晴れ。
今日は穏やかな快晴の定休日。風は思ったよりも強い。
あまりにももったい無いような天気。とても家にずっといるわけにはいかない。ということで、どこかお山へ向かうことにする。
今日は嫁サンも久しぶりに同行することになっていたので、あまりハードな山は選べない。初めは、鳥取の三平山へ行こうかと思っていたのだが、ヤマレコに掲載されていた昨日のレポートでかなり雪があることが判明。さすがに1000メートルの山で、少し沿岸部から奥に入っているので仕方がない。ヤマレコでも多数掲載されているので、人気のようだ。ここは諦め、先日からちょっと見ていた孝霊山へ向かうことにした。
いつも米子方面へ向かうと、大山の左側にあって存在感を見せているこの山。以前から気になっていたのだが、それにしてはあまり情報がなかった。ネットでも情報はあるにはあるが、上ってみたくなるほどではなかった。おそらく見晴らしは良さそうだということはよくわかるのだが。
たまたま、先日借りた「鳥取県の山」に記事も載っていたし、他には馬着山ぐらいしかなかったので、とりあえずGO!
途中、すぐ手前のところで竹林の整備をしていたのか、焼いていた場所があり、灰がずいぶん飛んでいた。大丈夫かなと思って通り過ぎた(後程、登山中に下の方からサイレンが聞こえて少し心配することになる)。
登山口はすぐに見つかった。スタートはちょうど11時半。今日は昨年購入した新しいトレッキングシューズの歩きぞめ。靴擦れなどができないか少しドキドキ。
ここから本当の登山口までは3キロ以上道路を歩くことに。それほど急な坂ではないので大変というほどではないが、天気が悪いとずいぶん退屈だ。
途中、影の部分では道路にも雪が残るが大した量ではない。
1時間20分ほど歩き続け、ようやく本当の登山口に。
ここまででずいぶん疲れた。浅いとはいえ、雪の上を歩くとくたびれるようだ。三平山など今日はとても無理だったろう。
一度下に向かって降りるように登山道を進み、それからはかなり急な上りが続く。
葛折りを何度も繰り返してかなり苦労するが、ちょうどいい風が吹いて気持ちが良い。 時折、木の間から見える日本海がきれいだ。
嫁サンもすこしバテ気味。50分ほどで山頂に着く。
13時40分だった。目の前に大山が。北側の雄大な姿だ。
思わずおーっと声が出る。先客がいた。反対側の登山道から上がってこられたようだ。挨拶して少し会話。
すぐにラーメンを茹でて、昼食。お腹がペコペコであっという間に腹に収まる。
それからお決まりのチェアリングタイム。
南は大山、北は弓ヶ浜。これがまた大山から見るよりもはるかに近くて見事だ。東は東伯方面の地形が広がる。雲は近いし、とても気持ちが良い。
3時になったので、下山開始。下りはあっという間。やはりとても急だったのだろう。登山口まで40分弱で着く。
ここからまた3.5キロ歩いて駐車場まで戻る。途中で蕗の薹を見つける。
ここから白鵬の里の温泉まですぐ。ゆっくりと湯に浸かり、疲れを取る。人も多かった。