アスパラ、顔を出す

今日も風が強く、肌寒い1日。朝、店頭の大きなコニファーの鉢が風で横倒しになっていた。

腰に貼ったホッカイロがしみじみありがたく感じる。まあ、4月もまだ上旬だしなあ。

それでも、畑の畝でアスパラが新芽が顔を出していた。寒さには強いので今年の寒さでも問題は無かろうと思っていたが、4月に入っても全く音沙汰がなかったのでちょっと気になっていたのだ。

アスパラガス

これからはきっと次々と出てくるだろう。むしろ、小さくて柔らかいうちにきちんと収穫できるかどうかが問題。毎年伸びすぎて硬くなってしまったのを見つけてガッカリ・・・というのを繰り返している。今年はしっかり収穫せねば。

そういえば、初めてアスパラガスを口にしたのは学生の頃だった。まだ食わず嫌いが強くて、「ガス」と言うだけでなんか臭いような感じがして進んでは食べなかった。そもそも今ほど流通もしていなかったし、我が家にアスパラを食べる文化もなかったのだろう。

ところが大学の時、北海道の友人のところに行って食べたのがきっかけで好きになった。

畑の横ではネモフィラ・スノーストームが開花していた。もちろん、植えたりはしないので零れ種。しかし、昨年も、その前も確か植えた覚えはない。その前ぐらいの年は苗を育てていたので、その頃から毎年世代交代を続けていたのだろう。短命な一年草だが、命の強さというかしぶとさには驚くばかり。

ネモフィラ

もともと一年草の苗作りはあまり得意ではないが、こんなにいい感じに苗を育てられたことはない。ここでもやはり自然の力には勝てないと思わせられる。