天満天神繁昌亭で寄席を楽しむ

曇り

朝はゆっくりスタート

ホテルの大浴場でひとっ風呂浴びてさっぱり。

朝食も、どこか探して食べるつもりだったが、ホテルのバイキングで正解だった。

9時過ぎにチェックアウトして、天満天神の方へ歩いて向かう。

天神商店街を歩いてぶらぶら。人々の行き交う姿を眺めながら歩くのはいいものだ。豹柄のママチャリにのったオバチャンがいてびっくりする。

天満天神は、梅がこれからというところ。蕾がびっしりついていた。さすがという感じ。しだれ梅も美しい。

天満天神の梅。まだ蕾。鍼供養をしていた

昼食を定食屋でとり、午後からの落語に備えてビールも一杯。夜は居酒屋になるようだが、お客さんはたくさん入ってくるのにみなとても静か。サラリーマン風の客に

「見てみ、昼間っからふたりでビール飲んではるで!」

って感じで見られていてちょっと恥ずかしい。

天満天神繁昌亭
高齢者の割合が非常に高かった

天満天神繁昌亭の当日券自由席は150番目だったが、前が結構空いていて2列目に陣取る。

四時過ぎまでの三時間楽しいひと時。噺家は、なかなか若さを武器にするのは大変だ。

スケジュール

トリの桂文太師匠はよかった。声も心地よく、知っている噺なのでうとうとしそうになったぐらい。しかも、あとで知ったのだが、目が不自由でいらっしゃるそうだ。そう思わせる一場面があったが、あとは微塵にも思わせない素晴らしい芸だった。

噺は「抜け雀」をアレンジした抜けガニ(?)

どうしてもサゲのキレが抜け雀には及ばないが抜け雀のサゲでは知っている人でないと笑いは取れないかもしれない。

時代とともに変わっていくことも必要だ。

終演後、噺家の皆さんの見送りで繁昌亭を後にした。

そのまま新大阪に向かい、新幹線とやくもで松江に戻る。