岩伏山に登る

曇り

定休日だが、このシーズンはゆっくりしていられるわけもなく、早朝、圃場で発送の準備や片付けなど。

朝食に戻って、眠気が出てきて少し横になる。

昼前に動き出す。せっかくの休みだし、梅雨に入ったらまた出かけにくくなるので、近くの山へ向かおうと思い立つ。手持ちの本やネットなどを見ながら、下山後のの温泉などのことも考えつつ、奥出雲の岩伏山に向かうことにする。

この山はずいぶん気になっていたのだが、2000年代初頭の本では、冬または早春にしか登れないと書いてあるし、いつも参考にするサイトでは2008年の時点で、やはりそれなりに登りにくいように書いてあった。ところが、その後2012年に登った方の記録では、整備されてとても登りやすいとのこと。これを信用して向かうことにする。

途中で簡単な弁当を買い、現地へ向かう。現地では道路工事をしていて、作業者の方の車が進入路に止めてあったので、お願いして止めさせてもらう。

岩伏山登山道入り口
案内板は非常に立派

 

1時前にスタート。たぶんここだよなと思われる登山口はかなり草に覆われている。本当に大丈夫かと少し心配になる。

登山道わきのニンドウ。爽やかな香り

そこからさらに200メートルぐらいは、ずいぶん不安な感じの道。もともとコンクリートで舗装されているようだが、今は車が入った形跡はない。ここで引き返す人も多いのか、踏み跡らしきものはない。しばらく進むとようやく登山道の表示が見えてひと安心。

その先は少し熊笹が生えている程度でかなり気持ちが良い道に変わる。ところどころに木々の説明プレートもあってなおさら安心する。

樹木紹介のプレートもまだ新しい。
そのタンナサワフタギ

結局、ちょうど30分ほどで頂上へたどり着く。

岩伏山頂上からみるさくらおろち湖

ところが頂上は風がとても強い。木々に囲まれてあまり展望も良くないので、一段下の広場へもどり、ここで昼食、休憩にする。

例によってチェアリング。今日はイマイチかな。

ここで1時間強ほどゆっくりするが、やはり風が強く、長袖を着ていても寒く、早々に退散する。帰り道の東側の道はトレイルランのコースとも重なっているようでずいぶん歩きやすい。と思ったらトレイルランのコースから外れるとやはり草木が生い茂る道になる。

東側の登山口はひとを拒むかのようだ。近くには「熊、マムシ、蜂に注意」の表示。これを見て入っていけるひとがどれだけいるか。

ましてや登山口は、降りてきたらわかるが、登ろうとするときにはちょっとわからないような感じ。登山を拒むかのような登山道だった。

その後、すぐ近くの長者の湯で汗を流す。誰もいなくて貸切。気分が良い。

帰りは逆方向に、上久野~広瀬をとおって9号線へ。かなりの距離で眠くなった。帰ってまた一眠りしてしまった。