たまにはカモになっても

曇り時々雨。天気予報では曇りだったが、降ってはやみ、降ってはやみという1日。雪にならないのがまだいいとするべきか。

午前中は圃場で作業。肥料作りや片付けなど。

昼食ののち、献血へ出かける。今月に入ってから何度もお誘いの電話があったが、なかなか応えられなかった。今日はようやく少し時間が空いたので午後に予約してもらう。もう少し定期的に献血して血液検査もしたいところだ。

献血カード
50歳になる来年は献血も50回を超えたいところだ。

普段通り、検査用の採血をして待合室で待機していると、看護師さんが近づいてきた。普段はないことなので、

「もしかして、検査してダメでしたか?」

と尋ねる。

昼食にラーメンとか油っこいものを食べると、血液に油が多く出て(?)献血できなくなるのだ。

ところがそうではなく

「検査の結果がとても良かったので、普段の倍採血していただければと思って・・・」

と、紙パックのヨーグルト飲料まで携えてこられた。新しい採血機械が導入されて、時間もいままでと変わらないとのこと。

まあ、そこまでおだてられると断る理由はない。

鴨は大好きだし、たまにはこちらがカモになってもいいだろう。倍の人のためになるならばなおさらだ。

献血自体は普段と変わらないが、とにかく採血の機械がやかましい。看護師さんも「洗濯機のような音」と形容するように、すぐ後ろにあるので気になって眠れるものではない。献血しながらウトウトするのもひとつの楽しみだというのに。また、スピードがあるぶん血液が行ったり戻ったりするときの圧が気持ち強い感じで、針が刺さったところが少し気になる。もちろん、我慢できないような痛みではない。

慣れないせいか、いつものように快適な1時間という感じではなかった。

倍の量を採血できるよりも、同じ量を短時間で、かつ痛みも少なく採血できる方が献血ルームに足を向ける人は増えるのではないだろうか・・・とも思えたりする。

更に、採血後、記念品(ティッシュ)をいただくときに、来年からスタンプカードがなくなるということを告げられる。普段の買い物ではスタンプカードを嫌う僕で、個人的な付き合いがあるようなところぐらいしかスタンプカードを持たないのだが、なぜか今回の献血ルームでのスタンプカード廃止はちょっとがっかりしてしまった。人間というのはおかしいものだ。記念品目当てで行っている自覚はないのだが。

ティッシュ
なぜかくまモン。鼻セレブは最後のサービスか?

採血機とスタンプカード、二つの影響で、今年最後の献血は少し後味が悪いものになった。

さて、今日は運転していて妙に高齢ドライバーが目立った。普段運転しないのか、広い道を30kmぐらいでゆっくりと走っている車。後続がずいぶんイライラしていた。2車線になって横を通り過ぎるとガラスが曇って真っ白。これではスピードが出せないのもよくわかる。他にも車線をあっちへ行ったりこっちへ行ったりする車。年末年始を間近にして普段行き慣れないところへ買い物に出かけるのだろうか。こちらがおとなしくしているしか方法はない。