チェーンリーディング-知性の磨き方 (SB新書)斎藤孝著

知性の磨き方

曇り

1月も後半だが、相変わらず例年に比べるととても暖かい。今日も時折日がさすと、マフラーなどつけていられなくなる。明日からセンター試験。昨年は確か雪模様。子供を試験会場近くまで送って行った記憶があるが、今年はこの辺の受験生は安心して会場に向かえることだろう。

午前中は圃場で作業。試験的な種まきを若干行う。予定よりやや遅れ気味の肥料作りも。

午後はデスクワーク。クロネコの伝票の処理を楽にしようと試行錯誤するが、なかなかうまくいかなかった。一旦諦める。

夕方少し時間ができたので読書。読んで面白い本を見つけるには、書店や図書館でブラブラしながら本棚を見て回るのがいいが、時間がないとなかなか行えない方法だ。

そんなとき、作家が推薦した本から面白そうな本を見つけるのは案外手っ取り早い。新聞の読書欄などはどうも僕には向かないようだが。

以前は椎名誠が「これを読んだ」と紹介している本も手に取ってみたが、冒険物、漂流物はあたりだったが、生物系はかなり深くてあまりピンとこなかった。村上春樹推薦の本もテイストが合わないものも多いが、時に「ほほう」と言うのがあったりする。

この間図書館で見つけたこの本も、中に紹介してある本がなかなか興味深かった。

知性の磨き方

そもそもタイトルからして、ちょっと気恥ずかしかったりするのだが、夏目漱石、福沢諭吉、デカルト、西田幾多郎、ベンジャミン・フランクリンなど、著者名だけを見たら自分では進んで手に取りそうにない本のエッセンスが紹介されている。福翁自伝は以前読んで確かに面白かったこともあり、他に紹介されている本も今後幾つか目を通してみたいと思わせられた。

こうやって本を読んだりできるのも、きっと暖かくなるまでのあとわずか。さて、どこまで読むことができるだろうか。