「まちゼミ」で包丁の研ぎ方をならう。

曇り一時雨。今日も気温は低め。

早朝圃場で発送準備。日の出が遅いので、どうしてもスタートが遅くなる。一段落しないうちにMくんがやってくる。その後の指示をして朝食に戻る。

帰って朝食と片付け、掃除など。今日は午前中、「まちゼミ」に参加予定なので、その前の片付けが忙しい。はじめは自転車で行こうと思っていたがそうしているうちに雨がポツポツと降り始める。仕方がなく、車で出かけることにする。

「まちゼミ」庖丁の研ぎ方講座、会場は京店の末広刃物店。少し早めについたつもりだったが、すでに他の参加者さんが揃っていた。定員3名だ。

研ぎ方や砥石について、説明をしていただく。今まで色々な刃物を研いできたのだが、いずれも本やネットなど、情報が錯綜していてどれがいいのか頭のなかで整理できていない。今回はそういったモヤモヤをスッキリさせるという意味もあっての参加。いろいろな疑問が溜まっていたのでどんどん質問する。いずれもなるほどと思わせる答えが返ってきて納得する。

その後実際の実技に。説明が丁寧だったので、おおよそ研ぎ方は理解できた。今まであまり気にしていなかった刃の返りが大事なこと、そしてそもそも砥石がきちんとしていないと話にならないということがわかる。

 

刃物研ぎ
指の置き方、刃の角度などいろいろポイントがある

先生の手本に続き、実際に研いでみる。砥石を傾け、体も前傾させると確かにしっかり研げる感じだ。水の流れもいいし。

その後、きちんと研がれた包丁でトマトをスライス。驚くべき切れ味。刺身包丁は言うまでもないが、普通の三徳包丁でもすっと切れることに驚いた。

まずは家にある砥石をきちんとしようと、砥石を平らにする為の砥石(?)を購入して帰る。

夕方、早速家にある砥石を平たく研ぎ直す。そのうえで三徳包丁を研いでみる。指の置き方など、今日学んだことをもう一度確認しながら復習。刃の返りを確認するというのはとてもわかりやすい。今までいかに適当だったか。

リンゴを切ってみたらなんとなく今までよりも切れている感じ。今日のトマトには比べられないが・・・。包丁が違うのだ。