櫨の木を伐採する

曇りのち晴れ

昨日、樹木医のMさんが、すでに樹液を吸い上げ始めていると言っていたので、かねてから予定していたハゼの木の伐採作業も急がねばならない。

天気も良さそうなので、今日決行することにする。早朝圃場で発送準備をして食事に戻り、9時前に出発。

途中、フェイスシールドを購入しようとドラッグストアにいくが、在庫なし。コロナがまだ広がる気配のない島根県、もうフェイスシールドは必要とされていないのだろうかとびっくりする。

念のため立ち寄ったホームセンターにはしっかりあって逆に驚く。

午前中は主に片付け仕事を行う。伐採や、運び出しなど。

 

昼食をとり、午後ようやく取り掛かる。フェイスシールドをつけた姿はなかなか大袈裟だ。

ツナギを着て、首と頭もネックウォーマーで保護。少し動くだけで汗が出てくる。もう少し寒い日でも良かったぐらいだが仕方がない。

 

櫨の木は比較的柔らかいということをMさんから聞いていたので、切れ味の良いノコギリで一気に伐採することにした。チェーンソーははやく切れるだろうが、飛散する切屑の方がこわい。

実際には、フェイスシールドはつけて正解だった。

ただ、一番効果的だったのは、切屑が当たらないことよりも手が顔に触れないこと。夢中で作業していると、案外無意識に手が顔に当たるものだ。というか手を顔に持っていくものだ。フェイスシールドに当たって、「いかんいかん」と気づくことが3回以上あった。100円ショップにもあるということで、400円もしたので少し躊躇したが、結構枝の跳ね返りなどもあったから、しっかりしてて良かったように思う。2時間ほど使っても、不安になることはなかったし、曇りもなかった。

本当は子供にも同行させるつもりだったが、テストがあるということで1人で作業。予定ではロープで、切る反対側へ引っ張ってもらって切り口を開けたり、倒してもらうつもりだったが、仕方がないので滑車とロープを使って1人でその作業を行う。余計に汗が出る。

汗をかいたら、少し休憩、また作業の繰り返しで、かなり伐採は進んだが、飛沫を浴びていないか少し心配だ。一段落して、つなぎや長靴、帽子、手袋を丁寧に脱ぐ。汗びっしょりだ。4時が近くなってきたので、嫁サンの父親に頼まれた接木用の柿を収穫していく。お茶を飲んでけと声をかけられたが、温泉に入って行きたいので丁寧にお断りする。

今日は久しぶりに平田のゆらり。5時前だというのにとても人が多い。皆何しているのだろう。それでも、露天にゆっくりと浸かり、まだ明るい空と雲を眺める。いい気分だ。

帰ってデスクワーク。終わったら8時を過ぎていた。