。まだ最低限のものしか置いていない。これが徐々にいっぱいになっていくのだろう。

さて、その他の仕事がお昼過ぎても終わらず、昼食に戻ったのは2時前。さらに、発送品に不足があったりして再度ビニールハウスに戻る。

その後、配達などで夕方までバタバタ。こだまのWさんがパソコンの調子を見て欲しいと不在時にいらしたようだ。