焚き火コーヒー

湯沸かし

曇り一時雨のち晴れ。

今日はようやく天気が安定しそうな感じだったので、兼ねてから予定していた嫁サンの実家の山へ薪の採集ほかに出かけることにする。

早朝、圃場へ行き、今日の準備などをしたり、荷物を積み込む。その後遅い朝食、9時過ぎに出発。途中、大野のあたりから強い雨。平田あたりまで続くが、そのさきは天気が回復。

午前中は移植作業。

昼食を嫁サンの実家でとり、午後は倒木の片付けなど。午後からはずいぶん天気が良くなる。

出雲の山と寝仏
はるかかなたに寝仏が見える

3時の休憩のために水やインスタントコーヒーなどを持ってきていたのだが、ガスがなく、小さな焚き火を起こす。幸い、周囲には売るほど燃料が落ちている。

焚き火
焚き火は楽し

いつものように杉葉が少しあれば着火は簡単。乾いた枝も案外多く、すぐにいい火が出来上がる。枝分かれした少し太めの枝にコッフェルを乗せると比較的間時間で湯が沸いた。ガスストーブを持ってくるよりこちらの方がずいぶん楽しい。ただ、今日のように穴を掘るスコップはあった方がよさそうだ。

湯沸かし

時々煙が回るので煙たいが、楽しいティータイム。なかなか腰をあげることができない。

その後、チェーンソーで玉切りをしたり、細い枯れ枝を片付けるなどしていたらずいぶん暗くなってきたので帰り支度。

帰る途中、ゆらりでひとっ風呂浴びる。露天の源泉に入ったら、ちょうど東から満月が。とても気持ちが良い。ただ、源泉が熱くて長くは入っていられなかった。少し残念。

家に帰ったらもう7時。デスクワークが待っていた。

トム・ソーヤにはまだまだ

雨のち晴れ。この頃、毎日のように朝のうち雨が降り(夜は雷)、午後に向けて回復していくような日が続く。そのまま翌日まで天気が続くということがない。

朝は圃場でミーティング。午前はやいうちから平田の山の片付けに出かけようと思っていたのだが、雨が降ってはやみ、降ってはやみだったので、圃場の作業を切り上げるタイミングがつかめない。結局、お昼頃まで片付け作業に費やし、仕方なく昼食に戻る。

なんとか雨が小康状態となり、昼食後出かけることに。子供も連れて行き、作業を手伝ってもらうことにする嫁サンの実家に寄ってからとも思ったが、お茶などを出されると時間が押してしまいそうで、そのまま山へ上がる。

ミツマタの花がかなり咲き始めていた。

作業は、薪割りと乾かしておいた薪の搬出。薪の搬出は子供にお願いして、薪割りを行う。湿っていていまいち割れが悪いが、杉や檜が主体なので、それほど苦労はしない。

「少しやってみる?」と聞くと、やってみるというので、最後に残した割りやすい薪を割らせてみる。1年ほど前には嫌がってやらなかったが、変わったものだ。安全面についてだけ再度教えたら、あとは黙々と薪割り作業に従事していた。

これが、トム・ソーヤのように、お金を出してまでやってみたいとでも言わせたら僕も大したものなのだが。それでも、うまく割れた時の楽しさがわかってきたようなので、たまには手伝ってもらえるかもしれない。

思ったより仕事ははかどり、暗くなる前に片付けを始める。

残念ながら、あまりに汚れていたので、おじいちゃん、おばあちゃんの家には上がらず、顔を出すだけになった。

今日は木を切るな

曇り時々晴れ夕方一時雨

早朝圃場で発送準備。

今日はそれほど仕事が詰まっていなかったので、嫁サンの実家の山へ作業に出かける。案外早めに到着して、薪割りや試験栽培しているハーブの確認など。

エルダーの苗
エルダーの苗も新芽がなんとか出ている

ハーブ類はまだ全然大きくなっていなかったが獣害はなかったのでよかった。

ミツマタの花
ミツマタの花

斜面ではミツマタの花がもう少しで咲きそうな感じ。

昼食を実家でいただき、午後も引き続き作業。チェーンソーを借りて1,2本間伐しようと思ったのだが、どうやら一年ぐらい放置してあったようで、かかりそうでかからない。20分ぐらい格闘したのだが、結局諦める。

「今日は木を切るな」と言うことだったのだろう。諦めて薪割りの続き。

夕方、帰る前にもう一度立ち寄り、お茶をいただきながら、少し前に買ってきた国土地理院の地図を見ながら山の位置を教えてもらう。かなり広範囲で少し驚いた。

帰る頃にはもう暗くなって雨もポツポツ。帰りは結構長い感じがした。

出雲の山中で薪作り

切り株からの芽

曇り時々雨

朝、圃場で発送などの準備をしていったん事務所へ戻る。昨日から予定していた出雲での山仕事に出かけることにする。

ポツリポツリ雨が降り始めていたが、まあ、大丈夫だろうと出発。

昼前には現地に着き、準備だけして嫁サンの実家で昼食をともにする。

薪割り
ヒノキは綺麗に割れる

午後から作業開始。昨年間伐して玉切りしておいたものを割る作業。それなりに湿っていたが、ヒノキなのでスパンスパンと快適に割れていく。

このところ結構歯ごたえがある薪と格闘していたのであまりに簡単にわれるので拍子抜けする感じ。それでも、丁寧にフォームを整えることに注意して割っていく。余計な力が入らないのか、汗もかかない。

しばらく割りつづけた後、手を休めて周りを歩いてみる。

切り株からの芽

以前、僕が倒した切り株だろうか。落ちた種子が発芽していた。自然が持つ生きるエネルギーというか、育てる力とでもいうだろうか、こういう姿を見るにつけ、植物を育てる仕事をしているがゆえに、自然の力には足元にも及ばないことを感じさせられてしまう。

立ち枯れた木

また、少し離れたところには立ち枯れた松だろうか、最後の最後にこんな造形を作り出していた。

黒いきのこ
切り株から黒々としたキノコ

3時過ぎた頃に休憩。いつものようにお湯を沸かしてインスタントのコーヒーを入れようとする。先日の山登りではガスは持ってきたのにバーナーを忘れるという失態をしたので、今日は念入りに確認。

ところが、なんとなんと、コーヒーを忘れているではないか。コーヒーどころか、チョコレートなどのおやつ類も・・・。白湯でも飲もうかと思ったが、それほど喉が渇いているわけではなく、諦める。

茶畑を前にして
茶畑を前にしてお茶もコーヒーも飲めないとは・・・

目の前には広大な茶畑が広がっているというのに、どうしようもない。なんか皮肉だ。

日が暮れる少し前には片付けて松江へ帰る。