運動会の日

曇り時々晴れ。午前中は一時ザッと雨が降る時間もある。今日は市内のいろいろなところで町内の運動会が行われていた模様。少なくとも、竹矢地区、津田地区、法吉地区など。ちょっと蒸し暑かったが、なんとか天気も持ったし、この間のような猛烈な暑さでもなかったので案外良かったのかもしれない。

出雲の方は、熱中症を心配して10月に行う地区もあるという。イベントが多い時期なのでこれはこれで大変そうだが。

みなさん運動会で汗を流しておられるので僕も負けずに草刈りで汗を流すことに。先日からの長雨で一気に雑草も伸びた。午前中は圃場の周り、特に水路沿いを中心に草刈り。午後は圃場の内側を攻めた。いずれも汗びっしょりになるが、真夏と違ってスポーツだと思えばあまり苦にならない。だが、今日は特に石が多い場所が多く、刃に石が当たるのはやっぱり嫌なものだった。

午前中はついでにいつも使っている野菜収穫用の笊の修理。この笊は、確か酒屋さんが納屋を片付けられた時に出てきた古いもので、いただいてからもすでに20年ぐらいたっているかもしれない。ところどころ弱くなったりして修理しながら使っているが使っていて楽しいし、非常に使い勝手も良い。

笊の修理

夏の最中に針金が錆びて切れてしまったようでずいぶん気になっていたが、昨日やっと針金(ずいぶん細い)を調達できたので今日の修理となった。

針金実際はもう一段太くても良かったが、まあいいだろう。修理というより応急処置ぐらいのレベルだが、こうして手を入れてみるとどれほど最初のつくりがしっかりしていたかがよく分かる。そして今後も大事に使おうという気にもなるものだ。

部分的には結構ボロボロのところもあるが、まだ全体はしっかりしているのがすごい

本当のところ、作られてから何年ぐらいたっているのだろう。プラスチック製などに比べると、ものすごい耐久性だ。今手に入れようとしたらずいぶん高くつくかもしれない。

笊の修理
ちょっと適当さが見える

贅沢な願い

朝は曇り。徐々に天気は下り坂ということだが、昼までは持ちそうだと、大東の庭作業に出かける。

8時過ぎにポツポツ落ちてきたので、いつ本降りになるかもわからない。そこで一人で出かけることに。できるところまで進めればよしとする。結構天気には振られ(降られ)やすい。庭作業の現地に着いたら雨が降り出した・・・なんてことが今まで何度あっただろうか。

久しぶりだったので、草がとても盛大に伸びていて往生する。

それでも、タイムがびっしりと詰まったところは草取り不要。グラウンドカバーの役目を果たしている。

クリーピングタイム

曇りだし、それほど気温が高い感じはしないのだが、梅雨らしいムシムシとした感じ。草取りや草刈りをしていると長袖に汗がじっとりとしみてくる。

ムラサキツユクサ
ムラサキツユクサ?が綺麗に咲いていて、取り去るのが惜しい。

O邸では、塀に囲まれた場所のティートゥリーがうちの畑よりも青々と伸びていた。今年の冬、もちろんこちらも厳しかっただろうから、枯れてしまっているかもと思っていたのだが・・・。

雨が降るまで・・・と作業していたら結局1時になってしまった。今日の予報はまだ当たった方か。

草も草刈り機で刈ったものも含めると軽バンの荷台に山積み。一人でなければとても積みきれない量だった。ずいぶんお腹も空いたが、汗まみれ、草まみれでどこかに寄る気になんてとんでもない。

圃場に戻るとガーデナーのKさんが作業中。今後の展開について相談。松江はまだ雨が降り出す前だった。

片付けをして店に戻ると2時。まだ昼食はお預け。問い合わせメールなどが山積している。とりあえずシャワーだけ浴びて緊急のものだけ片付けると2時半を過ぎていた。

今日も、雨が降り出して昼過ぎで庭作業は終わったが、これで急いで帰らなくて良ければ、一人のことだし、目と鼻の先の海潮温泉で一汗流し、帰宅途中に昼食も食べれたのに・・・。と思うが贅沢な願いか。

以後夕方までデスクワーク。

伝言ゲーム

曇り。朝は時々パラパラと小雨が降る。気温も低め。梅雨っぽいジメジメさが無くて楽は楽だが。

今日もいろいろ片付け作業。出雲市にある秘密(笑)の畑へ草刈りにでかける。

松江の圃場では場所の関係で植えにくいものを、使われなくなった畑の隅に植えさせてもらっている。ただ、誰も畑の管理をする者がいないので、放っておくと雑草に覆われてしまう。梅雨も後期になると雨が降り続くので、このチャンスを逃すとなかなか機会がないため、早起きして業務を片付けた上で出雲市へ向かう。

畑の所有者(嫁サンの父だ)にその旨連絡を取ったら、ついでに畑の小屋から針金を取ってきてほしいとの依頼があったと嫁サンから命令が下る。

小屋に大きい針金と小さい針金があるので、小さい方を取ってきてほしいとのこと。簡単な仕事だ。

現地に着く。すごい草である。車が通る場所が一面の草原に。ナウシカ状態だ。とはいえ、ラン・ランララ・ランランラン・・・と鼻歌を歌える状況ではないので、慎重に車を進める。

草原
金色の野に降り立つべし・・・

途中でこれ以上は・・・というところまで行き着いたので、その先は草刈り機で刈っていき、ようやく苗が植えてある場所にたどり着く。ひとつの苗はなんとか無事だが、すぐ近くに畳3畳ほどイノシシが盛大に掘り返していた。

イノシシの掘り返し
イノシシの破壊力

まあ、仕方がない。

瀕死状態
瀕死状態

もう一箇所の苗は草に覆われ、なんとか生きている程度。一株は完全に枯れていた。さて、どうしよう・・・。

トラノオ
近くではトラノオが涼しげに咲く

周囲の草刈りを一通りして休憩。後30分ほど草刈りをして昼食にしようと草刈り機のスターターの紐を引いたら「ブチッ」と切れてしまった。

「これは『もう終わりにしなさい』という意味なんだろう」と、頼まれていた針金を探して家に向かうことにする。若い頃なら頭に血が上って何としてもスターターを直そうとしたことだろう。大人になったものだ(笑)。

針金
どれを持ち帰るべきか・・・

針金、探してみるとこんなに見つかる。さらに二つ、抱えるのがやっとという太く巻かれた針金がふた巻きあった。「小さい方」というからにはそれはないだろうから、とりあえずこの中の小さめの二つを持って帰ることにする。きっとどちらかだろう。

さて、持って帰ったら、なんと、どちらも違うと言う。太く巻かれた針金の小さい方だという。結局もう一度取りに行く。

針金
抱えるのがやっとの針金(手前)が、ご所望の品だった

人を間にいれた話は当てにならないというが、今日はまさにそれだった。直接聞かない自分が悪いのだが、ひどい伝言ゲームに振り回された感じ。

結局自分の仕事は半分も終わらぬまま出雲を後にした。