ウクレレ脳 3-2-3-4

今朝から少し風が強かったが、日中概ね良い天気。夕方は少し肌寒く感じて長袖を出した。

午後、コンサートを聴きに行く予定だったので、早朝から普段よりもスタートを早めて仕事を開始。

眠い目をこすりながらご注文いただいた苗をピックアップしていた時、ふと目に止まった苗のリスト。

リスト
一瞬、「どう押さえるんだっけ」と考えてしまった・・・

3-2-3-4と、縦並びの4つの数字が、瞬間的にウクレレのTAB譜の数字に見えてしまった。

3-2-3-4
これに見えてしまったわけです

相当疲れているのか、ウクレレ脳になりつつあるのか、一瞬自分に戸惑ってしまったほどだ。

きっと本当のウクレレ脳ならば、きっと押さえ方や、音色まで浮かんでくるだろう。もちろん、3-2-3-4なんて僕のレベルでは使うことのない(実際はどうなんだろう)コードだが。ちなみに後で弾いてみたら、なにやら寂しげな音だった。

さて、午前中の踏ん張りの甲斐あって、午後なんとか時間をひねり出すことができ、プラバホールへ。

好きな作曲家の曲が並んでいたが、実際聞いていて心地よさに何度もウトウト。疲れ気味(?)のウクレレ脳もすこし緩和されたかもしれない。

プログラム

会場にてスタッフのI氏を偶然見つけてお互いに驚く。

チェロとピアノの組み合わせは生ではあまり聞いたことがなかったが、なかなかいいものだと改めて感じた。

それにしても、チェロを始め、フレットがない絃楽器って覚えるのがとても大変そうだ。すくなくとも3-2-3-4というわけには行きそうににないし。TAB譜なんて軟弱なものも存在しないだろう。ああ、ウクレレでよかった。

おじいちゃんと呼ばれて

晴れ。少し風は冷たいが、バタバタ仕事していると涼しく感じられてちょうど良いぐらい。お昼前にはTシャツ一枚になって作業をしても気持ち良いぐらいだった。

朝方ビニールハウスの中で植え替え作業をしていたら、近所のお孫さんだろうか、三輪車に乗っておばあちゃんと散歩する姿が見えた。

向こうも、ビニールハウスの中に誰かいるのに気がついたのだろう、かわいらしい声で

「おじいちゃ~ん」

と呼びかけてくるので、

「は~い」

と返事をした。

おばあちゃんは、「これ!『おじちゃん』でしょう!」とお孫さんを注意して会釈されたが、決して悪い気はしなかった。

ちょうど顔がビニールで見えにくかったこともあるのだろうが、パパよりも年上の人ならおじいちゃんと呼ばれても仕方がない。

さすがに面と向かって言われたらちょっとショックかもしれないけれど。

ま、昔から老け顔だったし、今はそう呼ばれる日を待ち望んでいることもあり、なぜか妙な嬉しささえ感じてしまった。

その点Facebookの友人(特に名を秘す)は、すごい。孫と一緒に過ごしている姿をよくポストしておられるが、その時の顔は本当に「良きおじいちゃん」である。ところが、若い女性と一緒に写っている写真はまったく別物。決して意識して顔を作っていらっしゃるとは思えないが、毎回「すごいなあ・・・」と感心するばかりである。

僕の場合は、容貌については諦めていても、せめて中身の老化は防ぎたい。

ウクレレを始めたきっかけもその点が大きい。

両手(特に左手は普段ありえない動きをさせられる)をよく使い、時には歌を歌い、耳も刺激する。ま、老眼が気になるお年頃で、譜面を見るのがちょっと辛いのだが。

ウクレレ
先日からちょっと弾き始めた亜麻色の髪の乙女に出てくる押さえ方。まだすぐには押さえられない・・・

なんにしても新しいものに挑戦し、この年でもなにか上達することを実感できるのは少なくとも精神的にとても良いことだと思う。

ウクレレも昨年8月からスタートして8ヶ月がたつ。なんとか長く続けられる趣味となりそうだ。本ブログも歩みを揃えて続けていきたい。

使用感あり

午前中から曇っていたが、午後から気温が下がり、3時前ぐらいから雨が降り出した。本当に久しぶりの雨。夏ではないからそれほど気にはならなかったが、畑をしている方などにとっては待ち望んだ雨だったかもしれない。

今日も一日中店に張り付いて溜まりに溜まった諸々の雑務を片付ける。こういう日はやはり必要だ。定期的に作れればいいのだが。

仕事が一段落してから、少し前に手に入れたウクレレの楽譜本(というのかな?)を開く。

ウクレレ・ソロ・クラシック名曲選

2007年の出版。現在はもう絶盤のようで、Amazonでも中古がずいぶん高値で出品されている。初めて見たとき、7千円台で、とても手が出なかったが、たまたま先日見たときにちょっと手頃な値段になっていたのでつい手を出してしまった。それでも定価の3倍近かった。本日現在も一番安いもので5千円ほどだ。といっても40曲以上入っているし、その気になれば死ぬまでかかっても?弾き終わることはできないかもしれないと考えると決して高いとは言えない(と、自分で自分を納得させる)。

もちろん、安いぶんには理由があって「使用感あり」である。抱いて寝るわけではないし、枕にするわけでもないから別に構わないけど。

開きグセ

前の所有者さんはずいぶん練習したようだ。よく開いた形跡のあるページはベートーベンの「月光」、ショパンの「別れの曲」、「パッヘルベルのカノン」だったようだ。

特に「月光」のページはずいぶん手垢?が付いているし特に開きグセが強い。ずいぶん練習されたのだろう。実際にどれぐらい弾けるようになったのだろうか。まあ、いずれにしてもどの曲も僕はすぐに弾く気にはなれないと思う。きっと彼(彼女?)とは、曲の趣味は合わないだろう。

手垢
練習の跡??

それよりも、ここまで練習していた前の所有者がどうして手放すことになったのかのほうが気になってしまう・・・。

さて、手に入れたら安心してしまうのが僕の悪い癖。すぐに弾き始めればいいのに、まだ、「どれから弾こうかな・・・」とニヤニヤしてページを開いたり閉じたりしている。少なくとも弾かずに手放すことだけは避けたいものだ。前の所有者に負けないぐらいの使用感をつけれるかな?

コード類を処分

みんな de 音楽漬けで、購入したウクレレストラップ「一つ手に入れたら二つ手放す」のルールを実行。

そもそもストラップ類はほとんど持っていないので、手放す相応の品が見つからない。使わないものを買ってしまう愚挙。これが物欲の恐ろしさだ。

こんなことに時間をかけているわけにいかないので、とりあえず使わずに置いてあったモニタ用ケーブルと、Macmini(本体はずいぶん前に壊れた)の電源アダプタを手放すことに。ま、そもそもこんな使えないものを取っておくのがよくないのだが。

パソコンケーブル

ストラップの方はどこにつけるか少し迷ったが、結局ウクレレを入れているケースのファスナーに居場所がきまった。ん、なかなかいいぞ!もう少し明るい色の方が良かったかな?

ウクレレのストラップ