トム・ソーヤにはまだまだ

雨のち晴れ。この頃、毎日のように朝のうち雨が降り(夜は雷)、午後に向けて回復していくような日が続く。そのまま翌日まで天気が続くということがない。

朝は圃場でミーティング。午前はやいうちから平田の山の片付けに出かけようと思っていたのだが、雨が降ってはやみ、降ってはやみだったので、圃場の作業を切り上げるタイミングがつかめない。結局、お昼頃まで片付け作業に費やし、仕方なく昼食に戻る。

なんとか雨が小康状態となり、昼食後出かけることに。子供も連れて行き、作業を手伝ってもらうことにする嫁サンの実家に寄ってからとも思ったが、お茶などを出されると時間が押してしまいそうで、そのまま山へ上がる。

ミツマタの花がかなり咲き始めていた。

作業は、薪割りと乾かしておいた薪の搬出。薪の搬出は子供にお願いして、薪割りを行う。湿っていていまいち割れが悪いが、杉や檜が主体なので、それほど苦労はしない。

「少しやってみる?」と聞くと、やってみるというので、最後に残した割りやすい薪を割らせてみる。1年ほど前には嫌がってやらなかったが、変わったものだ。安全面についてだけ再度教えたら、あとは黙々と薪割り作業に従事していた。

これが、トム・ソーヤのように、お金を出してまでやってみたいとでも言わせたら僕も大したものなのだが。それでも、うまく割れた時の楽しさがわかってきたようなので、たまには手伝ってもらえるかもしれない。

思ったより仕事ははかどり、暗くなる前に片付けを始める。

残念ながら、あまりに汚れていたので、おじいちゃん、おばあちゃんの家には上がらず、顔を出すだけになった。