待った甲斐があった

今日から三月。流石に2月はずいぶん速く過ぎた気がする。

天気はまずまず。昨日の予報では昼ぐらいまでは晴れそうとのことで、案外あてにならないから山へ向かう予定は立てていなかった。

しかし、朝は薄雲がかかりつつも比較的穏やかで暖かい。やはりこのような日に家に閉じこもっているのはあまりにもったいない。

普段から次に登りたい山をいくつか候補にあげておいたり、準備をきちんとしておくべきだと反省する。せっかくの休みがもったいない限りだ。

とりあえず適当な荷物を乗せて出発する。

お供は、昨日届いたDale Ann Bradleyのアルバム。注文したのは1月の終わりだったが、おおよそ一月かかって到着。それでも待った甲斐があった。アルバムの最初からご機嫌なブルーグラスの音色が広がる。アルバムの裏面をふとみると「PRODUCED BY ALISON BROWN」の表記が!

なんと、 ALISON BROWNが関わっていて、しかもバンジョーを何曲か弾いているではないか。しかも、オリジナルアルバムよりも肩の力が抜けた感じでふわっとしたバンジョーの音色がとても気持ちが良い。運転しながらついついニヤニヤしてしまう。天気もよくなって、青空の下、とても楽しいドライブのひと時。

途中でホームセンターにより、いくつか仕事に不足している資材などを補充。

その後スーパーへ。食材を調達して山へ向かうが、いくつか片付けねばならない案件が発生する。

昼食後、しばらく休憩。夕方、頼まれていた接木用の穂木を採集に河下の山へ向かう。まだ天気がよく、先週登った高霊山が(多分)大山の横に見えていた。

今までは、ただの見えている山だが、一度登るとやはり忘れないものだ。

残念ながら穂木はあまり良いコンディションのものがなく、用途には向かないようだった。お茶をいっぱい飲ませていただいてから帰る。

帰りがけには温泉へ。そろそろ腰痛も心配ない暖かさになってきたので、温泉通いも少し減ってくるかもしれない。今日は人が少なく、源泉を独り占めしてゆっくり浸かる。