10ヶ月ぶりの弾き語り

曇り時々晴れ一時雨。いかにも山陰の晩秋の天気だ。気温も上がらず寒い。

早朝圃場で発送準備など。ラジオ体操は間に合わなかったので、7時になってから録音していたもので済ます。関東方面で地震。さらに午前中に和歌山の方でも地震があったようだ。

片付けが一段落してから、レモングラスなどを置く棚を追加で製作。昨日棚網を作っておいたので、あとはシュリンカで固定し、パイプ固定用の金具で取り付けて出来上がり。種子ハウスの両サイドで24ケース分を確保できた。まだ足りないのでさらに追加する予定。

8時過ぎに戻り、軽く朝食。昨日予約ができなかった耳鼻科に連絡をとって見るとすぐに見てもらえそうだったので、予約を入れる。近くまで行き、ホームセンターでマスクなどを買っていたら、順番が近くなったとのメールが入る。ありがたい。すぐに現地に向かう。

子供の患者が多い。20分ぐらい待つことになったが、たまにはいいものだ。

診察の結果、鼓膜の近くまで耳垢が溜まっていて、それがあくびをしたりすると鼓膜に当たるようだ。先生に「第一弾」、「第二弾」、「第三弾」と3回に分けて取り出してもらう。そこそこ痛いが、思わぬほど大きな耳垢が出てきてびっくりする。おかげで耳のゴソゴソした音は解消した。ありがたい。

その足で圃場に向かい、追加の台作りなどの続き。材料が足りず、あまりすすまなかった。Mちゃんが作業に来ていた。

昼過ぎに圃場を出発。いろいろ買い出しに必要なものがあったのでホームセンターへ寄る。人は少ない。

午後、少し昼寝してデスクワーク。

今夜は久しぶりにひうたさんのウクレレジカン。急遽キャンセルもあって参加者は3人だったが、久々なこともあってとても楽しめた。

ルージュの伝言、心の旅、True Love、サヨナラ人類、オーシャンゼリゼともりだくさん。前回は2月だったので、およそ十ヶ月ぶり。True Loveのストロークなども前回教えてもらっていたようだったが、完全に忘れていた。

さよなら人類も、すごく久しぶりに聞いたが、聞いただけではあまり好みではないのだが、弾き語りして見るととても楽しい曲だった。

できそうだけれどなかなかできない

晴れのち曇り。

昨夜は夕食が早めで、就寝も早め。そのため、5時前に目が覚めても眠くなかった。

午前中は今日も忙しいので、明るくなる前に圃場に向かう。苗の準備やラジオ体操など。7時過ぎには戻って朝食。

大急ぎで8時半過ぎに圃場に向かう。午前中は寒冷紗の片付けと、種子ハウスの内張を張る。IさんとKさんも参加。天気がいいのでビニールハウスの上部へ登るとかなり暑い。本当は曇りの日が良いのだが、人間が揃う時でないとできないので仕方がない。まあ、夏の作業ではないので贅沢を言ってはいけない。

案外早めに作業は終わり、少し畑の手入れもできる。レタスの苗が大きくなってきたので定植したり、直播きした白菜がずいぶん虫食いにやられたので、苗で育てなおしたのを補植する。ちょうど明日は雨だということなのでタイミング良し。

午後はデスクワーク。本当は夕方に温泉でもいきたかったのだが、やはりスケジュール的に厳しくて断念する。

夕方から久しぶりにひうたさんのウクレレジカン。

今日のひきがたりの課題曲はいとしのエリーと、福笑い。久しぶりの16ビートの練習で手がうまく動かない。もちろん、16ビートに気が取られていると歌に集中できない。マスクしているのでメガネは曇るし難易度が高い。福笑いもあらかじめ何度か聞いておいたので歌うことはできたのだが。いとしのエリーも桑田佳祐の歌い方が頭に染み付いているので、ついそんな感じに歌おうとするとすごく変な感じになる。

しかし、16ビートがそうだが、できそうだけれどなかなかできないことがあるというのはいいものだ。もちろん、100メートルを10秒台で走るとか絶対にできないこともあるのだが、チャレンジするかどうかが問題で、頑張ったらできそうなことはまだまだ多い。もちろんこれから徐々に絶対にできないことが増えていくのは間違いないけれど。16ビートも可能性がゼロになるまでは練習していきたい。今日も「少しはみについたかも」と思える時があった。ただ、初めて出てきたB7のコードはうっかりBm7と間違えて弾いていた。ヤレヤレ。

カポの使い方も習う。残念ながら自分の貧弱なウクレレではカポを使うと音が合わなくなりやすい。まだまだ使いこなすのは先になりそうだ。

少し早い大掃除と忘年会

薪棚

雨のち曇りのち晴れ

今年はスタートがとても遅れているが、肥料作りのシーズンを迎えた。毎年肥料作り前に、制作場所である小さなビニールハウスの大掃除を行う。そもそも、この大掃除自体がずいぶん遅れていた。

大掃除は結構な作業量だから何人かで一斉に行わないと大変だ。昨日の時点で、参加できそうなスタッフがほぼ二人しかいないことがわかっていたので、どうしようか迷ったが、そんなことを言っていたらいつになるかわからない。できるだけの人数で本日決行とした。ところが朝起きてみると雨。いつものことで中止したら雨は止むだろう。なのでそのままGO。結果としてこの選択は正しかった。

そのうち晴れるだろうとの希望を持ちつつまだポツポツと雨が降るなかでスタート。手伝いのWさん、今回は初めての参加だったのだが、彼が大ハッスル。「次は?次は?」と急かされながら大汗をかいてビニールハウスからどんどん材料や道具を取り出す。あっという間に空になってブロアなどで清掃。詰め込みも同様に一気に。普段3人で午前中かかる仕事なのに2人プラスアルファでなんと10時のお茶までに終了してしまった。その代わり疲れも半端なかった。写真を撮る余裕さえなかった。

扇風機掃除
ビニールハウスでは作業扇も傷みや汚れが激しい

早めに終わったので僕は今まで放置してあった扇風機を片付けたり、まだつけたままだった寒冷紗を取り外して片付け。冬への準備が徐々に整いつつある。

薪棚
薪棚兼キウイ棚兼ビニールハウス開閉部支え兼ハウス張り替え時足場

Wさんにはお昼まで薪つみなどをしてもらう。こちらも大ハッスルでひとつの薪棚があっという間にいっぱいになった。

午後はデスクワーク。

元気を出して

夕方からはひうたさんのウクレレジカン・弾き語り編。今日はこの前までの復習と、竹内まりやの「元気を出して」。財津和夫の「サボテンの花」など。「元気を出して」は好きな曲(薬師丸ひろ子バージョンで)だし、よく知っていたので、わくわくしながらだったが、案外難しい。「街へ飛び出せばほら・・・」のあたりなど手が覚えてくれなければと言った感じ。参加者のMさんが、sus4やadd7が弾けるようになると深くなっていくという旨のことをおっしゃっていたが、自分にはまだ分からない。

この一年、コードが押さえやすくなった(指が柔らかくなった?)感はすごくあるのだが、コードを覚えやすくなった感はほとんどない。皆さんもおっしゃるように一つ覚えると一つ忘れるというところだろうか。頭で覚えられなければ、理論的に覚えるのか、身体で覚えるのか、さて、どうしたものやら。

練習後は、少し早めの忘年会。食べ物・飲み物は持ち寄りで。昨日から仕込んだミネストローネを持参。みなさんからも、レバーペーストや焼きそば、お好み焼き、豚の角煮、唐揚げ、コロッケなど食べきれないほど。

途中からバイクの故障で救援されて、ひうたさんのご長男が参加。若い人の食欲に助けられた感じ。アルコール(ほぼ)なしの会だったが、あっという間に10時になってしまった。え、もう2時間経ったの?という感じの楽しい会となった。

1年で克服した恐怖

うんざりするほど続く猛暑。今日ももちろん晴天。特に空のブルーが濃い感じだった。

早朝、圃場での最低気温は21.5度。日が短くなりつつある分、最低気温が下がりやすくなっていると、すがるような気持ちで信じたい。

コリアンダー収穫
コリアンダー(パクチー)の種子。次の苗を作るためと、一部はスパイスとして(粒胡椒とブレンドすると美味しい)

午前中は圃場作業、ずいぶん前に収穫したコリアンダーの種子を選別したり、草刈り、畑の手入れ、ビニールハウスの改造など、するべきこと山積み。朝食を挟んで5時前からバタバタしていたので、さすがにお昼時には燃料が尽きた。

午後はデスクワーク。夕方若干買い物に出かける。ポンプのスペアパーツなど。日が沈むと風があり、少し涼しい感じがした。

さて、昨日の夜のひうたさんのウクレレジカン「弾き語り編」、備忘録としてまとめておきたい。

テーマ曲はTHE BOOMの「風になりたい」からスタート。新しいコードがたくさん出てきた。押さえるのは難しくはないが、覚えるのがとても難しい。楽譜がスタンプだらけになってしまった。しかも目もあっち行ったりこっち行ったり。老化防止にはとても良い。

全然うまくいかなくてもひうたさんは「できてます、できてます」と言ってくれるので心強い。とにかくこの曲はコードを覚えることに尽きた。次回は裏打ちも習えそうなので楽しみだ。

風になりたい

続いて、新しいコードにヘトヘトになった我々のためなのか、「アロハ・オエ」。C,F,G7の超基本的コード3つだけ。安堵の極み。あまりにスタンダードすぎて、どちらかといえば避けていたのだが、調べてみるとなかなか深い曲であった。


最後は「デイ・ドリーム・ビリーバー」。若い人なら、セブンイレブンを思い浮かべるだろうし、我々なら清志郎だろう。なので知らなかったがモンキーズが原曲とか。そもそもそんなに好きな曲ではなかったが、弾いてみるとこれがなかなか良い曲、うまく弾けるように慣れると楽しいだろう。サビの前のきめのフレーズもうまく弾けると気持ちよさそうだ。

昨年の今頃から参加し始めたウクレレのレッスン。どうやらこうやら1年続いたし、平穏無事ならまだまだこの調子で続けられそうだ。亀のようなゆっくりとした歩みではあるが、この歳で少しずつ上達していることを感じられるのがなんとも嬉しいところだ。

また、楽譜に対して(TAB譜限定だけれど)、少なくとも恐怖感がなくなったのはとても大きいのではないかと思っている。1年前の自分が見たらきっとびっくりすることだろう。

何れにしても、支えてくださった先生方、そして一緒に学んでいる方々にも感謝である。