修行が足りない

朝から曇り空。徐々に下り坂となり、昼前にはポツポツと雨が降り出した。夕方には本降りとなる。

午前中はガーデナーのNさんがビニールハウスにいらした。親木のことなどについて相談。

午後はデスクワーク。夜まで机に張り付いていた。

昨日、伸びてきた髪がどうにも気になってきた。ふだんなら嫁サンにバリカンで散髪してもらうのだが生憎不在。

スタッフの一人は自分でバリカンでカットするというので、挑戦してみた。後ろがよくわからないので手のひらで丁寧にチェックもしたのだが、あとで写真に写してもらうとトラになっていた。まだまだ修行が足りない。

ちなみにこのスタッフは芝刈りも上手だ。

今日スタッフに見てもらったらとりあえずあまり気にならないということで、なるべく後ろに人がいる時には帽子をかぶることでしのいだ。

明日はきちんと刈り直してもらおうと思う。

新たな壁

曇り時々晴れ。お昼前には少し蒸し暑さを感じるぐらい。

午前中、少し片付けや残務整理をして、お昼前に市役所に諸手続きに向かう。久しぶりの自転車。たまには気持ち良い。

午後は疲れ気味の体を休め、夕方からひうたさんの「ウクレレジカン・弾き語り」へ出かける。開催は今回も自家焙煎珈琲 libre – リブルさん。

はじめて参加された「えーちゃん」さんはちいさくて可愛いウクレレを持って登場。ヤフオク限定発売だとか。

今回は弾き語りで避けては通れないというキーのチェンジについて。

まずは、一番最初の最初に習ったハッピーバースデーをキーを変えて演奏・歌ってみる。なかなか難しいが、これでキーを変える意味も納得。

さらにカントリー・ロードなどもキーを変更して弾いて歌う練習を。

休憩では上手に歌うための顔のマッサージやリップロール、タングロールなどについてのお話を聞く。

カントリーロードのシャッフルビートがよくわからなくて動画を撮らせてもらう。しばらくは何度も聞いて練習しないとできないだろうな。きっと、一度できても、なかなか身につかない。新たな壁である。

シャッフル
新たな壁・シャッフル。ひうたさんは簡単そうに、軽やかに刻む。

こんな時、リズムのセンスがある人はパッとできるんだろうな・・・と少し悔しくもなるが、まあ、50前のオッサンなので気にしない、気にしない。

リナリナ
習っているのが皆男の先生なので、女性のウクレレレッスン、興味深い

終了後、リナリナさんのライブとワークショップの案内をいただく。今月最後の土曜日。なんとか時間を作っていこうと思う。

クリエイティブ欠乏症

今日もとても良い天気だった。ビニールハウスの中は無論暑いのだが、外へ出て木陰に入るととても爽やかだ。それでも草刈りなどをしたら、しっかり汗をかいてしまった。

時期的に繁忙期の真っ只中なので、出荷と出荷準備、通販のやりとりでほぼ1日の大半が終わってしまう。片付けや草刈りなど、しておかないと後で困るような仕事も優先的に行うと、育苗や挿し木、種まきなどの生産にはほとんど手をかけることができない。

ところが人間というものはわがままなもので、ルーティンワークばかりしていると何かクリエイティブなことをしたくなるようだ。

畑仕事しかり、庭仕事しかり。いずれも時々は行っているが、ここ一月は納得がいくまでできていなかった。

そこで今日は午後集中して仕事を片付け、クリエイティブな作業に手をつける。

少し前から試してみたかった片屋根の苗台である。ビニールハウスではどうしても夏、熱気がこもってしまうため、ほぼ屋外で雨よけだけという環境を作りたかったのである。

台風の時などは、まあその時はその時だ。今回は試験的にごく小さいものを作って、うまくいくようなら大きなものをきちんと作ろうと思っている。

場所にも悩んだ末、一番端のビニールハウスの横に。材料は、壊れたビニールハウスのパーツがいくらでもある。

設計も頭の中で浮かんだものを、メモ用紙の裏に手書きで。

設計図(笑)

あとは実際に作りながら変更していけば良い。もちろん寸法も結構適当。レベルも取らず、目で確認。スピードと勢いが命だ。クリエイティブだなぁ(笑)。

おおよその形が出来上がる

少し暗くなり始める頃から取り掛かったが、30分ほどでおおよそのものができた。ビニールでサイズが適当なものがなく、つぎはぎになってしまったが、まあいいだろう。

この程度でクリエイティブとは片腹痛いが・・・

早速、挿し木苗をポット上げして並べる。同様のものをあわせて通常の育苗用ビニールハウスに並べておく。成育にどのような差が出るか楽しみだ。クリエイティブ欠乏症も一旦は満たされたようだ。

毎日圃場へ出かける楽しみが一つ増えた。

昨夜のライブは

快晴。気温も上がって昆虫たちも活動的になってきた。

テントウムシとアリ週のはじめに植えた茄子の葉には、アブラムシとそれを狙ったテントウムシ、アブラムシを守って甘い汁(甘い汁を吸うという表現そのままだ)をもらうアリが同居していた。

ギンヨウボダイジュ
新緑もまた美しい

ギンヨウボダイジュには蕾がたくさん。今年もハーブティーを楽しめそうだ。菩提樹の木陰で菩提樹の花のお茶を飲むなんてなかなかできるものではない。木の下を整備してテーブルでも置ければ良い感じになりそうなのだが。

さて、昨夜のウクレレのライブ。色々な意味で楽しめた。

小耳には挟んでいたが、会場が演奏者さんたちの出身地と近いことで、きっとご親戚の方たちもたくさんいらっしゃるだろうと思っていたのだが、まさかこれほどまでとは・・・。

同じウクレレ教室で習っているNさんと会場で一緒になったが、

「このなかで親類縁者じゃないのはいったい何人?」

という話になるほど。実際に帰り際、演奏者さんに「どちらの(家の)ご関係ですか?」と尋ねられたほど。いいえ、どちらとも関係ありません。

その代わりとてもアットホームなライブだった。前半のこうだ夫妻の楽しい演奏とフラの踊り。後半の寺本夫妻のテクニック溢れる演奏。どちらもウクレレの可能性の深さを改めて思い知らされた。

寺本先生

特に寺本先生(僕の先生の先生だ)の演奏は、ウクレレとは思えないほど。真面目そうなお人柄が演奏にも表れている感じだった。ピアソラのリベルタンゴが素敵だった。いつか機会があったらジャズやクラシックの曲の演奏も聞いてみたい。

帰りは、バスで会場に到着された杉先生を島大近くまでお連れする。途中色々なウクレレ話を聞くことができてこれも面白かった。