ライオンの毛と風の草刈り

晴れときどき曇り

早朝圃場で発送の準備。昨日、予想外にいろいろなことが進み、今日1日余裕ができたので、これも予定していた山の草刈りに出かけることにした。

9時に出発。途中平田のナフコで草刈機の刃の予備を調達。

10時過ぎから草刈りをスタートする。昨年も盛大に草が伸びていたが、今年も負けず劣らず。しかも、昨年と同じ草なのに、妙に草刈機の刃にからみつく。ひどいところなど1メートル進むと刃の根元(回転の中心)にからんでエンジンが止まってしまう。その度に草刈り機をおろして草を取り除かねばならないのでとても効率が悪い。

午前中でようやく、入り口から上の小屋の前までの一本の道の草刈りが完了。

昼に嫁サンの実家に戻ってその話をすると「ライオンの毛」といわれた。確かにそんな感じ。

ライオンの毛
シナダレスズメガヤ?

午後はもう一本の通路の草刈り。同じような状況だったが、終わる頃になって、以前出雲の樹木医のMさんに話で聞いた「風の草刈り」のことが不意に頭をよぎった。

草刈りも根元から刈らずに、風が吹いたときに揺れるあたりで刈るとその後の伸びが強くないという話だったのだが、試しにその柔らかいところで刈ってみると全く刃に絡まない。一旦その位置で刈って、もう一度低い位置で刈るようにすると問題なし。時間は2倍かかるが、草を取り除く時間を考えるとはるかに早い。

というよりも、実際に「風の草刈り」だけでしても良かったのでは、と思ったが後のまつり。来年は試してみたい。

夕方、じぶんの燃料切れで4時半に終わる。平田のゆらりで一汗流し戻った。