ツバメの卵

曇り。時々青空が見える気持ちの良い天気。風もあり、日陰では爽快。

早朝圃場で発送準備など。朝食に戻りバタバタと事務仕事を片付けてまた圃場へ出かける。

Iさんが土作りに来ていた。午前中は苗の移動や草刈りなど。草刈りをしていても風が気持ちよくてあまり苦にならない。

畑ではティートゥリーの花が咲き始めた。この花も不思議な形だが色といい、葉の感じといい、とても爽やかだ。

昼食に戻り、しばらく休憩。デスクワークなど。まだかまだかと待ちわびているツバメの孵化だが、僕だけでなくスタッフの皆もやきもきしているようで、一体いつになったら孵るのか、皆が気になってしかたがないようだ。そもそも、巣の中が覗けないので、なおさら気になる。

あまり巣を覗くのはよくないが、ツバメが時々出かける時にそっとスマホで撮ったらわかるのではと、みんなでツバメの動きに注意しながらいっときお出かけした時にパシャリ。

ツバメの卵
周りの羽毛に親鳥の愛情を感じる

こんなに大きな卵が四つもあるとは思わなかった。

皆写真を見てびっくり、そして安心した。

これで、心安らかに孵化を待つことができるだろう。

しばらくして帰ってきた親鳥は何もなかったかのように卵を温め続けていた。今日か明日かととにかく待ち遠しい。

自由研究

一日中ほぼ曇り。早朝は場所によっては雨がさっと降ったようだ。また、昼前も弱い雨が降った。今朝の圃場での最低気温、20.5度

上竹矢は、番水になったと、近所のAさんが教えてくれた。ついでに、上竹矢が番水になると雨がふると言われているとも教えてもらった。なかなかおもしろい。そのジンクスが当たったのか、昼前にすこしだけ雨が降った。それでも、気持ち的にすこし楽だ。雲が多く、日光が遮られているだけでもずいぶん作業がしやすく、午後も3時頃から圃場に作業に向かった。

夕方、圃場のティートゥリーに何かついているのに気がつき、近づいてみるとセミが羽化し初めていた。アブラゼミだろうか、種類はわからない。

セミの羽化

ゴソゴソと動きながら案外早いスピードで殻から出ようとしている。のんびりしていたら狙われるだろうし。

セミの羽化

それにしてもティートゥリーなんて柔らかな枝にしがみついているので、風で枝が揺れるたびに落ちてしまわないかとハラハラする。

セミの羽化

殻からずいぶん体を出して宙づり状態になったときなど、もしかしてこれでダメかもとも思ったりしたが、離れているいうちに、しっかり腹筋を使って頭を上にしていた。

セミの羽化
あの大きな羽根が上手に畳まれているものだ

どうやら恥ずかしがり屋なのか、自慢の腹筋は見せたくなかったようだ。この腹筋があるからこそとんでもない声が出せるんだもんね。

涼しくなったらなぜか自分の腹筋を鍛えたくなってしまった。

セミの羽化

その後、あっという間に美しい羽を広げていった。ここまで40分ほど。明日は向かいの林あたりで鳴いているだろうか。

小学生だったら、

「やった!これで自由研究バッチリ!!」

と喜ぶところなのだろうが。