女亀山へ登る

曇り時々晴れ。午後は所々で雨になった模様。

早朝圃場で発送準備や片付けなど。昨日買い忘れたものをもう一度購入するためホームセンターへ。

帰ってツバメの巣を確認したら卵が5個になっていた。毎日一つ産むようだ。

今日は特に予定がないし、嫁サンも久しく運動していないので一緒に山へ出かけることになる。目的地はIさんが以前話していた女亀山。かなり遠いが、標高差があまりないので久しぶりの登山となる嫁サンにもちょうど良さそうだ。

10時過ぎに出発。途中買い物などもあり、駐車場に着いたのは12時。国道からしばらくは登山口方面を示す標識があったのだが、それらしいところに近づいてくると、まったく表示がない。あらかじめ本やネットで調べておいたのでおそらくここだろうという駐車場は分かったが、そうでないとかなり困るだろう。

女亀山登山口
女亀山登山口(駐車場)。すでにこの付近から草に覆われていた

スタート地点からかなり草が茂っていて、天気が悪かったら断念しそうだ。木製の階段がところどころにあるのでなんとか登山道がわかる程度。テープも全体的に少なめ。

しばらく歩くと、神戸川源流とされる場所があった。

神戸川源流
神戸川源流

少し水を口に含んでさらに出発。道の両側はさらに草が多くなる。

ところが10分も歩かないうちに開けたところに出て、林道が登山道を横切っている。帰り道はここを通ってみるのも良さそうだ。

女亀山登山道標識
登山道標識だけが新しい

林道脇に登山道の続きを発見。ここからは少し道がましになり、木の階段が続くようになる。少し険しい場所になるが、周囲も開けて少し気分が楽になる。テープは相変わらず少ないが、もう迷うことはなさそうだ。

女亀山登山道
杉林と木の階段
女亀山登山道
ようやく自然林になる

さらに上がると稜線に出たようで、植林から自然林へ変わり、ブナの大きな木が枝を広げている。相変わらず見晴らしはほとんどない。山頂の手前に広島側からとみられる登山道らしきものを見つける。ただ、ここにもテープがわずかに付けられているだけで気をつけないと見落としそうだ。

ブナの木

そこから間も無くすると小さな社の屋根が見えてきて頂上に到着。駐車した場所から45分ほど。少しあっけない感じだがそれでも気持ちがいい。

早速椅子をくみたてて、途中で買ってきた弁当やおにぎりで昼食。

残念ながらブヨがまとわりついてきて昼寝は断念。

1時間ほどゆっくりして下山。帰りは思ったよりも坂が急なことに気が付く。

途中からは林道を使って降りていったが、林道が地図にのっていないため、GPSに頼る他なかった。この林道歩きは、遠回りになったので、帰りは1時間ぐらいかかってしまった。

今回ももちろん誰にも会うことがなかった。この時期は登る人もわずかなのかもしれない。

帰り道は、例によって温泉に寄ったりしてゆっくりと家路に。温泉は湯村温泉へ。少し熱かったが相変わらず気持ちが良い。