今日の一品 「間引き菜のおひたし」

白菜のおひたし

晴れのち曇り。夜には雨の予報だったが、日が暮れても雨は降らなかった。

早朝ビニールハウスで発送の準備。3日休むと発送の荷物もたまる。

午前中は苗の片付けや、冬の作業に向けての準備。温かいうちにすこしでも進めておかなければ。

日本ミツバチ(たぶん)が、ローズマリーの蜜を吸いに来ていたがやはり数はとても少ない。ミツバチがやってくると上手に背中に雄しべが触れる。この構造には驚くばかりだ。

ミツバチとローズマリー

午後はデスクワーク。同級生のNさんが、ミナミヌマエビを引き取りに来店。十数匹を里子に出す。まだ50匹以上いる。

夕方もう一度圃場へ行く。日が暮れるのが早くてあっという間に作業ができない時間となる。

暗がりの中で白菜と小松菜を間引く。かなり大きくなってきて間引き菜とは呼べないぐらいだが、早速持って帰っておひたしにする。この頃、間引き菜をおひたしにするのがマイブーム。すこし前に、試しに津田かぶでしてみたのが美味しくて病みつきになってしまった。もちろん、新鮮さと、きちんと鰹節でダシを取ることは原則。醤油とみりん、お酒で味を整えて、飲んでも美味しいダシを作る。

大量の野菜が、「たったこれだけに!」と思えるほどかさがへる。しっかり野菜を取りたい時にも有効なメニューだと思う。

白菜のおひたし

いっぺんに茹でずに、すこしづつ鍋に投入しては水で冷やし、また次のを鍋に投入、そのあいだに水気を絞り、ちょうどよいサイズに切ってダシに浸すというサイクルがスムーズに行くようになると楽しい。お湯の温度が下がらないよう、いっぺんに入れないのがポイントだそうだが、ちょうどよい茹で時間をとりながら繰り返すのが中々難しい。

また、ダシに浸してからしばらく置きたいのだが、夕食までにあまり余裕がないと、味がしっかりしみる前に食卓に上ることになる。時間的にすこし前から始めたいのだが、なかなか・・・。

秋の自家菜園

曇り時々晴れ。案外気温が高くなる。

早朝圃場で注文品の準備など。7時過ぎに一旦帰って家族でお墓参りに行く。時間が早いせいか、お墓参りのピークが昨日だったせいか、今日は参拝者はかなり少ない。

朝食後、再度圃場へ。Oさんが土作りにやってきたので、まずお茶をしてから作業開始。お彼岸のせいで注文数も少ないので、兼ねてからずっと気になっていた菜園作業。秋冬の野菜類の種まきや植え付けを。

どちらかというと遅めかもしれないが、プラグで蒔いたほうれん草と小松菜、ネギを植え付ける。そのほか、大根と白菜、カブ、津田かぶを種まきする。アブラナ科のものは蝶の被害が一番心配なので、効果があるかわからないが、だいぶ大きくなった斑入りトウガラシの株を畝の近くに移植した。

畝の両側に斑入りトウガラシを。さて、効果のほどは?

あわせて、プラグにサラダ菜とリーフレタスを蒔く。こちらは少しぐらい遅くても大丈夫だろう。

あっという間に昼になってしまったが、ずっと気になっていたことが片付くのはとても気持ちがいい。

午後はデスクワーク。息子が引き続き倉庫の片付けに励んでくれた。ずいぶん片付いて感心する。

夕方もう一度圃場へ。息子も手伝いに来てくれるというので、水やりでもしてもらおうかと考えていたが、ずいぶん苗が乾いていたので、暗くなるまで水やりにかかってしまうぐらいだった。付いてきてくれなかったらそれだけで自分の作業はできなかったかもしれない。

今年の夏はずいぶん息子に助けられた。明日は学校に戻ってしまうので、しばらくは少し寂しくなりそうだ。

成長がストレス

晴れ。気温もまずまず高め。

ここ数日バタバタと多忙な日が続く。早朝、ビニールハウスへ行き、仕事が一段落した後、何日かぶりに菜園の野菜の様子を見ることができた。

案の定、アスパラは何本かの芽はめちゃくちゃに伸びていて、とても食べれないサイズに。数本は「絶対硬いだろうな~」というサイズ。数本はまずまずお手頃サイズだった。とりあえず、もうどうしようもないサイズのものを除いて収穫。

アスパラ
長い3本はやはり硬かった・・・

もうひとつ見るのが怖かったのが小松菜の畝。大きくなりすぎていたり、虫に食われているのではないかと心配していた。毎年忙しい時期と重なるので、収穫しそびれてトウが立ち、花が咲くのを見るのがストレスなのだ。せっかく成長したのにストレスと思われてかわいそうなのだが。

小松菜

サイズはやはりかなりぎゅうぎゅうにまで育っていた。写真で見ると小さそうだが、5、6本収穫したらスーパーの袋に結構な量になってしまった。これ以上はとてもすぐに食べれない。毎日こまめに収穫して利用しよう。虫の被害は心配するほどではなかった。

そのまま一度帰宅したので、その勢いで早朝のメニューに。アスパラの硬い分はしっかりと茹でてマヨネーズをつけていただいた。外側はセロリ並みの硬さと手強い筋があったが、とても甘かった。外側を上手に削いだりすれば美味しいかもしれないが、咀嚼力を鍛えるのだ。

小松菜は7割ほどは湯通ししておひたしに。残りは味噌汁の具になった。収穫して一時間もたたないものを口にできる幸せである。今年はせっせと収穫して、ストレスを幸せに変えねば。

午前中O夫妻が来店。近く開催されるチェロのコンサートの案内をいただく。先日から気になっていたので、とりあえずチケットを購入することに。

 

毛があって苦手

今日も朝から快晴。来週は天気が悪いと言っているので、ビニールハウスの周りの草刈りでもしようか・・・。と思っていたら、スタッフのO氏から電話。実家の畑の草刈りをしたいので、草刈り機を貸してほしいとのこと。

草刈機
今はスタートスイッチなどもついているようだが、余計な装備は故障のもと。まだまだ現役。

まあ、ビニールハウスの草刈りは明日でもできそうだし、今日は譲ることにした。この草刈機ももう20年近く使っているが、何度か修理しながらとはいえ、よく使えている方だと思う。最新式のはきっとずいぶん軽かったりするのだろうけど、今のところは問題ないし、まだしばらくはこれで頑張りたい。

お昼前に時間を見つけて畑の手入れ。油断しているとすぐに大きくなるアスパラを収穫。これも一度植えると何年も収穫できてありがたい。秋に枯れた葉を取り除いて堆肥をマルチしてやるぐらいだし、病害虫の心配はないし、手間いらずである。ただ、近年いいのか悪いのかすごく太いのが伸びてきて、ちょっと硬い。でも、昨日メキシコ産のアスパラと比べてみたら、硬いが甘かった。ま、少なくとも安心して食べられるという点では文句のつけようはないのだが。

アスパラ

引き続き、小松菜の畝の雑草取りと間引き。毎年害虫が穴だらけにしてしまう小松菜だが、今年はまだそれほど被害がない。それでも小松菜の間で、今の時期よく見かける毛虫のひとつ、シロヒトリがゴソゴソ。結構いろいろなものを食べるようだが、小松菜も食べていたのだろうか。

シロヒトリ
猫じゃらしににたフワフワ感

毛虫らしい毛虫なので嫌われるが、毒はないし、単独でいることも多いのであまり気持ち悪くはない。むしろ小さくても集団でいるほうが苦手である。

ネトル

毛があって苦手なのはむしろこっち、ネトル(セイヨウイラクサ)である。この時期急に大きくなるし、油断していると葉にさわって飛び上がるような痛さだ。ごくごく小さな毛なのに威力は抜群。最初に収穫して食べた時はその痛さを知っている分、本当に恐る恐るだった。去年は新芽の頃が美味しいスープを食べ逃したので、今年はぜひ美しいグリーンのスープを作ってみたい。

午後はデスクワーク。夕方、ウクレレのレッスンに出かける前に庭師のM氏来店。ずっと渡せなかったハサミのラベルのワインをお渡しする。喜んでいただけてよかった。

フェイスブックとかでご覧になったようで「ウクレレとか、山登りとか充実しておられますね」と言われてしまったが、本業のブログではなくてこのブログに書いたものをフェイスブックに出すことが多いのでなおさら遊んでばかりいるように見えるのかもしれない。仕事は今までどおり(むしろハード!?)だ。

ウクレレレッスンは例によっておがっちのカルチャースペースさらんで開催。またまた例によってレッスン前に千鳥温泉。エレベーターで、お客様のM夫妻とばったり。ウクレレのケースを見て、テニス帰りかと思われたようだ。全く問題ないのだが。