賭け事が苦手なので

曇り。気温低め。やや肌寒い。

朝、布団から出るのに少し辛さを感じた。そのため、圃場に出かけるのもかなり遅めになった。昨日のトレッキングで使った道具などの片付けを行い、その後発送準備など。

朝食に戻ったら8時をすぎていた。朝食後、少しデスクワーク。そば殻の手配などをして圃場へ。午前中は片付け主体でお昼になる。

朝食と軽い昼寝の後、デスクワーク。Nさんから茶豆や大根をいただく。先日の台風の風が大変で畑に被害があったり、停電もおこったとのこと。

保険のFさん来店。新しい商品の話を聞くが、どうもこの手の話は進んで聞く気になれない。自分の命や安全に賭けるわけだから。もともと賭け事が苦手なのが一層そう感じさせるのかもしれない。

夕方までデスクワーク。

幡屋三山縦走

チェアリング

曇り一時雨。

体育の日。体育の日は今年で最後だという。来年からはスポーツの日だというが、なんだそりゃという感じだ。早朝少し遅めに圃場へ。今日は祝日でスタッフが休みのため、発送準備など。

朝食に戻り、天気が良さそうなので近所の山へ出かける準備をする。あまり遠かったり、標高高めだと寒そうだし、かつ、いままで登っていないところということで、幡屋三山と呼ばれる馬鞍山(丸倉山)・大平山・八重山(八十山)へ向かうことにする。今日は山でチェアリングもしたくて、椅子も持ってゆくことに決定。上では少し暖かいものが欲しいので棒ラーメンを持参。

10時前に出発したら、宍道湖が見えはじめたころ、雨が降り出した。一時的だろうと思っていたのに、ずっと降り続く、雨雲の流れを見ようとネットで確認すると、どうやら主に宍道湖周辺に降っているようで、南の方に雲は少ない。少し待つと回復に向かいそうという様子。とりあえずこのまま向かうことにした。

54号線から登山口を目指す。普段近くはバタバタ通っているのだが、この道は通ったことがない。大きな看板があったのですぐに登山口はわかる。車を止めると周囲はイノシシかなにかに荒らされたあとがひどい。

丸倉山登山口
丸倉山登山口

車に雨具は積んでいたのだが、今後は回復するとの見込みで持っていくことはやめる。ゲイターも一度手に取ったが、戻した。これが大きな失敗だった。

丸倉山へ登り始たら、一時的に日が差したのでこれはよいと歩を進める。

丸倉山登山道から南西
丸倉山登山道から南西方面

道端にはキノコがたくさん顔を出していた。

きのこ道の雰囲気はとても良い。階段もないし、落ち葉が適度につもって心地良い。「こんにちわ」と次々挨拶が必要なこともないので静かに楽しめる。ただ、鈴は持ってきておいた方がよかったかも。

丸倉山登山道
登山道の雰囲気は好み

ところが、頂上まで200メートルというところで雨が降り出した。一時的だと思ったのに、これがかなり本格的に。いまから車まで戻ったらもう上る気力はなくなりそうだと、そのまま頂上を目指す。頂上についても雨は止まず、宍道湖方面を見ても雲ばかりが広がる。

丸倉山から宍道湖方面
丸倉山から宍道湖方面

仕方がないので、小休止の後次の大平山を目指す。南側は木が伐採されていてひらけているのだが、ものすごい急な下り。トレッキングポールを持ってきておいてよかった。あとで確認したら、ちょっと道がずれていたようだが、おそらく似たり寄ったりだったろう。

降り切って鞍部にでると、すぐに林道に出る。ここで少し方向を間違える。アキチョウジがたくさん咲いている。

一旦引返して、しばらく歩いて大平山の登山口に。ここからがひどかった。

笹やカヤがひどく伸び、ここしばらく登った人がいないような感じ。高度をあげていくとどんどんひどくなり、しかも雨も降りだす。靴は大丈夫なのだが、パンツはかなり濡れてきた。しかも草のつゆが着くのでなおさら。トレッキングポールで避けながら進むがそれでもどんどん濡れてくる。雨も強くなるが、ここで引き返す気にはなれない。特に木が無くてひらけたところは草が伸び、背丈ぐらいになっている。

先日の上高地の1日雨の中の歩行としんどさでは似たり寄ったりだ。僕に取ってはアドベンチャーレベル。泣きたくなるような気持ちでようやく山頂に着く。

大平山頂上
大平山頂上。長時間いても意味がない荒地

予め調べておいたが本当に見晴らしはない。すぐに次の八重山にすすむ。しばらくするとやや道はひらけてきて、降りるのはまずまず楽だった。すぐに降り口までたどり着く。ここから八重山はすぐ。歩いて数分だ。

八重山の山頂でようやく宍道湖と松江の街並みが見えてきた。

八十山頂上
八十山(八重山)頂上

このさき、林道を進むと、途中で東屋があるというので、そこで昼にしようかと思ったが、この時点で既に12時半。天候も回復してきたので、南側に行ってみると駐車場になっていて、ひらけて気持ちが良さそう。ここでお昼にすることにした。

ロープを持ってきたので濡れたTシャツや帽子、パンツ、手ぬぐいを干す。タイツ姿だが、誰もいないし、こんなところまで上がってくる人は今日はいないだろう。

物干し
立木にロープを張って物干し

モンベルのジオラインのタイツとアンダーシャツはこんな時にとても助かる。一枚でも全く寒くない。暖かい昼食をとりしばしゆっくり。雲は厚いが、徐々に奥出雲方面の視界も開けてきた。チェアに座り、ゆっくりと時を楽しむ。

八十山から奥出雲方面
八十山から奥出雲方面
チェアリング
まずまずのチェアリングタイム

服も乾いてきたし、着替えてそろそろ片付けようとしていたら、奥遠所からの林道を上がってきた軽トラが近づいてきた。コーヒーを飲みに上がってきたというおじさんだった。軽トラなら上がれる程度らしい。丸倉山方面からはとても無理なようだ。

桃花アキチョウジ

アキチョウジと桃花アキチョウジ
アキチョウジと桃花アキチョウジ

すこし会話をして林道をくだる。林道を下がり始めた頃に桃花のアキチョウジ。野生でみるのは初めてだ。林道はアップも少しあったが、それほど辛くはない。ただ、結構距離はあった。ゆっくり散歩気分で荷物が少なければ楽しいだろう。

ネットでの地図やGPSも見ながらだが、少し混乱させられつつも、無事登山口にもどる。せっかくなので一回りして奥遠所地区からの登り口も確認してから帰路につく。

なかなかくたびれたが、こんなに近場で冒険気分を味わえたと思えば、濃厚な登山となった。

集中して畑仕事

晴れ時々曇り。気温は20度を少し上回る程度で過ごしやすい。Tシャツだと少し肌寒いぐらいだった。

早朝圃場で発送準備など。ただ、運送会社が荷受けをしてくれるかどうか微妙。

一旦朝食に戻り、午前中は片付けや畑の手入れなど。小松菜に芋虫がたくさんついていたのでテデトール。気温が低くなってきたのでこれで落ち着いてくれると良いのだが。アブラナ科には厳禁だが、あまりに込み入っているところは少し剪定した上で株分けをした。これでついてくれれば大儲けだ。

台風の風で横倒しになってしまったカブも土寄せをして立て直してやる。間引く必要がある大根も慎重に掘り出して分けてみた。さて、どうなるやら。ミニトマトも収穫。まだ小さいが、リーフレタスも収穫。

他に気になっていた苗の移動や片付け、掃除など。するべきことは次から次に出てくる。

昼食後、しばらくデスクワーク。3時前からもう一度圃場へ出かける。

午後はルッコラも種まき。ようやく気になっていた作業を進めることができた。

床下浸水を思い出す

雨。昨日の夜から台風19号の風が強まってきた。朝には街路樹を揺らすぐらいになったが、心配するほどの風にはなりそうにない。

関西から東は、ヤマト運輸自体が営業所の営業を休止したりしたので今日は発送も行わないことにした。そのため、早朝の圃場作業もごく短時間ですます。

朝食後しばらくデスクワークなどして、昼前にもう一度圃場へ。特に心配する事もなさそうだ。ラジオやテレビでも台風のニュースが連続して流れている。

午後は片付けなど。書庫がかなり乱雑になって使い勝手が悪いので、不要な箱などを撤去。少しはマシになったが、まだまだいろいろ捨てる必要がありそうだ。夏はとても手が付けられない状態だったので、冬までのところでなんとかしたいものだ。見ることがほとんどないが捨てるに忍びないという本も多い。まだまだ修行が足りない。いくら本があっても、大雨で浸水などしてしまえば何にもならないと考えると、思い切りができるかもしれない。

台風は、夕方遅く、伊豆半島に上陸した模様。風よりも、今回はとにかく雨量が多いようだ。関東を中心に氾濫危険水位に達したり、すでに氾濫し始めた川もあるとの報道。以前、日曜日の朝にみるみるうちに水かさが増して床下浸水になったときのことを思い出した。