何十年ぶりのスイッチバック

晴れ時々曇り。昨日ぐらいまでの予報では晴れ間は期待できず、山登りには適さないだろうと、早々に諦めていた。

朝、圃場に行く用事もそれほど多くなかったので、家でゆっくりする事に。その後午前中は嫁サンの実家に同行し、昼間では本を読んだりしばらくゆっくりする。

義父に、マキの木の剪定を頼まれる。どうやら年末までに綺麗にしてほしいという事らしく、難題が一つ増えた。

昼前に暇乞いをして奥出雲に向けて出発。当初は適当なところで昼食にするつもりだったが、案外早く出かけることができたので、半分諦めていた八川そばに向かう。少し遠いが、途中の山々も紅葉が進んでいて、所々きれいな場所もあった。

横田の街中の一風庵は外にも並んでいてやはりこちらは無理だった。八川そばも車がいっぱい停まっている。しばらく待つ覚悟で店に入る。なかでも20分ほどだろうか、待合で待たされたあと、席に。自分は鴨南蛮を注文。とても熱くて、汗が出るぐらい。

その後おろちループの道の駅に止めて、向かいの鉄の彫刻美術館へ。鉄道マンガ展@奥出雲が開催されているのでそれが目的。

主催者の江上さんもいらして、お話をすることができた。また、ジオラマでスイッチバックを見せていただき、なかなか面白い体験だった。

その後、目の前のバス停からループ橋の下の出雲坂根駅へ。バスは我々二人だけ。横田方面からのJRを待つ事15分。おそらくガラガラだろうという予想は見事に外れる。とはいっても、8月末のように鉄道愛好家がたくさんではなく、どうやらツアーの団体のようだ。

スイッチバックは子供の頃に同じ場所を通過したことはあるものの全く覚えていない。乗っていても急勾配だということはわかるし、車ならあっという間に着くところをすごく長い時間をかけて登っていく。車内が賑やかなのでちょっと興醒めだが。

三井野原駅に着き、備後落合に向かう列車を見送る。団体さんもここで下車。駅の前に観光バスが停まっていた。

我々はここから歩いて道の駅まで戻る。寒々しい夕方、誰も歩いていない三井野原の道をとぼとぼと歩く。途中の一番高い橋はさすがに歩いてみるとすごい高さを感じる。

道の駅には先ほどの観光バスが停まっていた。

松江に向かうが、やはり途中、温泉はパスできない。今日も湯村温泉。なんと入湯料が上がっていた。時間が遅かったので、案外人が多かったが、とてもいいお湯にゆっくり浸かることができた。

盛りだくさんの1日だった。