鯛ノ巣山に登る。ダブル完ソロ

曇り時々晴れ。

定休日だが、早朝圃場で発送準備。荷物はないのでカブで出かける。ラジオ体操。

一旦帰り、すぐに出かける。今日は昨年からずっと行きかねていた鯛ノ巣山へ。

途中、弁当を購入。選択肢がなく、のり弁に。ラーメンも持ってきているのでいいだろう。

鯛の巣山が見えてきたが、山頂付近は雲がかかっていた。少し心配になる。

現地には10時半に到着。予定通りだ。駐車場には一台も止まっていない。

準備をして出かけようとしたら、一台の乗用車が入ってきた。せっかく今日も完ソロになりそうだったのにと少し残念だが仕方がない。

かなり久しぶりのまともな山登りだし、今日は特にゆっくり登ろうと心がける。約90分という平均時間のようなので、2時間ぐらいかけるつもりでスタート。荷物の軽量化のため、残念だがチェアリングは無しにしようと思う。

もう一つ気がかりだったのが、暑くなりそうで、アンダーアーマーのヒートギアモックを着てきたこと。以前、玉峰山に登った時、ずいぶん寒い思いをしたので(10月21日だった)、もしかして風が強かったら大丈夫かなと心配だった。結局は暑かったので大正解だった。7号目から上ぐらいはこれ一枚にならざるを得なかった。

駐車場から舗装はしてあるがかなり傷んでいる進入路を登っていく。四駆の軽ならなんとかという道だ。15分ほどで本来の登山口に到着。

この時点で10時50分。熊注意とのこと。熊鈴はきちんと持ってきている。

結構な笹藪が道を塞いでいるが、案外新しい踏み跡がある。昨日の登山者だろうか。

道の周りにはアキチョウジやキバナアキギリ。

特にキバナアキギリは登りも下りにもたくさん咲いていた。これほどキバナアキギリが見れる山道は初めてだ。来週あたりはすごいかもしれない。

沢が結構多くあり、何度か渡るのを繰り返す。夏の大雨の影響か、倒木も多い。

特にこの2本の木の先で道が分かりづらくなっていたが、沢に沿ってあがれば道が見つかった。

この沢の左側を上がると道が見つかった

20分ほどで三合目の標識。

ずいぶん登った気がしたが、まだ三合目。とはいえ、まだ20分かという感じ。植林地帯をどんどん登り続ける。風があまりなく、かなり汗をかく。

植林帯が続く

40分ほど登ると、左が植林、右が自然林になってくる。

ようやく自然林がでてくる

ようやく気持ちが良い場所に出てきた。ここからとにかくキノコがたくさん目につく。

少しだけかじった跡があるキノコ。鹿とかだろうか。少しかじって残っているというのは毒なのか。よくわからない。とにかく、カロリーにはならないから食べようともしないのだろうか。

登山口から1時間弱で六合目に到達。

大きな岩がある。コウモリ岩というものらしい。

ここからこの岩を左に巻いて上がっていく。

15分ぐらいかかってこの岩の上のあたりに到着。とても見にいく気力はない。ずいぶんこの時点で疲れが溜まっている感じ。それでも足元のキノコを見つけては写真に撮る。

このキノコは大きかった。直径20センチぐらい

ぶな林が広がって気持ちが良い

いい感じの登山道で、これで天気さえ良ければ言うことなしだ。

 

12時20分、山頂到着。

本来の登山口からちょうど90分。コースタイムだ。

 

もっとゆっくり登ればよかった。山頂からは北側しか望めないし、ブヨがすごい。南側に少し行ったところに弁当岩なる場所があるというのでそちらに向かう。途中の笹がなかなか凄かったが、さすがに弁当岩というだけあって弁当を使うのには見晴らし抜群。ただ、とても狭い。3人いたらちょっと窮屈かもしれない。

ここで昼食。ラーメンにのり弁。炭水化物ばかりの山登り限定ザマーミロランチである。

猿政山

弁当岩から真正面にいつかは登ってみたい猿政山が見える。しばらく雲がかかっていていた。

大万木山方面

西側にはおそらく大万木山や琴引山。以前登った毛無山だろうか。ここから縦走できるというが、まだ僕の足では無理そうだ。

弁当を食べ終え、しばらくゆっくり座って周囲を眺める。下は硬い岩だし、ウトウトもできないが、それでも時々風が吹いて気持ちがいい。汗まみれのシャツもロープにかけて干しておいたらかなり乾いた。

結局2時ごろまでゆっくりして出発することにする。その前に山頂で記念撮影。子供にLineで報告。帰りは同じ道を辿らず、大滝に向かう道を降る。

途中、2箇所ほど見晴らしの良い場所がある。どちらも弁当岩よりも猿政山がよく見えた。

こちらの道は、上りで使った道よりも自然林が多そうな感じで気持ちが良い。ただ、沢の方に降りてくるとそうでもないし、登りの場合、ほとんど上り一辺倒なので疲れるかもしれない。帰りがけもかなりキノコをたくさん見つける。

大滝

登山口到着は15時半。結構時間がかかった。結局今日も完ソロ。悪くない。

ここから湯村温泉へ向かう。到着した時、1台だけあった車が出発するところ。ラッキー。

まさか温泉も完ソロ?と思っていたらまさかの完ソロ。相当ゆっくりしたのだがとてもいい気分だ。

ゆっくりと松江に向かった。

等検境に登る。今日も完ソロ

晴れのち曇り。夕方一時雨。気温はGW後にしては低め。

定休日だが、早朝圃場で発送準備など。一旦帰って出かける準備。

午後から下り坂の空模様になる感じ。特に沿岸部の地域の方は雨が降りやすそうな予報なので、できるだけ中国山地方面を目指すことにする。昨日までは、松江北山の大平山や、市内の天狗山を候補にしていたが、スタートも早くできそうだし、少し遠くへ・・・。ということで大万木山の北にある等検境に行って見ることにする。

本やネットではアップダウンがあると言うが1時間程度で登れそうだ。ただ、登山口が大万木山の北側の山腹の林道。ここまで行くのが遠い。まあ、それでも今日は時間がゆっくりあるし、のんびりと出かける。途中スーパーで昼食を購入。インスタントラーメンは、サッポロ一番の醤油と思っていたが、生憎品切。チキンラーメンにする。

登山口付近の地図

10時過ぎに登山口に到着。すぐ手前の、大万木山、地蔵尊展望台下の駐車場は車がたくさん。といっても7台ぐらいだが、平日にしては多い。大万木山は登山客も多いことだろう。すぐ上の方で熊鈴が鳴っている。等検境も人が多いと嫌だなぁ。と思うが、等検境へ向かう駐車場には一台も車はなかった。

等検境地登山口

新調した弁当箱兼クッカーに途中で買った弁当を詰めて出発。いつもプラの弁当箱が風で飛ばされるのが嫌だったが、まずはこれが解消された。

等検境地登山口
道路からは下に降りて行く

出発して5分ほどで案外寒いことに気がついた。今日は不要かとパーカを車に残してきたが、取りに戻る。ついでに小さな麦茶のペットボトルも忘れていた。やれやれ。

歩いてしばらくすると向かい側に大万木山が見える。たくさんの登山者が上がっているのだろうか。ここからしばらくとても気持ちの良い登山道。

軽いアップダウン。新緑がとてもきれいだ。足元にはユキザサが所々で咲いている。

等検境展望台
等検境展望台から大万木山を望む

20分ほどで展望台に到着、大万木山はもとより、東西南北よく見えるが、少し霞んでいる。

等検境展望台から
等検境展望台から

少しだけ休憩して出発。

等検境展望台からピーク
等検境展望台からピーク

先に見えるのが等検境か(実際は違った)。相変わらず雰囲気の良いブナ林が続く。等検境分かれ道

標識がないが、突如分かれ道。この先にピークがあるようなのでそこへ上がる急な登りらしい。おそらく右に行くのが良いのだろう。ということで右へ進むが、ここでまた分かれ道。判断に迷い、左に上がったら、そのピークだった。見晴らしも悪く、特に上がる必要はなかった(その程度の登山者だ、僕は)。

そのまま降りると徐々に下り坂に。

ここまでずっと登山道は砂利が敷いてある。とても歩きやすいが、欲を言えばせっかくの落葉樹林帯なので落ち葉ならなおよかった。秋ならばいいのかもしれないが。

しばらく降ると、目指す等検境が見えてきた。

等検境
等検境

下りが長いので上りも厳しそうだ。もちろん、帰りも覚悟しなくては。

一旦鞍部に降りて、急な上り。

反対側はずっと植林帯が続く。出発して1時間ほどで頂上すぐ下に到着。この上は、琴引山の頂上のような岩場になる。ふうふう言いながら登って等検境頂上。本では木々に囲まれたと書いてあったが、樹木は北側のみ。

等検境頂上から大万木山
等検境頂上から大万木山

南側の大万木山方面は開けていて、毛無山なども一望できる。ただ、とても狭く、数人でいっぱいだ。幸い今日は誰も来ないだろうけれど。

等検境頂上チェアリング早速椅子を出してチェアリング、昼食。珍しく正午前の昼食となった。ラーメンも茹でてゆっくりとお昼を楽しむ。更に少しうとうと。

雲行きが怪しい

ここではそれほど寒くなかったが、1時間半ほどしてきたら雲行きが怪しくなってきた。雨雲レーダーを見ると、小さな雨雲がこちらにも向かっている。とりあえず展望台まで戻ることにする。展望台ならば少々雨が降っても登山口まですぐだ。

行きに思った通り、最初のピークまではアップダウンがきつい。寒くなったので、出発時にパーカを着込んだのだが、すぐに脱ぐ羽目になった。ようやく最初のピーク下に到着。

ここからはとても気持ちが良い道が続く。ゆっくりと新緑を楽しみながら歩く。今日は時間をゆっくり確保して出発できてよかったと心から思う。

等検境展望台チェアリング

最初の展望台に到着。まだ余裕があるのでもう一度椅子を出してチェアリング。天気も少し回復。寒くもないのでしばらくゆっくりしようと腰かけたら2度ほどうつらうつらしてしまった。

最後にコーヒーを沸かして飲み、登山口に向かう。登山口には16時に到着。本当にゆっくりできた。結局今日も一人の人にも会うことはなかった。気兼ねなく数時間を過ごせるのは本当にラッキー。

その後、お決まりの湯村温泉へ。久しぶりだ。今日は人も少なく、のんびりと入ることができた。18時過ぎには家にも帰れたので、早出、早帰りはやはりよい。といってもデスクワークはいっぱい溜まっていたのだが。

大平山、笈山(出雲市乙立町)に登る。今日も完ソロ

曇り時々晴れ。天気予報ではもう少し穏やかな天気になる感じだったのだが、案外東風が強い。

今日は定休日。圃場に行くこともやめて、朝はゆっくりと読書。それでも、そのまま家にいることはもったいない。

残念なことに、今日もどこへ行くのかの予定があらかじめ立てられていなかったので、とりあえず荷物一式を持って西へ向かうことにした。この頃、東方面が多かったのと、南方面は、今日は気温的に厳しいのではと考えたため。

途中で簡単な昼食を購入。飲み物も若干。道の駅で一度車を止めて、向かう場所を再度検討。最初、出雲市乙立町の「二つ丸」にしようかとおもうが、ネットを見ていたら、そのすぐ横にある「大平山」というのが目についた。あまり聞いたことがないが、地図を調べると、南斜面を上がっていくような登山道。気温も低いので、その方が良さそうだと、この山に向かうことにする。

乙立町からは町道が伸びているが、「冬季通行止め」の表示もある。行けるところまで行ってみようと先にすすむ。道は荒れているが、なんとか登山口近くまできたが、肝心の登山口がよくわからない。二つ丸の登山口もすぎ、どうやら周回ルートの反対側の登山口(笈山の登山口)の先まで来てしまった。

大平山北側登山口(笈山登山口)
大平山北側登山口(笈山登山口)

仕方がないので、予定とは逆のルートで登り始める。スタートはすでに2時前。

登山口の表示もないし、一応木にはテープも巻いてあるのだが、登る人が少ないせいか、踏み跡もかなり怪しい。

その代わり、テープに加えて、樹木に黄色いスプレーで目印がつけてある。これを頼りになんとか登っていくが、いずれにしてもあまり歩き良いとはいえない。倒木も多いし、あまり楽しくない。GPSがなかったら、安心して歩くことも難しいぐらいだ。少なくとも自分のレベルでは。

途中、北側を望むと、出雲方面が見える。ところどころで馬酔木の花が咲き、微かに香りが漂ってくる。

歩きにくい登山道をしばらく歩く。おそらく笈山の山頂と思えるところへ到着。あまり展望はない。

登山口から30分ほど歩くと、それでも、いくつかのピークを超えて一つの分岐点に来た。

展望地と大平山への分岐。目印の文字が消えて見えない

どうやらこの先が展望の良いところになるようだ。さらに進む。

相変わらずテープとスプレーだけを頼りに向かうこと十分弱。

展望地の石の塊

ようやく展望台へたどり着く。てっきり出雲方面が開けているかと思いきや、乙立地区を眼下に望む岩の上だった。

しかも、大岩の隙間を通り(実は反対から簡単に回り込めたが)、岩によじ登らないといけない。ただ、流石に見晴らしはすばらしい。乙立の街が眼下に見える。

ちょっと怖い感じもあるが、この上で、かなり遅い昼食にすることに決定。

気温が低いのかラーメンがなかなか茹だらない。その上にスーパーで購入したカツ丼。普段なら絶対食べないハイカロリー食だが、今日は問題ないだろう。

本来ならここで、チェアリングとなるのだが、岩山の上で、なんとも落ち着かない。仕方がないので、本来の大平山を目指して、そこにいい場所があればチェアリングしようと考える。

これから向かう大平山

ここから分岐点までは10分かからずに戻れた。

さらに、分岐点から大平山までは、比較的快適な登山道が続く。その代わり一気にテープの数が減る。ただ、迷うようなことはない。

大平山山頂

20分ほどで山頂に着くが、展望は全くない。仕方がなく、下山開始。峠部分まで降り、そこから下山道を進む。

しばらくはとても快適な道だったが、笹が出てくるとやや歩きにくくなる。それでも、こちらはすこし笹刈りがされているようだ。

道路側から見る南側の登山口。テープがたくさん巻いてある。向かい側にソテツの木がある

下りなので、それほど時間はかからず登山口に到着。おおよそ30分だ。登山口のところは川を渡る必要があった。標識もないのでわからない。

もちろん今日も完ソロ登山。登る人があまりいそうにないので当たり前か。階段もなく、標識もごくわずか。人工物はとても少ないのでそう言うのが好きな人にはよさそうだ。積極的に進めるわけではないが。

ここから5分ほどで、二つ丸の登山口前に来た。峠を越えると車を止めたところに戻った。

帰りは例によって温泉へ。今日は人が多かった。

大万木山に登る

曇り時々晴れ。

今日も朝のうちは比較的天気は良好。圃場で若干の片付け仕事が残っていて、定休日だが7時前に圃場へ向かう。

8時前まで片付けをして帰宅。今日はゆっくりするのもありだったが、やはりこれからの季節、天気が悪くて出られない日が続く可能性も高いので、アウトドアへ。

結局今日も出かけるまで行き先をきちんと決定することができなかった。出雲北山方面も考えたのだが、先週のリベンジで奥出雲方面へ。向かうは大万木山である。

途中、先週も立ち寄ったスーパーで昼食を購入。失敗したのが、何を間違えたのかカツカレー丼なるものを手に取ってしまった。店を出てから、昨夜イノシシの肉を結構食べたことを思い出した。豚の連続だ。

先週はこの時点で、向かう先に暗雲が立ち込めていたが、今日はその心配はなさそうである。

ところが、ここで大失敗。普段はスマホで位置を確認しながら運転するのだが、何を血迷ったのか、スマホにナビを頼むことにした。ところが、向かう先は特に特定の建物などがあるわけではない。間違えて、一つ東側の峠を指定してしまった。

途中、なんかおかしいなと気が付いたのだが、初めて通る道でもあり、そのためかとスマホの指示する通りに進んだ。ところが、あるところまで来て、明らかに位置関係がおかしいことに気がつく。大万木山よりも東にあるのが鯛の巣山だが、その鯛の巣山よりも東に来ているのだ。この時点で明らかに間違っていることに気がついたが、今から引き返すよりは、一旦高野に出て以前使った道で登る方がむしろ早い。

ということでおそらく予定よりも30分以上遅れて登山口近くの峠に到着する。

毛無山パーキング
毛無山パーキング

例によって車は一台もない。靴を履き替えたり、リュックを準備して出発。峠から少し戻ったところから登山開始。スタートはほぼ11時。

大万木山登山口
毛無コース大万木山登山口。ここが一番傾斜がきつい。ロープもここだけ

ここはとても傾斜が強く、結局のところ、最初が一番大変な登りだったが、後でわかったことに、林道をもう少し先に進んだところから、難なく登山道に入れるところがあった。

大万木山登山道

前回来た時にも(毛無山)落葉がかなり進んでいたが、もちろん今回はほとんどの落葉樹が葉を落とし、登山道は落ち葉が敷き詰められている。ただ、前日辺りの雨のせいかやや湿っていてカサカサという気持ちの良い音がするわけではない。それでも笹で登山道が縁取られてなかなか楽しい。

遠くから見る大万木山
遠くから見る大万木山(たぶん)

しばらく歩くと目指す大万木山が先に見えてくる。相当先に見えるので少し不安も感じるほどだ。

いくつかアップダウンを繰り返しながら徐々に山頂に近づく。

40分ほどで地蔵尊展望台に到着。残念ながらそんなに遠くは見えないが、晴れていたら気持ちの良さそうな場所だ。ここから、滝見コースと合流する。何十年も昔に下山時に通っているコースだ。

地蔵尊展望台
地蔵尊展望台。松江方面を望む

ここからはしばらくジグザクの道で高度をあげていく。

尾根道だが、広く、平たくて歩きやすい

15分ほどで、平らで気持ち良いブナ林のプロムナードのような場所へ到着。ここでゆっくりしたいぐらいだが、先に進む。

登り始めて1時間ほど。また上り坂になるが、この辺りから足元に積雪の名残が見えるようになる。しばらくして水飲み場に到着するが喉を潤すのはやめてあとすこしの頂上に向かう。

頂上到着12時20分であった。もちろん、誰もいない。気温もずいぶん低く、すぐに途中で買ったカツカレー丼とラーメンを温めて昼食にする。

大万木山山頂風景
大万木山山頂風景

以前来た時は、緑が多い季節だったので周囲の眺望は全くなかったが、落葉樹に囲まれていい感じ。これで太陽さえ出ていればというところだ。

本来ならここで椅子を出してチェアリングと行きたいところだが、如何せん寒い。椅子を出す気力もなく、小一時間いただけで下山することにした。下山開始は13時15分。

この頃からやや天気が怪しく、ガスっぽくなってきたが、頂上付近のモノクロームの風景はなかなかいいものだった。

東側の毛無山に登った時はたくさん見かけたヤドリギだったが、大万木山ではやや少ないようだった。見つけていないだけかもしれないが。

ヤドリギ
ヤドリギ

下山もゆっくり目だったが、1時間ほど降りて駐車場も近くなった頃、いい感じのところにやってきた。

もちろんこれから登ってくるような人はいそうにないので登山道に椅子を出してチェアリング。お湯を沸かしてカフェオレをいただく。

椅子から眺める
椅子から空を眺める

結局今日も誰にも会うことのない登山だった。

帰りは吉田村を経由して湯村温泉へ。ここも時間的に人が少なく、ゆっくりと。寒い時期の登山の後の温泉は体に染み透る感じでまた格別。一年ぶりの快感を覚えた。