猫といえば猫

朝から快晴。気温も20度を超えるが、爽やかで気持ちが良い天気だった。

先日スタッフのY氏が飼っておられた愛猫がなくなったと知った。昔から猫がお好きだと存じ上げていたし、ずいぶんしょげていらっしゃるとも聞いた。

今日の午後、作業に来られるのに合わせてお悔やみに何か送ろうと、思いついたのがワインだった。ワインがお好きだし、確か猫のラベルがついたワインもあったはず・・・。と、昼休みに近所のお酒やさんに向かった。

ざっと探すが、それらしいものはない。安価なチリワインに「猫かな?」というラベルのものはあったのだが、あまり可愛くない。

ドイツのワインで猫のラベルがあったような・・と探すのだが、見つからない。棚の端から端まで随分探したら、一番下の隅っこに見つけた。

猫のワイン

とにかくこれしかなかったので、購入。味を気に入っていただけるかどうかは別だ。気持ちである。

今日お会いしたらやはりずいぶん残念がっておられた。ペットロスとはこのようなことを言うのだろう。せめてワインを飲みながら愛猫を偲んでいただければと思う。

ちなみに、いままで何度か猫を飼ったことはあるが、場所がビニールハウスだったこともあり、いったい何匹に逃げられてしまったことだろう。周囲の野良猫にいじめられやすいという環境もあったとは思うが、「ずいぶん世話をしてやったし、美味しいものを食べさせて可愛がってやったのに・・・プンプン」という感じが強くてペットロスという気持ちにはあまりならなかった。

さすがにいなくなって数日は、鳴き声らしいものが聞こえると名前を呼んでみたりはしていたのだが。

ペットを亡くした悲しさで、もう二度と飼う気になれないという話もよく聞くが、その程度だったので、いままで何匹も飼えたのかもしれない。さすがに、「きっとまた同じように・・・」と思うので、おそらくもう飼うことはないだろう。

ちなみに、最初見たチリのワインのラベルはピューマだそうだ。猫といえば猫なのかな?

ワインのラベル買い

レコードに、「ジャケ買い」という言葉がある。若いときはいざしらず、今となっても、「ジャケ買い」できるほどの余裕もないし、ジャケ買いしたCDを楽しむほどの耳も持っていない。

今思うに、唯一、ジャケ買いしたのは、高校生の頃、CDプレイヤーを購入したものの、そもそもCD自体が数少なく、なんでもかんでも興味を惹かれて買った経験がある。

それが

住谷智 TATA 超未来幻想

というCDだった。ジャケットとタイトルに惹かれたが、今思うと???である。バカな高校生だったわけだ。

曲自体も何が何だかわからず、いつの間にか手放してしまった。

さて、今日はジャケ買いならぬ、ラベル買い。

立ち寄った店で、ハサミががついたラベルのワインを発見。ブドウの収穫や手入れ用のハサミだろう。

ワイン

スペインのワインのようで、値段もリーズナブル。激安というわけではなかったが。

もちろん、自分用ではなく、いつもお世話になっている庭師さんに渡そうと思う。

普段からハサミにはこだわっておられるし、お酒も好きなので。

ワイン

そもそも自分用のワインにはそんなことしない。ま、よくわからないので、ラベル買いするぐらいがいいのかもしれないが。

お味のほうは彼から聞いてみようと思う。

どういうタイミングで渡すか、いろいろ考えるのも楽しみだ。

あ、これはギフトなので「二つ手放す」ルールからはもちろん除外。ギフトの例外についても条件に加えなくては。